( 283976 )  2025/04/18 06:32:11  
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記者団の質問に答える石破首相(17日午前、首相官邸で)=川口正峰撮影 

 

 石破首相は17日、米国の関税措置を巡る日米間の交渉で早期合意を目指す方針が確認されたことについて、「率直で建設的な議論が行われた。次につながる協議が行われたと評価している」と語った。訪米中の赤沢経済再生相から米国との交渉結果の報告を受けた後、首相官邸で記者団に語った。 

 

 首相は、自身の訪米に関しても「最も適切な時期にトランプ大統領と直接会談することを当然考えている」と意欲を示した。政府内では、トランプ氏が日本との協議を「最優先」する意向を伝えたことを前向きにとらえる見方もあるが、首相は「もちろん今後とも容易な協議とはならない」との認識を示した。 

 

 日米は、2回目の閣僚級協議の月内開催や事務レベルの協議の継続でも一致しており、政府は次回の閣僚級協議に向け、引き続き関係省庁が連携して準備を急ぐ考えだ。 

 

 

 
 

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