( 293949 )  2025/05/26 03:01:32  
00

米高騰の中、「時給10円」を訴える米農家、1000万円以上の所得の事業者も。収益の差はどこに #生活危機

Yahoo!ニュース オリジナル 特集 5/25(日) 18:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/7efb994734ffc2d6547ac9a99f36e0b8a58df9b7

 

( 293950 )  2025/05/26 03:01:32  
00

令和の百姓一揆では、3月にトラクターを使いながら多くの人が行進し、農業の危機を訴えました。

2025年には米の価格が高騰し、農家の厳しい経営状況が問題視されています。

山形県を中心に米農家の状況が取材され、規模による収入の差、若い新規就農者の増加などが報告されました。

米農家の所得や経営状況には大きな格差があり、個人農家が減少する一方で、法人による大規模化が進んでいます。

この大規模化は若い世代にも収入の安定を提供する一方、小規模農家の離農を促す要因となっています。

(要約)

( 293952 )  2025/05/26 03:01:32  
00

「令和の百姓一揆」では、トラクターとともにたくさんの人たちが行進し、農業の危機を訴えた 

 

2025年、米の価格は前年比2倍以上になり、高騰は収まりを見せない。一方で、高騰による恩恵はほとんどなく、厳しい経営状況を訴える農家は少なくない。3月末には「時給10円」の改善を訴えたデモもあった。そこで、米農家を取りまく状況を調べてみると、規模によって収入に大きな差があることがわかった。一方、山形県では昨今若い新規就農者が増えてもいる。米農家はどうなっていくのか。山形県の米農家を中心に取材した。(文・写真:科学ライター・荒舩良孝/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 

 

桜の満開が発表された3月末、東京都心の青山から代々木公園までの道路にトラクターが姿を現した。その数、約30台。街ゆく人々も、ふだん街中で目にすることのないトラクターを珍しそうに眺めていた。 

 

トラクターには「未来の子どもたちにも国産の食を味わってもらうために」「すべての農民に所得補償を」といったのぼりが掲げられていた。デモ行進「令和の百姓一揆」だ。 

 

埼玉、千葉、茨城、福島、新潟など、各地からやってきた農家や賛同した人など、3000人以上が列をなして歩き、道行く人々に訴えかけた。新潟県・佐渡から来た60代の米農家は「危機感を持ったたくさんの人たちと一緒に歩けてよかった」と晴れやかな表情で語った。 

 

主催者である「令和の百姓一揆実行委員会」の発表によると、この日は、東京の他、沖縄、山口、富山、奈良など、全国10カ所以上で同様のデモや集会が行われたという。 

 

「ここから始まる。これが終わりじゃない」 

 

「令和の百姓一揆」の会場であいさつをする菅野芳秀さん 

 

実行委員会代表の菅野芳秀さん(75)はそう話す。菅野さんは山形県長井市で5ヘクタールの田んぼで米をつくり、1000羽のニワトリを飼う農家だ。今回、菅野さんたちが「令和の百姓一揆」を企画したのは、「このままでは日本の農業がつぶれる」という危機感からだったという。 

 

「米農家は時給10円。農家をやめろ、農地から出ていけと言われているようなものです」 

 

「時給10円」とは、農林水産省が発表した農業経営統計調査がもとになっている。2022年の米農家(水田作経営)の年間平均農業所得は1万円。これを労働時間1003時間で割ると時給が約10円となる。この数字はインパクトが大きく、国会の質疑でも取り上げられた。 

 

一方、昨夏から主食用米の小売価格は跳ね上がり、現在は前年の2倍以上になっている。この高騰の中、米の生産者の収益はどうなっているのだろうか。 

 

 

菅野さんは42歳の息子と農園を経営し、有機農法でつくった米や自然養鶏の卵などを販売する 

 

「農民が田んぼに苗を植え続けてきたのは、先代までの思いを受け継いできたから。職業としてではなく、生き方として植え続けてきたんですよ」 

 

