( 286389 )  2025/04/27 04:20:16  
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富士山を撮影するために外国人観光客が大挙して訪れる「オーバーツーリズム」が問題となっている。

この問題に関連し、富士吉田署は富士河口湖町のホテル経営者(52)と中国籍の男4人を逮捕した。

彼らはホテルの前の他人の敷地に生えていた樹木を無断で伐採した容疑が持たれており、富士山の景色をより見やすくするために行った可能性があるとされている。

経営者は容疑を認めている。

ホテルは河口湖畔の高台に位置し、自然豊かな環境で客をもてなしていた。

(要約)

( 286391 )  2025/04/27 04:20:16  
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富士山を撮影しようと外国人が殺到するオーバーツーリズムが問題となっている(昨年11月、富士河口湖町で) 

 

 経営する富士河口湖町のホテル前に生えていた他人の敷地の樹木を無断伐採したとして、富士吉田署は26日、ホテル経営者(52)ら中国籍の男4人を器物損壊容疑で逮捕したと発表した。捜査関係者によると、富士山の景色を見やすくするために伐採した可能性があるという。 

 

 発表などによると、4人は共謀して2021年12月30日~22年1月20日、同町大石で、ホテルに隣接する他人の敷地内に生えていた樹木23本の枝を伐採したり、幹に除草効果のある薬剤を注入して枯らしたりした疑い。経営者の男は容疑を認めているという。 

 

 経営者の逮捕は今月26日。ほかの3人(いずれも40歳代)が実行役だったとみられ、昨年9~10月に逮捕されていた。被害関係者から相談があり、同署が捜査していた。 

 

 ホテルは河口湖畔の高台にある。ホームページによると、「富士山の眺望、河口湖の豊かな自然に包まれて」などとうたい、「河口湖の豊かな自然に囲まれたロケーションで優雅なひと時をお過ごしください」と記載。湖越しの富士山の写真を使用するなどしていた。 

 

 

 
 

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