( 292012 )  2025/05/18 07:03:38  
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中日・井上一樹監督 

 

■プロ野球 巨人 1-0 中日 (17日 東京ドーム) 

 

中日はリーグ最多の今季9度目の完封負けで巨人に2連敗。カード負け越しとなり、16勝20敗2分で今季最多タイの借金4。これで巨人戦は6連敗で今季1勝6敗、東京ドームでは昨季から9連敗となった。 

 

試合は先発・髙橋宏が2回に自らの悪送球もありピンチを招くと、中山に先制打を浴び0-1。打線は相手先発・グリフィンの前に7回まで二塁すら踏めず、3安打無得点に抑えられる。さらに8回は大勢、9回はマルティネスの継投の前に力尽き、わずか3安打無得点に終わった。 

 

髙橋宏は7回を投げ今季最多の116球、4安打、4四球、7奪三振、1失点(自責0)も両リーグ最多の5敗目を喫した。 

 

前日の試合で先発の金丸、吉川に逆転3ランを打たれ負け投手となった齋藤が登録抹消。 

 

髙橋宏は今季8度目の登板、2勝4敗、防御率3.92。前回の10日・阪神戦(甲子園)は7回2安打2失点(自責2)で負け投手。巨人戦は今季初登板、昨季は2試合に登板し1勝0敗、計14イニングで9安打無失点に抑えた。 

 

スタメンは1番センター・岡林、2番セカンド・田中、3番ライト・上林、4番ファースト・カリステ、5番レフト・カリステ、6番ショート・山本、7番サード・ボスラー、8番キャッチャー・木下、9番ピッチャー・髙橋宏のオーダーを組んだ。 

 

相手先発左腕・グリフィンに対し、初回1死から田中が右前安打を放つも、上林は見逃し三振、カリステが右飛に倒れる。続く2回は三者凡退。 

 

髙橋宏は初回は田中の好守もあり三者凡退。しかし2回に先頭のキャベッジに右前安打を浴びると、増田陸の投ゴロで併殺かと思われたが、二塁への送球が逸れ無死一、二塁。ここで6番の中京大中京高の同期、中山に中前適時打を浴び0-1と先制点を献上。 

 

打線は3回、2死から岡林が左前安打を放つも、田中が中飛に倒れる。 

 

髙橋宏は3回は3者連続三振に斬り、2回2死から4者連続三振。4回は1死からキャベッジに四球を出すも、増田陸を空振り三振、中山を遊ゴロに打ち取る。さらに5回は2死から9番・グリフィンに右前安打を許すも、浅野をフォークで空振り三振に仕留め追加点は許さず。 

 

打線は4回、5回と連続で三者凡退に終わる。それでも6回に先頭の髙橋宏が中前安打を放ち出塁。しかし岡林が空振り三振、田中は一飛、上林が空振り三振と後続が凡退する。 

 

髙橋宏は直後の6回裏、2つの四球と内野ゴロで2死一、三塁のピンチを招くも、中山を右飛に打ち取る。さらに7回も続投するが、先頭のヘルナンデスに左前安打、岸田に犠打を決められ1死二塁。それでも代打・大城卓を空振り三振、浅野のところで暴投、四球を与え一、三塁となるも、泉口を中飛に打ち取り雄たけびを上げる。 

 

髙橋宏は、7回を投げ今季最多の116球、4安打、4四球、7奪三振、1失点(自責0)の熱投で降板。 

 

しかし打線は7回に4番・カリステからも三者凡退に終わると、8回は大勢の前にわずか10球で三者凡退。 

 

9回は巨人の守護神・マルティネスに対し、先頭の岡林がマルティネスの失策で出塁。田中は犠打を決め、上林の投ゴロでも進塁し2死三塁。しかしカリステが右飛に倒れゲームセット。 

 

 

 
 

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