( 292475 )  2025/05/20 07:35:11  
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佐賀市で講演した江藤拓農相が、自身はコメを買ったことがないと述べ、支援者からたくさんもらうため家にはたくさんあると発言。

これに対して価格高騰に悩む国民に配慮が足りないとの批判が出ている。

コメ価格の上昇について批判があり、江藤氏は批判を受けて発言が適切でなかったと釈明。

辞任は否定し、結果を出すことで対応したいと述べた。

参院予算委員会では、備蓄米の放出について責任を感じて陳謝した。

(要約)

( 292477 )  2025/05/20 07:35:11  
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参院予算委の集中審議で答弁する江藤農相=19日午前 

 

江藤拓農相 

 

 自民党の江藤拓農相が佐賀市で18日に行った講演で、価格高騰が続くコメに関し「(私は)買ったことがありません。支援者の方々がたくさんコメを下さるので、まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」と発言したことが19日、分かった。生活負担の増加に国民が苦しむ中、価格の安定化に取り組む担当閣僚の発言として不適切だとの批判を浴びるのは必至だ。自民党佐賀県連の政治資金パーティー「政経セミナー」で述べた。 

 

 コメ価格は昨年秋ごろから上昇傾向が本格化した。農林水産省は今年3月になって、政府備蓄米の放出を始めたが「取り組みが遅い」との批判が上がっていた。 

 

 江藤氏は19日、農水省内で記者団の取材に応じ「売るほどあるというのは言い過ぎた。批判はあると思う。消費者の方々に対する配慮が足りなかった」と釈明した。「結果を出すことで応えたい」と語り、自らの進退については辞任を否定した。 

 

 同日の参院予算委員会で江藤氏は、備蓄米の放出に関し「国民の期待する結果が出せておらず、大変重く責任を感じている」と陳謝した。 

 

 

 
 

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