そう語る菅野さんは、有機農法で米をつくる。春、その始まりは種もみの消毒からだという。一般的に消毒は農薬を使うが、菅野さんは温湯法という60度のお湯に種もみを10分間漬ける方法を用いる。消毒を終えると、苗箱に種もみをまき、ビニールハウスで育てる。 

 

広大な水田が広がる山形県鶴岡市(写真:穂積久/アフロ) 

 

同時に、田んぼに発酵鶏糞肥料と生ゴミ堆肥をまき、一手間かける。その後、耕うん(土起こし)、田んぼへの水入れ、代掻き(水田の土を細かく砕き、ならす)などの作業を経て、苗を植える。菅野さんはこう著書に記している。 

 

<ある程度、機械化はできているが、まだまだ肉体労働の世界。筋肉がきしみ、腰が痛くなる作業だ>(『生きるための農業 地域をつくる農業』) 

 

「都会の人たちは食べものがあって当たり前だと思うかもしれない。けれど、食料生産の現場である農村は崩壊しつつあります。今、しっかりと対応しておかないと、たいへんなことになるのが目に見えています」 

 

菅野さんは大学卒業後、26歳で父親から引き継ぎ、米農家となった。化学肥料や農薬を使えば、効率化できるが、「食の安全と環境を大切にしたい」という思いから手間がかかる有機農法に取り組み、堆肥などの肥料も自分でつくっている。 

 

「令和の百姓一揆」では農民が作物をつくり続けられるように、欧米並の所得補償などを訴えた 

 

だが、周囲の農家は年々減っている。菅野さんの集落では37軒あった米農家が、この20年で9軒まで減少した。2006年に2ヘクタールだった菅野さんの田んぼは、現在は5ヘクタールに増えた。 

 

「『俺はもうできないから頼むよ』と言われて、引き受けた田んぼがあります。規模拡大には積極的ではないんですが、責任感もあり引き受けました」 

 

米農家の減少は全国的なものだ。2024年3月発表の「米の消費及び生産の近年の動向について」(農水省)によると、米農家の個人経営体は2005年が140万2318経営体だったのに対し、2020年は69万8543経営体と、15年間で半分以下に減った。稲作単一経営農家の平均年齢は71.1歳(2020年)と高齢化も進んでいる。 

 

2023年の農業経営統計調査によると、水田作経営の農業粗収益は約404万円。ここから人件費、肥料代など諸経費を引いた所得は9万7000円。「時給10円」と表現するまでもなく、厳しい金額だ。 

 

ただ、そこには見えにくい実情もある。規模の小さな個人経営の農家は、多くが兼業だ。農業だけでは赤字だが、他の収入源でその穴埋めをしている。また、販売による収益を目的とせず、自分たちの食べる米を手に入れることを目的としている農家もいる。 

 

そもそも米は耕作面積の規模が収益に大きく影響する農作物だ。そこで近年では法人が規模拡大に乗り出している。 

 

 

(図解制作:Yahoo!ニュース オリジナル 特集) 

 

近年、米を生産する農業法人は大幅に増えている。2005年に3443経営体だった法人は2020年には1万2013経営体と3倍以上だ。その狙いは規模の拡大だ。 

 

個人の農業従事者数は76%(64万8617人)が作付面積2ヘクタール未満の小規模農家で、15ヘクタール以上の大規模な作付面積の農業従事者はわずか1.8%(1万5734人)しかいない。一方、法人では15ヘクタール以上が52%(2万8135人)を占める。 

 

米農家の所得を作付面積で比較すると、0.5ヘクタール未満の場合、11万7000円の赤字なのに対し、15ヘクタールを超えると所得は500万円を超え、50ヘクタール以上の大規模経営体は1471万円という高額所得に達している。 

 

また主に米を作る経営体では、個人での農業従事者は70歳以上が58.9%(32.1万人)と大勢を占めるが、法人での農業就業者は50代以下が44.6%(1.53万人)と若い世代も多い。個人で田んぼを入手して米農家を始めるのは難しいが、法人に入れば米生産は若い世代でも参入しやすい。 

