日本銀行の金融政策決定会合が30日から行われ、アメリカの関税政策の影響を見極めるため、利上げが見送られる可能性があると報じられている。

トランプ大統領の関税政策発表以降、株価や円相場が乱高下しており、日銀の植田総裁は先週の会見で関税政策の影響に注意する姿勢を示した。

このため、市場では日銀が利上げを見送り、金融政策を現状維持するとみている。

（要約）

All Nippon NewsNetwork(ANN) 

日本銀行では30日から金融政策決定会合が行われます。アメリカの関税政策による影響を見極めるため、利上げは見送られるという見方が広がっています。 

　今月、トランプ大統領が世界各国への相互関税などを発表して以降、日経平均株価や円相場が乱高下しました。 

　経済の先行きが不透明になるなか、植田総裁は先週の会見で、関税政策の影響を「特に注意して見ていく」と慎重な姿勢を示しています。 

　このため市場では、日銀が追加の利上げを見送り、現状の金融政策を維持するとの見方が広がっています。 

テレビ朝日