( 285014 ) 2025/04/22 05:28:02 1 00 最近、青森県産のコメが都内のスーパーで増えており、価格も比較的安いことが注目されている。 |
( 285016 ) 2025/04/22 05:28:02 0 00 「青森産米」急増? 安い米調べてみると…
最近、都内のスーパーなどで増えている「青森県産のコメ」。なぜ増えているのか、そしてなぜ安いのか追跡しました。
八戸都市圏交流プラザ 8base 高橋泰恵女将 「(Q.1キロ750円、5キロだと価格は?)3750円ですね」
5キロで3750円。この安さ、一体どのようなコメなのでしょうか。
高橋女将 「(Q.何のコメ?)『はれわたり』青森県の南部町のコメ。ほかのコメと比べると、ずいぶん安いのでは。手に取りやすいという感じ」
実は今、価格の安い青森県産米が都内のスーパーに出回っていると言います。実際に番組がスーパーを取材すると…。
アキダイ 秋葉社長 「普段、うちの店で売ったことのないようなコメを、“おいしい”というので おすすめしていただいて。通常のコメより400円くらい安く入ってきたので。それは、非常に売れ行きがよかった」 「(Q.それがどこ産のコメ?)青森なんですよ」
スーパーに30年以上携わる秋葉社長も、この状況に驚きを隠せない様子です。
秋葉社長 「青森の『まっしぐら』という名前。正直言って、いままで私も聞いたことがなかった。あまり、お店に並んでいるのも見たことがない。私も長年こういうお店をやっているなかで、そういうコメを売ったことがないという印象」
アキダイでは入荷してすぐに売り切れてしまったということです。
青森県は近年、ブランド米の「まっしぐら」や「青天の霹靂」を筆頭に県をあげてコメをPRしています。なかでも「はれわたり」は、「あきたこまち」や新潟産「こしひかり」と同じ特A評価を2年連続で受けている“新米”青森県産のブランド米です。
高橋女将 「あまり店に並んでいるのも見たことがない。比較的新しいコメなので」
そんななか、最近はその状況が少し変わってきています。
客 「(Q.(青森県産を)スーパーで見る?)見ます、見ます」 「よく見かけますよ」
高橋女将 「はい、私も見かけます」
先週発表された、都市別のコメ5キロあたりの小売価格では、八戸・青森が上位に名を連ねています。
ということで、番組が21日に価格の最も安かった八戸に向かいました。カニやエビなど、地元の食材が一堂に会した市場。主役のコメは、どこにあるのでしょうか?
案内された先には、東京で今大注目の「はれわたり」に「まっしぐら」がずらっと用意されています。
八食センター 大澤次郎店長 「コメのコーナーがこちらになっています」 「おかげさまで青森県産米は3銘柄ありますが、特A米もあるので味に関しては自信がある」
ではなぜ、青森県産は安いのでしょうか?
大澤店長 「確かに首都圏に比べては、コシヒカリとかと比べると、これからのブランドになっていまして値段が安くなっている」 「非常に人気があるコシヒカリに比べると、青森県産米はそこまで需要がないというところで価格が安くなっているのではと思う。まだまだ若い。私たちとしても、(需要が)増えていけばという銘柄」
すでに人気は県外からもあるそうで…。
大澤店長 「八食センターは多くのインバウンドの客が来店している。多くの客がコメを購入しているというのも事実」
21日も観光客が青森県産米のコメに興味津々です。
静岡から 「静岡ではコメが店に並んでいない。それで、こちらに来たらあったので」 「安いよね」 「値段も安いし」
横浜から 「少し安いと思う。これは関東には売っていないので、食べてみたいと思うんですけど。お手頃かな」
観光客にも大人気ですが、もちろん地元の人も大絶賛です。
青森県民 「まっしぐら、これをおもに食べている。まっしぐらおいしいですよ。味がはっきりしている。食べた感じがおいしい」
県内外から絶賛の声が上がる青森県産米も、昭和の時代から日本に浸透しているコシヒカリなどに比べると、まだまだ認知度が低いのも事実です。そういったブランドとしての年数の浅さが一因と考えられています。
もう一度、東京に目を向けてみると。
客 「青森県でおコメを取れたんだという感じ」
気になるそのお味は?
客 「食感とかは非常に良い感じ。おいしい。柔らかみ・ふんわり感はある」
客 「炊き方もあると思うけど、甘さが際立っている、このおコメ」
刺し身にも、漬物にも、何と一緒に食べても相性は抜群です。皆さんも青森県産米、出会った際には試してみては。
テレビ朝日
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