 

(図解制作:Yahoo!ニュース オリジナル 特集) 

 

大づかみにまとめると、作付面積の規模が小さい個人農家は高齢者が多く、所得が少ない。一方で、法人など作付面積の規模が大きいところは若い人が多く、所得が多い。 

 

規模の差は、農業機械など生産コストの差にも関わっている。50ヘクタール以上の経営体のコストは1俵(60キロ)あたり9040円だが、0.5ヘクタール未満では2万6903円と約3倍の開きがある。 

 

山形県川西町で山形川西産直センターを営み、米の生産、集荷、販売を手がける平田勝越さん(59)は、米は規模によるコストの差が出やすいと説明する。 

 

「稲作は、田植機、稲刈り機など、農業機械の稼働期間が短い。たとえば、稲刈り機は作付面積が小さいと1年間で3日くらいしか使用しない。でも、規模が拡大すれば、稼働日数も増え、コストパフォーマンスはよくなります」 

 

機械化の進展は、個人農家の離農を促す要因にもなる。田植機は新品で50万〜800万円。刈り取りや脱穀などを行うコンバインは新品で500万〜2000万円。導入費の負担は重い。小規模農家では農業機械の故障をきっかけにやめる人も少なくないと平田さんは言う。 

 

「また、ゼロから米農家を始めるのであれば、最低限の機械をそろえるだけで3000万円くらいはかかる。それが新規就農を阻む要素にもなります」 

 

こうした差が米農家の格差につながっている。そもそも米を扱うのは簡単ではない。米は複雑な仕組みの中で取引される農産物だからだ。 

 

 

山形県農林水産部農業経営・所得向上推進課 後藤克典課長補佐(取材当時) 

 

政府が米の流通を管理する食糧管理法は1995年に廃止された。それに代わる食糧法も2004年に改正され、流通は自由化された。ただ、生産について米は国の政策の影響を受ける。米の需要減少から長く実施されてきた減反政策は2018年に廃止されたが、食料安全保障の観点から都道府県ごとに生産目標が決定されているのだ。 

 

今回の米の価格高騰で供給不足を指摘された農水省は、2025年産米は12万トンの収穫増となる見通しを発表した。収穫を増やせるのは大規模化した農家のほうだろう。 

 

こうした大規模化は若い世代にとって明るい要素でもある。農水省の資料によると、5ヘクタール未満の経営体では40代以下が10%ほどしかいないが、10ヘクタール以上になると20%ほどに増える。安定した収入があれば農業に取り組みたい若者も一定数いる証拠だ。 

 

実際、山形県では変化が出ている。同県では2024年度の調査で、1985年に調査を始めて以来最多の383人の新規就農者を記録した。そのうち、117人が米づくりの仕事に就いているという。山形県農林水産部農業経営・所得向上推進課の後藤克典課長補佐(取材当時)はその理由を語る。 

 

「県内では、水稲農家の規模拡大が進み、雇用で水稲部門に就農する方が増えました。農業を始めたい人たちは、大規模な農家に雇われるほうが働きやすい。収入も安定しますしね」 

 

宇都宮大学 小川真如助教 

 

酒田市の農業法人、与五郎ライスサポートでは、平均年齢29.4歳の若い従業員5人が働いている。報道によれば、耕作放棄された田んぼを借り受け、2024年は約40ヘクタールまで拡大、200トン超出荷しているという。ITを駆使し、効率化にも強みがある。 

 

こうした変化は米農家の姿を変える可能性があると、農業経済学を専門とする宇都宮大学の小川真如助教は指摘する。 

 

「北海道、秋田、新潟など、平地が多く、規模拡大しやすい場所での米の生産量が増える。大規模化で、生産コストが下がり、農家も儲けを出していけるし、米の自給も維持できる。その反面、このままでは山の斜面などにつくられた小さな田んぼは今後担い手がいなくなると思います」 

 

 

