( 284881 )  2025/04/22 02:53:56  
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FNNプライムオンライン 

 

開幕から1週間がたった大阪・関西万博。 

20日までの総入場者数は、関係者を含め70万人を超えました。 

 

来場者は「楽しかった!」「命の未来館でアンドロイド見ました。あれが最高に良かったです」などと話しました。 

 

今週末から始まるゴールデンウィークには、さらに多くの人が来場するとみられています。 

 

そんな万博会場の出入り口付近で、ある動画が撮影されました。 

 

複数の人が行き交う場所で男性が怒鳴っています。 

その前で土下座をするのは、万博の警備員とみられます。 

 

現場は、万博会場の西ゲート付近。 

17日の午後4時ごろ、大きな怒鳴り声を耳にした男性が撮影を始めました。 

 

動画の撮影者: 

男性が怒って怒鳴っていて、警備員さんに「土下座しろ」的な大きな声を発して、(撮影始めたら)警備員さんが土下座したという状況です。(2人の間に)何があったかっていうのは確証がないので言えないんですけど、「土下座しろ」っていう大きい声が聞こえて、そのまま警備員さんが土下座したって感じです。(自分の)横にもう1人警備員さんがいて、その怒鳴っている時に「これがカスハラなんだな」っていう話をしていました。 

 

怒鳴っていた男性は、このあとやってきた家族とともに立ち去ったといいます。 

 

動画の撮影者: 

家族の方は申し訳なさそうに「すみません」って言ったのかわからないんですけど、申し訳なさそうにしていましたね。 

 

公衆の面前で土下座をする、この動画。 

従業員などに対し過度なクレームを行う、カスタマーハラスメントに当たるのでしょうか。 

 

専門家は「カスハラに当たる可能性はある」としつつも、次のような点が重要だと指摘します。 

 

亀井正貴弁護士: 

具体的に土下座をする前に(男性が警備員に)何を言っているかが問題ですね。(Q.土下座だけではカスハラにならない?)例えば、ここの警備員・従業員が必要以上に謝ろうと思って(土下座を)自主的にやった可能性は排斥できないので、(男性から)何らかの嫌がらせ的な言動があったことによって土下座に至ったという立証が必要。 

 

また、万博の運営側に対しては「従業員が気持ち良く働ける環境を確保する必要がある」としています。 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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