( 278821 )  2025/03/30 03:32:40  
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高市早苗氏(2021年10月撮影) 

 

 自民党の高市早苗前経済安全保障相(64)が29日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。同番組に初出演となった高市氏に、お笑いタレントのほんこん(61)が、「高市さんは総理になるのですか?」と直球の質問を投げかけ、「前回(総裁選で)1位やったのに、2回目で…決選投票でひっくり返って、それで今の状態やろ? あのひっくり返した議員、全員出てこいと。ほんまに腹が立って、腹が立って…」と話した。 

 

 高市氏は「きょうは記念に、あの総裁選挙で負けた時の服を着てきました」とニヤリ。「私は2回、総裁選挙に出てるんですね、3年半前と去年と。それはやりたいことが山ほどあって。これとこれとこれとこれは絶対やったる、っていうのがあって。それからやっぱり、内閣総理大臣っていうのは、自衛隊の最高指揮官です。それを担うだけの、自分は気力、覚悟はあると、そういう思いでいます」と力を込めた。 

 

 出演者からの石破首相の10万円商品券配布問題についての質問に、「総理大臣が商品券を配らなきゃいけないっていうことは、知らなかったんですけど…」としつつ、「私の場合は、心遣いとしてよく使うのは、(地元である)奈良県の高山おかきか、奈良県産の靴下。でも3500円とかしますけどね。それぐらい…」と話す。 

 

 さらに、ほんこんの「今の自民党についてどう思っていますか?」との質問には、「これは自戒を込めて、おわびをしなきゃいけない。何をやりたい政党なんだか、よく分からなくなってきている」と述べる。 

 

 「自民党が政権を持っていたら…今持っているんですが…こういうことを次にやるんだ、っていうのが明確に見えないと、みんな分かんないですよね。ここをはっきりさせていきたい。特に財務省に洗脳されて、金を削ることばっかり考えていたらあかん。ほんまやったら投資&リターン。お金を入れたらそれがもうかって、税収になって、税率を上げんでも税収が増えて戻ってくる。こういう発想を広げられたらいいなと思います」と積極的な財政出動を主張した。 

 

 

 
 

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