( 293951 )  2025/05/26 03:01:32  
00

農家や農業に関するコメントをまとめると、以下のような傾向や論調が見られます。

 

 

- 小規模農家は機械のコストや経営効率の低さから厳しい状況にあるという指摘が多い。

 

- 大規模化や法人化が収益向上の一環として必要だとの意見や、民間による新しいアイデアや経営方法が求められている。

 

- 文章の回り道を行わずに、具体的な数値や例を出して説得力を持たせるべきだとの提案がなされている。

 

- 高品質米の生産には大規模営農が必要であるという意見が多く見られる。

 

 

農業の未来に向けて、耕作や営農のあり方、現状への対策や新しい経営手法に関する議論が続いているようです。

(まとめ)

( 293953 )  2025/05/26 03:01:32  
00

=+=+=+=+= 

 

特に保護しなくてはならないのが中山間地域の営農者で、営農してもらえるだけで里山が保全され、一見目に見えなくても防災含めて多大な貢献がなされています。 

ですが、本来の集約化は経営についてのみが昨今は場所まで意味しているように感じてなりません。 

勿論、それを軽視してきたといわれても仕方ない消費者もこれを機に問題意識をもたないといけないと思います。 

 

▲35 ▼14 

 

=+=+=+=+= 

 

肥料は、JAよりもホームセンターの方が安いとか、記事で目にしたことがありますし、規模が小さいほどトラクター・田植え機・コンバイン・乾燥機・もみすり機・に対する購入及びメンテナンスの費用、コンバインなどは消耗が激しく、また小規模なほど年間に使用する時間が短い、肥料なども輸入に頼っていると円安・輸送費の高騰などによる値上げ、燃料費などもしかりです。叔父たちが米作りをしていたこともあり、苦労話をよく聞いていました。作る人も、買う人も幸せになれる米価格であってほしいです。 

 

▲5021 ▼646 

 

=+=+=+=+= 

 

私は農家ではないけど、 

自分の仕事を通して感じているのが、 

 

最近は設備機器が高額化していて、 

最新設備を導入しても全く採算が合いません。 

 

しかし、その設備がなければ仕事の効率が悪かったり 

仕事そのものが出来ない時もある。 

なので無理してでも設備機器を購入せざるを得ない。 

 

中には中古でも良い場合があるが、 

耐久性などの問題もあり 

安物買いの銭失いになっては元も子もない。 

 

その様な背景があるので、 

規模が大きくやっているところは新しい設備をフルに使えるので 

費用対効果も大きく利益を出せるが、 

 

一小規模でやっている分では 

その費用対効果も低い為、 

利益が出し難いのが現状です。 

 

▲1684 ▼171 

 

=+=+=+=+= 

 

中山間地の稲作は確かに供給量の一端を担ってはいるが、平地の大規模稲作と比べたら割合はどの程度なのだろうか。それらを維持することは可能ならして欲しいが、それよりも法人化してより高い生産量を得る方が大切だろう。国内で消費できない米がもしあるのならば、それは輸出すれば良い。すでに牛肉などは和牛を輸出することで採算を強化している。 

 

▲35 ▼24 

 

=+=+=+=+= 

 

農家というと特殊な職業だと思われがちだが、中身はそこらの会社と大して変わらない。 

特殊ではあるものの、野菜や米を作るか工業製品や加工食品を作るかの違いでしかない。 

零細企業であっても時給10円という事はないだろうが、赤字であればそれ以下になる事もあるだろう。 

 

JAの言われた通りの作付面積しか生産していないのなら、経営が苦しいのも仕方ない事のように思う。 

どれだけ作付面積が少ない場合でも、今どき手植えの農家はほとんどいない。 

トラクターを買うなら最大効率で動かせるほどの作付が必要になる。 

田植え、肥料撒き、収穫など様々な機械が必要となるが、どれにも同じ事が言える。 

 

