国民民主党の玉木雄一郎代表は、国民民主の政党支持率が下落したことについてインターネット上での批判を受け止めており、支持をしてくれた人々に不信感を与えることを避ける必要があると述べた。

共同通信社の調査で支持率が低下していることや、夏の参院選での候補者選定に関する影響も指摘されているが、玉木氏はより詳細な説明が必要だと語った。

（要約）

江藤農水相の発言を受け記者団の取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表＝19日午後、国会内（春名中撮影） 

国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、報道各社の世論調査で国民民主の政党支持率が下落したことについて「インターネット上でさまざまな批判の声が上がっていることを全部見ているし、受け止めている」と述べた。「一生懸命踏ん張って支援をしていただいた方々に不信感を与えるような形になってはいけない」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。 

共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査で国民民主の支持率は13・2％で、前回調査からは5・2ポイント下落した。国民民主内では、夏の参院選比例代表に山尾志桜里元衆院議員ら4人の国会議員経験者を擁立したことへの影響を指摘する声もある。 

玉木氏は「擁立の意義や理由などをよりきちんと説明していくことが必要なんだろうと思う」との見解を示した。