( 280831 ) 2025/04/06 07:09:21 0 00 中日・井上一樹監督
■プロ野球 ヤクルト 2-0 中日 (5日・神宮)
中日はヤクルトに散発3安打の今季3度目の零封負け。引き分けを挟み3連敗で借金3、広島がDeNAにサヨナラ勝ちしたため単独最下位に転落した。試合は2回、先発・松葉が無死二塁から山田に左翼席中段へ2点本塁打を浴び先制を許す。打線はヤクルト先発・ランバートに対して、6回に無死満塁の絶好機を作るも、上林が見逃し三振、細川が投ゴロ併殺打に倒れ無得点。8回の好機も生かせず零敗を喫した。
スタメンは1番センター・岡林、2番レフト・上林、3番はライト・細川、4番サード・石川昂、5番セカンド・板山、6番ファースト・中田、7番キャッチャー・木下、8番ショート・村松、9番ピッチャー・松葉を組んだ。
初回の攻撃はヤクルト先発の新外国人・ランバートに対し、岡林が遊ゴロ、上林が中飛、細川が見逃し三振に倒れた。
中日先発は松葉。前回登板の3月29日DeNA戦(横浜)では、7回94球被安打2、無四死球、無失点の内容で勝利投手。昨季ヤクルト戦は登板がなかった。その松葉の立ち上がりは、赤羽を左飛、西川を二ゴロ、サンタナを右飛に打ち取る。
2回は、石川昂が空振り三振、板山、中田が連続右飛に終わる。その裏の松葉は、オスナに左翼線際への二塁打を浴びると、山田に2球目のスライダーを左翼スタンド中段へ運ばれ、0-2。その後1死から中村悠に四球を与えたが、濱田、ランバートを2者連続遊ゴロとした。
3回は、1死から村松がピッチャー・ランバート強襲の投内安打で出塁、松葉の投犠打で2死二塁としたが、岡林が中飛に打ち取られた。その裏の松葉は、2番からの好打順を中飛、三ゴロ、右飛とわずか7球で抑える。
4回は、上林が空振り三振、細川が捕邪飛、石川昂が三ゴロと三者凡退。その裏の松葉は、先頭のオスナに2打席連続左翼線への二塁打を浴びたが、山田の左中間への当たりを上林がダイビングキャッチ。続く長岡を二ゴロ、中村悠を中飛に打ち取り、追加点を与えず。
5回は、板山、中田が2者連続右飛、木下が左飛とわずか10球で攻撃終了。その裏の松葉は、2死から赤羽に右翼線際への二塁打、西川にストレートの四球で一、二塁としたが、サンタナを空振り三振に斬った。
6回の攻撃は、ここまで村松の1安打に抑えられていたランバートに対し、先頭の村松が左中間を割る二塁打で出塁すると、松葉の代打・ブライトが右前安打、岡林が四球で無死満塁の絶好機を作る。しかし上林が見逃し三振、細川が投ゴロ併殺打に倒れ、無得点に終わった。
5回で降板した松葉は、86球、被安打4、奪三振1、与四球2、失点2(自責2)の内容。6回のマウンドに上がったのは、2番手・マルテ。そのマルテは、オスナを二ゴロ、山田を三邪飛、長岡を遊ゴロと3人で締めた。
7回はヤクルト2番手・清水に対し、石川昂が一邪飛、板山、中田が2者連続空三振で5度目の三者凡退。その裏、3番手・藤嶋が登板。2死から宮本にフルカウントから四球を出すも、赤羽を遊飛に抑えた。
8回はヤクルト3番手・田口に対し、1死から村松がセカンド・山田の失策で出塁すると、田口の暴投の間に村松が二塁進塁。1死二塁としたが、カリステは三ゴロ、岡林が遊ゴロに倒れた。8回裏は、4番手・祖父江が登板。2死からオスナに左二塁打も、続く山田を空三振に斬った。
9回はヤクルト4番手・石山が登板。2番からの好打順だったが、3者連続3球三振で試合終了。19イニング無得点に沈み、今季3度目の零封負けを喫した。
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