加藤財務相はアメリカ国債の売却を交渉手段としないことを明言しました。

ASEANと日中韓の財務相・中央銀行総裁会議などの訪問中に述べました。

加藤財務相は、アメリカ国債を持っていることを認め、「交渉のカードは全て盤上に置き、議論を進める」と述べました。

また、アメリカに関税措置の見直しを強く求めると各国に説明したことを明らかにしました。

（要約）

FNNプライムオンライン 

アメリカ国債売却を手札にしないと明言です。 

加藤財務相は、トランプ大統領の関税政策を巡る交渉で「アメリカ国債の売却を交渉の手段とすることは考えてはいない」とASEAN（東南アジア諸国連合）と日中韓の財務相・中央銀行総裁会議などのため訪問中のイタリアで述べました。 

加藤財務相は2日、テレビ番組で、「日本がアメリカ国債を持っているのは事実」として「交渉のカードは全て盤上に置いて議論していくのは当然」と述べていました。 

一方、加藤財務相は会議で「アメリカに関税措置の見直しを強く求めていく」と、各国にあらためて説明したことを明らかにしました。 

フジテレビ,経済部