( 292745 )  2025/05/21 06:17:10  
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農林水産省の江藤拓農相が、閣議後記者会見での失言についてSNSでの批判を朝までチェックし反省していたことを明かした。

19日に発言を撤回しなかったことについても、「潔くなかった」と陳謝した。

石破茂首相から厳重注意を受けつつも、政府備蓄米の放出により高騰するコメ価格の低下に向けて激励されたと述べ、続投に意欲を示している。

(要約)

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閣議後記者会見で発言への批判をSNSで朝方までチェックしていたと語る江藤拓農相=東京都千代田区の農林水産省で2025年5月20日午前9時37分、中津川甫撮影 

 

 江藤拓農相は20日の閣議後記者会見で、「コメを買ったことはない」などと発言し批判を浴びて撤回したことについて、「(発言を批判する)ユーチューブとかSNS系を(今日の)朝明るくなるまでずっと見ていた。目を背けずにしっかりと見た上で、職務に励むべきだと思った」と反省の弁を述べた。 

 

 また一連の失言が明らかになった19日、江藤氏は記者団に対し、当初は発言を撤回せず修正すると説明したことについて、「やっぱり適切ではなかったとすぐ思った。潔くなかった」と陳謝した。 

 

 石破茂首相から発言について厳重注意を受ける一方、政府備蓄米の放出により高騰するコメ価格の低下に向けて激励されたとも説明。江藤氏は「私自身が備蓄米の放出を決断した本人でもあり、お許しをいただいて、最後まで私が責任を取るところまでやらせていただきたい」と続投に意欲を示した。【中津川甫】 

 

 

 
 

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