農家は1人でも会社だ。 

米を作る事が上手でも経営が下手な人もいる。 

良し悪しはあるだろうが、大きな会社に経営してもらい、従業員として米を作る方が幸せなケースも多くあると思う。 

 

▲50 ▼49 

 

=+=+=+=+= 

 

結局は戦後の農地解放から小規模農家が乱立し、機械化のコストを生産高で賄えなくなったのが原因ではないか。消費者が安く買い叩いたからではなく、仕組みの問題。 

法人化した事で収益を上げられる事が分かっているのに、政策としてそれを進めず、高齢化が進む一方なのを眺めていただけ。 

田んぼに限らず、野菜や果物も今頑張っている高齢農家が引退すれば一気に生産量は落ちる。農地をまとめ、法人化を進めて、自給率を少なくともキープできるようにすべきだと思う。 

 

▲1617 ▼291 

 

=+=+=+=+= 

 

うちも米農家で1000万円近くの年収がありますが、今年30数年使ってきたダンプが壊れました。新車は600万円越え。配達も含めどうしても要ります。 

20数年前のトラクターも結構ガタガタですが、見積もりとったら400万円越え。とりあえずの修理で使える所まで使おうという事になりました… 

どの自営業も同じでしょうが、年収が高くても今後の設備投資等考えていくと楽ではないのです。 

それでも多くの人に美味しいと言ってもらえるお米を今後も作っていきたいと考えています! 

 

▲110 ▼9 

 

=+=+=+=+= 

 

記事に1例として挙がっていたのが有機農法に拘っている方 

そりゃ一般的な農法じゃないので同じ土俵だと収益あげられず、事例としてはあまり適切では無い気がします。 

それでも収益力の向上を狙った支援策は必要かと思いますが 

 

他にも米農家の件数集約や流通やインフラ等の整備支援などでコスト減を試みるべきかなと思います 

 

▲591 ▼59 

 

=+=+=+=+= 

 

以前農家の息子です。いまは離農しています。理由は以下です。 

 

過剰な農家びいきの報道もどうかと思う。農家も過渡期にきていると感じる。 

昔のようなこぢんまりと少しの生産量で細く営んでいた農家はこの30年で離農が相次いでいます。そのやり方考え方ではもうからないから。 

それでも農業を糧に残ろうとする方は生産規模を大きくし、近代農業の在り方を学んでいかないと残っていけなくなった時代になっている。 

一次産業も過渡期に来ていることを国民全体が理解していくことが必要と思います。 

本質を見つめ直す必要が在ります。政治についても。 

 

▲370 ▼25 

 

=+=+=+=+= 

 

小規模兼業農家は効率は良くないだろうが、農業だけでは生計が立たなくても受け継いだ農地を守るという使命感で農業を続けて来た面があった。だけど高齢化によりやれなくなったのと肥料や燃料等の高騰により場合によっては持ち出しになり続けられなくなった農家が多い。 

大規模化すれば効率は良くなるがそれで生計が立たないとなれば続ける事ができない。また大規模化できる農地は限られている。稲作王国のように言われている新潟県などでも平野部も多いが中山間地も多い。中山間地を切り捨てれば今までの生産量はとても維持できないだろうし中山間地の社会そのものの維持もできなくなるだろう。 

大規模化は必要だろうがそれだけで問題が解決する訳ではない。 

 

▲606 ▼121 

 

 

=+=+=+=+= 

 

昔に比べて品種改良や育成の技術が向上しているだろうけど、農業は常に天候などの自然に左右される分野。 

製造業で働く私からすると博打に近いように感じる。 

私も家庭菜園で自分が食べる分の野菜類は育てているけど、まるで赤子を見るような位には植物は繊細だと感じる。 

農家の方々は凄いと思うし、少々高くても買おうと思う。 

ただ今回の米高騰のように中抜きが大きくて農家の方々の利益があまり上がっていない様は本当に悲しく感じる。 

 

▲251 ▼36 

 

=+=+=+=+= 

 

