ホンダは、副社長である青山真二氏が業務時間外の懇親の場で不適切な行為があったとして、辞任することを発表した。

同社は青山氏の辞任を受けて、三部敏宏社長が月額報酬の２０％を２カ月間、自主返上することも決定した。

経営陣はこのような行為を受け入れられないとしており、人権尊重・コンプライアンス遵守を重視している。

（要約）

ホンダは７日、青山真二副社長が同日付で辞任すると発表した。写真は１月２５日、メキシコのクアウティトラン・イスカリで撮影（２０２５年　ロイター/Raquel Cunha） 

Kentaro Okasaka 

［東京　７日　ロイター］ - ホンダは７日、青山真二副社長が同日付で辞任すると発表した。業務時間外の懇親の場で不適切な行為があったとの訴えを受けていることが発覚。同日、青山氏が辞表を提出し、取締役会で辞職が妥当と判断したという。 

同社は事案を重く受け止め、三部敏宏社長が月額報酬の２０％を２カ月間、自主返上する。「経営をリードし、人権尊重・コンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場の者が、これらに反したとの訴えを受けるに至ったことは大変遺憾だ」としている。