( 284329 )  2025/04/19 07:28:20  
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滋賀県庁の滋賀県議会では、共産党の中山和行議員が自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と発言し、それが自衛隊員に対する侮辱や差別に当たるとして、県自衛隊家族会が抗議の申し入れ書を提出。

中山議員が所属する同党県議団は謝罪した。

18日の県議会議会運営委員会では、代表が謝罪し、議長は家族会への対応について話し合いが必要だと述べた。

(要約)

( 284331 )  2025/04/19 07:28:20  
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滋賀県庁 

 

 滋賀県議会の中山和行議員(共産党)が本会議で、自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と発言したのは隊員に対する侮辱や差別に当たるとして、県自衛隊家族会が抗議の申し入れ書を議長宛てに提出していたことが18日、明らかになった。中山議員が所属する同党県議団は「不適切だった」と謝罪した。 

 

 議事録によると、中山議員は3月19日、陸自饗庭野(あいばの)演習場(高島市)での実弾射撃訓練中止を求める意見書提出に関する請願の討論で、陸自と米陸軍が行う実働訓練について「人殺しの訓練」「人殺しのための訓練」と述べた。 

 

 この発言について、同家族会は今月15日までに「自衛隊員に対する侮辱に他ならず、自衛隊員という職業に対する差別にもつながりかねないものであり、強く憤りを覚える」「県議会で厳正に対処を」との申し入れ書を有村國俊議長宛てに出した。 

 

 18日の県議会議会運営委員会で、共産党県議団の節木三千代代表が「不適切な発言だった。おわびしたい」と謝罪した。有村議長は取材に対し、節木代表に口頭で厳重注意したと明かした上で、家族会への対応については「(同党県議団の)2人がどうされるか分からないが、当事者間の話が大事だと思う」と述べた。 

 

 

 
 

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