( 287181 ) 2025/04/30 04:40:23 0 00 29日、台湾南部・高雄市の廟「紅毛港保安堂」で、安倍晋三元首相の銅像に献花する高市早苗・前経済安全保障担当相(手前左)ら(西見由章撮影)
【高雄=西見由章】台湾を訪問している自民党の高市早苗前経済安全保障担当相ら国会議員4人は29日、南部・高雄市の廟(びょう)「紅毛港保安堂」を訪れ、安倍晋三元首相の銅像に献花した。隣接地で整備されている「安倍記念公園」の石碑の除幕式にも参加した。
銅像は2022年7月に安倍氏が銃撃された翌日、保安堂が弔問記帳台を設置したことをきっかけに地域住民らの寄付で設置された。高市氏は保安堂関係者や住民に謝意を示した上で「今回の訪台で、安倍元首相がどれほどたくさんの素晴らしい財産を日本人や台湾の皆さまに残したかを知った。日台の深い友情を守り続けていく」とあいさつした。
記念公園は保安堂が公有地約1700平方メートルを借り受け、地域住民らの寄付を基に日本式の鳥居や芝生などの整備を進めている。今年夏ごろに完成予定という。
高市氏はいずれも自民の黄川田仁志、尾崎正直両衆院議員や佐藤啓参院議員らと27日から3日間の日程で訪台し、28日には頼清徳総統や林佳竜外交部長(外相に相当)と会談した。
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