( 292522 )  2025/05/20 08:21:30  
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 5月19日、石破茂首相(写真)は参院予算委員会で、減税の有無を問われ「金利がある世界の恐ろしさを認識する必要がある。減税して財源を国債で賄うことはしない」と述べた。写真は4月、都内で代表撮影(2025年 ロイター) 

 

Yoshifumi Takemoto 

 

[東京 19日 ロイター] - 石破茂首相は19日の参院予算委員会で、減税の有無を問われ「金利がある世界の恐ろしさを認識する必要がある。減税して財源を国債で賄うことはしない」と述べた。浜野喜史委員(国民)への答弁。 

 

石破首相は「財政的制約を政策(遂行の)エクスキューズに使ったことはない」としつつ、「金利がある世界が現出しており、日本の財政状況はギリシャよりよろしくない。税収も増えているが、社会保障の費用も増えている」と述べ、財政規律の重要性を強調した。 

 

加藤勝信財務相も「海外では市場の信認が失われ国債の金利上昇、債務不履行となるケースもあり、日本でそのようなことがないよう市場からの信認の維持が必要」と述べた。 

 

 

 
 

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