石破首相は、アメリカのトランプ大統領の関税措置に対し、「90日間の一時停止を表明したとはいえ極めて遺憾」と述べました。

石破首相は、日本の産業への影響に対する支援を確認し、有事に対応するために日本の経済財政の信認を高める必要があると強調しました。

（要約）

FNNプライムオンライン 

アメリカのトランプ大統領の関税措置をめぐり、石破首相は「90日間の一時停止を表明したとはいえ極めて遺憾」と述べました。 

石破首相: 

我が国が措置の発動について再三懸念を表明したにもかかわらず、合衆国政府が米国時間9日から相互関税措置を発動したことは、その一部につき90日間の一時停止を表明したとはいえ、極めて遺憾であります。 

政府が開いた経済財政諮問会議で石破首相はこのように述べた上で、トランプ政権の関税措置の影響を受ける国内産業に対し、「必要な支援に万全を期す」と強調し、政府として企業の資金繰り支援などに取り組む考えを改めて示しました。 

また、こうした有事に対応するため、「日本の経済財政に対する市場の信認を確実なものにしていくことが重要」と述べました。 

フジテレビ,経済部