中国の海洋調査船「海科001」(第11管区海上保安本部提供)
第11管区海上保安本部(那覇)は11日、沖縄県の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国の海洋調査船「海科001」がパイプのようなものを海中に下ろしているのを確認したと発表した。同意のない海洋調査の疑いがあるとみて、海保の巡視船が無線で中止を要求した。
11管によると、現場は尖閣諸島(同県石垣市)大正島の北北東約236キロのの海域。海保の巡視船が11日午前6時半ごろ、「海科001」の右舷からパイプのようなものを海中へ延ばしているのを確認した。