( 285004 )  2025/04/22 05:16:24  
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トランプ米大統領は、最近のSNSの投稿で、日本の自動車の安全基準に関連して、ボウリングの球を使った試験が米国車の対日輸出を妨げていると述べた。

彼は各国が米国製品の輸出を難しくする非関税障壁について懸念を表明し、日本の「ボウリング球試験」を例に挙げた。

これにより、自動車などの米国製品が他国で市場に参入する際に困難が生じていると主張している。

(要約)

( 285006 )  2025/04/22 05:16:24  
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米ホワイトハウスで2025年4月17日、イタリアのメローニ首相との会談に際して話すトランプ米大統領=AP 

 

 トランプ米大統領は20日、自身のSNSへの投稿で、米国からの輸出を妨げる各国の「非関税障壁」を列挙するなかで、「日本のボウリング球試験」を挙げた。日本の自動車の安全基準をめぐり、ボウリングの球を車にぶつけて強度を測る試験が米国車の対日輸出を阻んでいるという主張とみられる。トランプ氏は第1次政権時にも同様の発言をし、当時、米ファクトチェック団体は誤りだと指摘している。 

 

 トランプ氏は、各国が米国製品にかける関税だけでなく、米国製品の輸出を難しくしている規制や商慣行も、日本など各国に高関税をかける理由だとしている。 

 

 20日の投稿は「関税によらない不正行為」と題して、為替操作、付加価値税(消費税)、不当廉売(ダンピング)、政府補助金など八つを列挙。そのうち「保護主義的な技術基準」の例として「日本のボウリング球試験」を挙げた。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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