( 282919 )  2025/04/14 06:24:00  
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2025年の大阪・関西万博が開幕し、13日の午後には入場ゲート付近が大混雑した。

待ち時間が2時間半に及ぶ人もおり、入場できる時刻についての案内がないことに不満を抱く人もいた。

雨の中で待つ中、子供たちが泣き出す光景も見られ、一部の家族は警備員に対応して会場を離れるケースもあった。

混雑の影響で携帯電話の電波が繋がりにくかったり、電子チケットのトラブルが発生するなど、来場者から不満の声が上がった。

(要約)

( 282921 )  2025/04/14 06:24:00  
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午後になっても、入場ゲートには多くの人が列をなした=13日午後0時14分(柿平博文撮影) 

 

2025年大阪・関西万博が開幕した13日午後、会場最寄りの大阪メトロ夢洲駅そばの「東ゲート」前では入場に2時間半かかった人も出るなど大混雑した。 

 

午後1時頃から並びだしたという大阪府門真市の男性(70)は「何時ごろ入場できるかというアナウンスは特にないが、いったいいつになるか」と困惑した表情。13日以外でも入場できるチケットを購入しているといい、「天候を見ながら待てるところまで待ってみたい」と話した。 

 

雨風の中、進んでは止まるの繰り返しに「帰りたい」「ママもう無理」と泣き出す子供も。子供がいる家族同士でジュースやあめを分け合うシーンもあったが、「もう出ます」と警備員に申告して外に誘導される人も出るなどした。 

 

人が滞留しているからか、携帯電話の電波もつながりにくく、入場に必要な電子チケットの二次元コードが出せないというトラブルもあるなど、来場者からは不満の声が上がった。 

 

想定を超える混雑具合に、入場ゲート近くで雑踏警備に当たる男性警備員は「このまま入場者が増えていくと、駅の中まであふれてしまう」と険しい表情でつぶやいた。 

 

 

 
 

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