( 280576 )  2025/04/05 06:49:17  
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中日・井上一樹監督 

 

■プロ野球 ヤクルト 1-1 中日 延長12回(4日 神宮) 

 

2連敗中の中日はヤクルトと延長12回を戦うも今季初の引き分け。2勝4敗1分で広島と並び最下位に転落した。 

 

試合は2回に6番・中田の適時二塁打で1-0と先制点を挙げる。先発の髙橋宏は、得意のヤクルトを相手に7回まで3安打無失点に抑える。しかし8回裏に1死から2つの四球と板山の失策で満塁のピンチを招くと、併殺崩れ間に失点し1-1の同点。その後両チーム得点なく延長戦へ入ると、11回表に村松、上林が四球で無死一、二塁。ここでベンチが4番・石川昂に代打・山本を送り、犠打を決め1死二、三塁。しかし板山は浅い右飛、中田は遊ゴロに倒れ勝ち越せず。延長11回は勝野、12回は松山が無失点に抑え引き分けた。 

 

スタメンは細川、カリステがベンチスタート。1番センター・岡林、2番ショート・村松、3番ライト・上林、4番サード・石川昂、5番セカンド・板山、6番ファースト・中田、7番レフト・大島、8番キャッチャー・加藤匠、9番ピッチャー・髙橋宏のオーダーを組んだ。 

 

相手先発・高梨に対し、初回岡林が中前安打を放つも、村松が空振り三振、上林が中飛、岡林が盗塁失敗と3人で終了。それでも2回に、先頭の石川昂が死球、板山が右前安打で無死一、二塁。ここで中田がレフトへ適時二塁打を放ち1-0と先制。なおも無死二、三塁だったが、大島は二ゴロ、加藤匠は空振り三振、髙橋宏は一ゴロと追加点を奪えず。 

 

髙橋宏は、前回の開幕戦3月28日・DeNA戦(横浜)は5回0/3を8安打、2四死球、2奪三振の5失点(自責5)で負け投手。ヤクルト戦は昨季4試合に登板、4勝0敗、防御率0.91と抜群の相性を誇った。 

 

立ち上がりはいきなり1番・赤羽に中前安打を浴びるも、長岡が犠打を試みるもファウルフライに打ち取り、赤羽も戻れず2死走者なし。西川も空振り三振に斬り3人で抑える。 

 

2回はサンタナ、茂木から空振り三振を奪い三者凡退、3回、4回も3人で退ける。 

 

5回は先頭のサンタナにボテボテの内野安打を浴び、初回先頭の赤羽に打たれて以来の走者を背負うも、オスナを投ゴロ、茂木を二ゴロで2死三塁。7番・濱田を迎えるも三ゴロに打ち取り1点を死守。 

 

打線は3回、4回、5回と高梨の前に好機をつくれず。6回表は先頭の岡林が四球で出塁、村松が犠打を決め1死二塁。しかし上林が右飛、石川昂が空振り三振に倒れ追加点を挙げられず。 

 

5回までわずか57球、2安打に封じている髙橋宏は6回裏も三者凡退。7回裏には2番・長岡を一ゴロに封じるも、西川に中前安打を許し、3番・サンタナを迎えるも見逃し三振、オスナも二ゴロに封じ1点差を守る。 

 

打線は7回は2死走者なしから代打・細川が四球も、加藤匠が三ゴロで得点できず。8回は先頭の9番・髙橋宏が右前安打を放つも、後続が凡退。 

 

しかし8回裏に1死から代打・宮本に四球を出すと、松本直の三ゴロを石川昂が二塁へ送球も、板山が捕球できずピンチを広げると、代打・山田に四球を出し1死満塁に。1番・赤羽は遊ゴロに打ち取るも併殺崩れとなり1-1の同点に。なおも2死一、三塁だったが、長岡は空振り三振に打ち取った。髙橋宏は8回、114球、3安打、2四球、6奪三振、1失点(自責0)で降板となった。 

 

9回表の攻撃は4番手・石山に対し、この回先頭の石川昂、板山が連続空振り三振に倒れ三者凡退に倒れていた。 

 

9回裏は2番手・清水が登板。1死から4番・サンタナに四球を出すと、オスナは三振に斬るも代走・岩田に盗塁を許し2死二塁。ここで茂木を迎えるも3ボールとなり敬遠、中村悠には死球を出し1死満塁。丸山和と対するも1球で二ゴロに封じサヨナラを阻止し今季初の延長戦へ。 

 

10回表は5番手・清水に対し、1死から加藤匠が右前安打を放ち、代打・辻本が犠打で2死二塁も、岡林が二ゴロに倒れる。10回裏は3番手・齋藤が三者凡退に抑える。 

 

延長11回表は、星に対し、先頭の村松、上林が四球で無死一、二塁。ここでヤクルトは木澤に交代すると、中日ベンチも4番・石川昂に代打・山本を送り、犠打を決め1死二、三塁。しかし板山は浅い右飛、中田は遊ゴロに倒れ勝ち越せず。11回裏は4番手・勝野が三者凡退。 

 

12回表は8番手・小澤に対し1死から加藤匠が四球、代打・樋口が犠打を決め二塁に進めると、岡林は申告敬遠で一、二塁。しかし村松が空振り三振でこの試合の勝利がなくなる。 

 

延長12回裏は、松山が得点圏に走者を背負うも無失点に抑え、今季初の引き分けでゲームセット。 

 

 

 
 

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