防衛省は3日、沖縄県・尖閣諸島沖で領海に侵入した中国海警船から飛び立ったヘリコプター1機が、同島沖の上空を約15分間飛行したと発表した。
中国機による領空侵犯は、長崎県・男女群島沖を飛行した昨年8月の中国軍機以来で4回目で、尖閣諸島沖では3回目。
同省や第11管区海上保安本部(那覇市)によると、同日午後0時18分ごろから海警船4隻が、同島沖の領海に相次ぎ侵入。うち1隻からヘリコプター1機が発艦し、日本の領空を同0時21~36分ごろ飛行した後、再び海警船に着艦した。