最近の中小農家は田植えや稲刈りなどの高額機械が必要な作業は大規模農家に委託していたりします。農家だから必ず農機を買っているわけではありません。また稲作のインフラ維持は主に地域住民の共同作業で維持されています。私の周りでも農業に関わる人が減って共同作業が維持できない地域も増えていますが、その分も大規模農家が負担しろとなれば省力化から逆行します。 

 

▲346 ▼77 

 

=+=+=+=+= 

 

農家は経営者なので時給計算は出来ないとしても、この格差は農協や 

卸にたたき買い?されたり、農家と言っても様々で、丹精込めて米作りしている農家もあれば、田植えが終わると、別な仕事をして水の量の調整、農薬散布等は誰かに頼んでやってもらうような農家も確かにあるので味にも差は出ると思う事はあるが、結局専業農家で食べていけなくしたのは国なんだから、早々に改善してもらいたいです 

 

▲693 ▼194 

 

=+=+=+=+= 

 

私の家も米農家の家系でしたが祖父の代で採算も合わず肉体的にも限界のため廃業し、今は親戚に田んぼを譲って親戚が田んぼをまとめて生産しています。 

小規模農家は田んぼの面積が小規模なのもあり投資に対して採算が厳しいです。 

機械も新たに買い換える事もできないのでずっと騙し騙し直して使ってきた事もありサラリーマンの父が継ぐ事も難しい為区切りをつけました。 

外国の様に土地も広く大規模に生産出来る体制が確保できるなら収益も違ってくると思います。 

 

▲67 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

国民の主食である米を守るという点で国民それぞれや国が意識を変えていく必要があることも理解したうえで、ある意味JAを始めとした農家側の意識が追いついていない点も大いにあると思う。 

令和の一揆も言いたいことはわかるが、農家も同時に時代に合わせた経営・生産管理をしていかないといけない部分もある。 

大手ショッピングモールの増加、大手ネット通販の台頭に小規模小売店は悲鳴を上げたがそれに似たものを感じる。 

やはり時代の移り変わりは仕方なくもあり、若手農家の人が法人化して自社で肥料まで調達しJAを介さずに流通させたりして上手くやったりしている例を見ればやり方しだいだと思う。明らかに中抜き制度であるJAも、全て悪とは言わないが自分たちの利権だけでなく農家を支援する仕組みに変えていかなければいずれは自分たちの首を締めることになる。今回の米騒動は日本の米生産のあり方を考える最後の機会なのかもしれない。 

 

▲29 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

うちは長年農家から玄米で30kg一万円で1年分一気に買います。 精米はコイン精米、保管は業務用の冷蔵庫があります。 精米5kgにすると2000円ぐらいです。 

スーパーでは5キロ4000円以上で売ってます。 

流通、パッケージ、販売の段階で2000円の経費が発生しています。 

これを全部とは言わずとも一部でも農家が出来れば 

農家の利益も上がるのではないでしょうか 

 

▲98 ▼27 

 

=+=+=+=+= 

 

JAは資材・肥料などが高く、販売は安い。そんなコメントをよく見かけますが、一概にJAといってもJAは地区ごと(単一農協)に決算しており、経営のレベルも様々です。日経ダイヤモンドなどの指標を確認していただければその差がわかりやすいと思います。 

 

また年収1000万以上の農家は経営努力し、人任せにせず自ら情報を得るために動き、栽培技術や販路拡大、また規模拡大のために借金するリスクを負って頑張っています。 

時給10円を訴える農家は逆にどのような経営されてるのか興味があります。決算書やキャッシュフローなど見てみたいものです。 

 

▲952 ▼313 

 

=+=+=+=+= 

 

米の生産コストの上昇も相まって、農地が広い所を取得出来るならば、大規模生産の形にした方が、そのコストも抑えられて利益も上げられるから良いのでしょう。しかし、それだけでは米の消費を賄う事が出来ないため、傾斜がある所などでは、家族経営での農家も必要であるが、その経営数が就業者の高齢化もあり、年々減って行っているのは生産を維持するためには深刻な方向へ向かっており、どう維持していくのかは課題かと思います。小規模農家も米農家が魅力ある職業にしていく為に政府が守って行かなければ、離農者は増え続けて、若い方が就農せずに衰退して行くかと思います。農業を守る政策に転換すべきです。 

