( 284926 ) 2025/04/22 03:45:40 0 00 FNNプライムオンライン
13日の開幕から1週間がたった大阪・関西万博。 20日までの総入場者数は、関係者を含め70万人を超えた。
来場者からは「楽しかった!」、「命の未来館でアンドロイドを見ました。あれが最高に良かったです」などの声も聞かれ、異文化交流や最先端技術の体験などをすでにたくさんの人が堪能している様子。
ゴールデンウィークには、さらに多くの人が来場するとみられている。
そんな万博会場の出入口付近で撮影されたある動画が今、注目を集めている。
複数の人が行き交う場所で腕を組み、怒鳴っている男性。
その前で土下座をするのは、万博の警備員とみられている。
現場は万博会場の西ゲート付近で、17日午後4時ごろ、大きな怒鳴り声を耳にした男性が撮影を始めたという。
動画の撮影者: 男性が怒って怒鳴っていて…。警備員さんに「土下座しろ」的な声で大きな声を発して、(撮影を始めたら)警備員さんが土下座したという状況です。
(2人の間に)何があったかっていうのは確証がないので言えないんですけど、「土下座しろ」っていう大きい声が聞こえて、そのまま警備員さんが土下座したって感じです。
動画撮影者の横には、警備員がもう1人いたということで、「これが“カスハラ”なんだな」と話していたという。
なお怒鳴っていた男性は、このあとやってきた家族とともに立ち去ったとのこと。 その時の家族の様子は、申し訳なさそうにしていたという。
公衆の面前で土下座をするこの動画だが、従業員などに対し過度なクレームを行うカスタマーハラスメント(カスハラ)にあたるのか。
専門家はカスハラにあたる可能性はあるとしつつも、次のような点は重要だと指摘する。
亀井正貴弁護士: 具体的に土下座をする前に、(男性が警備員に)何を言っているかが問題ですね。
例えば、この警備員・従業員が、必要以上に謝ろうと思って自主的にやった可能性は排斥できないので。(男性から)何らかの嫌がらせ的な言動があったことによって、土下座に至ったということまでの立証が必要になると思います。
また、万博の運営側に対しては、「従業員が気持ちよく働ける環境を確保する必要がある」と指摘した。 (「イット!」4月21日放送より)
イット!
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