( 292927 )  2025/05/22 04:43:08  
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日テレNEWS NNN 

 

ペダル付き原付バイク「モペット」を無免許で運転し、自転車に乗った男性に衝突し大ケガをさせた罪などに問われた大学生の藤井愛斗被告(22)に対し、東京地裁は21日、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。 

 

藤井被告は去年10月、東京・世田谷区の路上で無免許で「モペット」を運転したうえ、時速およそ33キロで一方通行の道路を逆走し、自転車に乗っていた50代の男性に衝突し頭部に全治不明の大ケガをさせた無免許危険運転致傷の罪と、2人乗りしていた知人に、無免許運転を隠すために身代わりなるよう依頼した罪にも問われていました。 

 

東京地裁は21日の判決で、「藤井被告は免許を取り消された後にモペットを購入しており、無免許運転を繰り返す中で犯行に及び、身代わりの犯人になるよう友人に何度も頼んで極めて身勝手」と指摘。 

 

そのうえで、「被害者はいまも、左半身まひなどの重い障害が残っていて結果は極めて重い」「運転前には飲酒したほか、本件事故の後にはモペットと同種の車両を新たに入手して運転しており、交通規範意識は欠如しているといわざるをえず、刑事責任は重い」として、懲役3年の実刑を言い渡しました。 

 

 

 
 

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