( 285936 )  2025/04/25 06:56:52  
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万博会場の大屋根リングに上り、場内を視察する経済同友会の新浪剛史代表幹事(右)=24日午後、大阪市此花区(井上浩平撮影) 

 

経済同友会の新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス会長)らが24日、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれている2025年大阪・関西万博の会場を視察した。会場のシンボルとなっている大屋根リングの閉幕後の活用について「将来的にもあったらいいなと感じたが、大いに議論して決めるべきだ」と述べた。 

 

新浪氏は、他の政財界の関係者らとともに日本国際博覧会協会の副会長を務めている。視察には経済同友会の副代表幹事や会員企業の関係者ら約50人が参加。万博成功に向けた首都圏の企業での機運醸成などを目的に実施し、新浪氏は中国パビリオンなどを訪問した。 

 

新浪氏は大屋根リングを歩いた後「ロケーションが素晴らしく、よくぞこういうデザインをしてくれた」と語った。閉幕後の扱いについては解体や一部保存などの案が出ているが、「当初からいろいろなプランがある。こういう(将来的にもあったらいいという)思いがたくさんこれから出てきて、関係者で大いに議論して決めるべきだ」と話した。(井上浩平) 

 

 

 
 

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