( 277004 )  2025/03/23 03:50:42  
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自民党兵庫県連会長の末松信介参院議員は、斎藤元彦兵庫県知事によるパワハラなどの疑惑を指摘し、第三者委員会の報告書を基に斎藤氏に県政の混乱収束に向けた行動を要求した。

自民県連の総務会に斎藤氏を招待しなかった理由や、報告書を真摯に受け止める姿勢が示された。

今夏の参院選については、末松氏と泉房穂氏の立候補で状況が厳しくなり、自民党が頑張る必要があると述べた。

(要約)

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自民党兵庫県連会長の末松信介参院議員=神戸市中央区 

 

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、自民党兵庫県連会長の末松信介参院議員は22日、神戸市内で開かれた県連の会合「総務会」で、疑惑を調べる第三者委員会の調査報告書などで斎藤氏による職員へのパワハラなどが認定されたことを挙げ、斎藤氏に対し「何が県政の混乱収束につながるのか考えてほしい」と訴えた。 

 

自民県連の総務会には従来、斎藤氏が出席していたが、今回は昨年11月の知事選で推薦しなかったことを理由に出席を求めなかった。 

 

末松氏は総務会のあいさつで、いずれも今月公表された県議会調査特別委員会(百条委員会)と第三者委の調査報告書について触れ、「県議会と知事の判断の重さは全く同等であると認識している。県政は知事一人が主役ではない」と指摘。「報告書が期待するところを真摯(しんし)に受け止め、何が県政の混乱収束につながるのかお考えいただきたい」と呼びかけた。 

 

斎藤氏は第三者委の報告書について、県議会2月定例会が閉会する26日以降に県としての見解を出す考えを示している。 

 

一方、今夏の参院選について、末松氏は元同県明石市長の泉房穂氏(61)が兵庫選挙区(改選3)から立候補を表明する予定だとし、「大変厳しい状況になってきた。(泉氏の立候補で)俄然(がぜん)頑張らないといけない」と強調した。自民からは現職の加田裕之氏(54)が立候補を表明している。 

 

 

 
 

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