大阪府警察は、大阪市中央区のすき家でお茶のピッチャーに直接口を付けて飲んだとして、16歳の少女2人を威力業務妨害容疑で書類送検した。

少女たちは飲む様子を撮影した動画をSNSに投稿していた。

他の事件でも、愛知県では回転ずしのしょうゆ差し、栃木県ではラーメン店でのニンニク容器のスプーンを口に入れる行為がSNSで投稿されて逮捕された。

（要約）

大阪府警本部 

　大阪市中央区の牛丼チェーン「すき家」の店舗で、お茶が入ったピッチャー（水差し）に直接口を付けて飲んだとして、大阪府警は15日までに、威力業務妨害容疑で、いずれも16歳の少女2人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。飲む様子を撮影した動画が交流サイト（SNS）に投稿、拡散されていた。 

　捜査関係者によると、書類送検容疑は共謀して、2月1日、ピッチャーに入ったお茶をじか飲みし、店側に洗浄させるなどして業務を妨害した疑い。 

　府警は投稿された動画などから少女らを特定。供述を基に裏付けを進めていたという。 

　飲食店の迷惑行為を巡っては、2023年に回転ずしでしょうゆ差しに口を付けたような動画をSNSに投稿したとして、愛知県警が3人を逮捕。栃木県警も同年、ラーメン店でニンニク容器のスプーンを口に入れて戻す様子を動画撮影したとして男2人を逮捕した。