 

▲5 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

良い記事だと思います。私の家の周りの農家は昔から5反百姓と言われて、0.5ha程度の小さな規模の農家が多く、兼業農家がほとんどです。すでに耕作放棄水田も多く見られ、もうすぐほとんどの農家が米作りを止めるかやれなくなるだろうと思っています。昔から農業の集約化を阻止して来たのは農家や農協や農水省です。そのつけが今回って来ているのだと思います。暑い夏に稲が育つ田んぼと雑草が繁る田んぼを見ながら、日本の農業はどうなるのだろうかと思う日々です。農水省とJAの癒着的関係が諸悪の根源だと考えています。 

 

▲50 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

農業も、普通の会社と同じです。大規模農業法人になると、機械、設備、人件費、もかなりかかります。他の業界と違って、4割近くが補助金で、貰っていても、当然利益も出さないといけません。コスト削減は、法人の利益に回ります。わざわざ安く出しません。普通の会社と同じです。 

当然安いJAに出荷するより、業者間でお米の買取り価格を競わせます。大規模がドンドン増え、出荷の規模を独占出来るようになっていくのが、大規模化です。最後は、一握りの大規模農家が、価格を左右する時代になっていく。どの業界も同じです。 

 

▲15 ▼9 

 

 

=+=+=+=+= 

 

兼業農家だと田植えや収穫を休日にやることになるので、どうしても作業日が重なってしまう。 

そうすると、トラクターやコンバインなどの高額な設備投資が必要になり、どう転んでも赤字となる。 

効率を上げるには、田んぼを売るか、貸し出すか、アウトソーシングして平日に作業をしてもらうかだろう。 

どちらにせよ、後継ぎがいなければ大規模化するしか道はない。 

赤字でも節税や自分たちで食べる分を確保したいというのであれば、自らの選択以外の何物でもないのではないか。 

 

▲32 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

日本の稲作地のうち平野部は6割、山間部は4割程度と聞いたことがある。 

平野部は大規模化や法人化を推し進めて生産効率を向上させればよい。 

山間部は将来的に人がいなくなるので、どうするか問題ですね。 

 

山間部の休耕地については、データで一元管理して就農希望の人に安く貸すなど、有効に活用してほしい。 

農機具のレンタルやノウハウの共有も必要です。 

 

▲6 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

「令和の百姓一揆」、胸に迫るものがありますね。米価が2倍になっても農家の経営が苦しいというのは、本当に深刻な問題だと感じます。以前、実家が兼業農家だった頃、夏の猛暑の中で収穫作業を手伝いながら、父が「これだけ汗水流しても、手元に残るのは雀の涙だ」とため息をついていたのを思い出しました。私たちの食卓を支えてくれている農家の方々が、きちんと報われるような、誰もが納得できる価格形成と、持続可能な農業の未来を心から願っています。 

 

▲119 ▼50 

 

=+=+=+=+= 

 

家族経営で50haを作付している米農家です。昨年の売上は1億円程で農業収入は約6000万。所得税と消費税払って3000万程の年収になります。記事にある通り結局稲作は経営面積なんです。30年前は15ha程度でしたが毎年少しづつ田んぼを増やして今の面積になりました。昨年の買取価格が1俵24000円でしたが、18000円位が現実的な金額かと思っています。さすがに一昨年の13000円には戻って欲しくはないですね。 

 

▲32 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

今はどうなっているのか知らないが、調整区域で農業に従事し、営農を始めるために他を購入しようとしても3年以上従事している証明がいるとか、まだまだよそ者はとか参入障壁は高いケースも多いのではないだろうか。 

 

そういったあまり表に出ないことこそ障壁になっている可能性が有る。 

更に、記事にもあるように、小規模ではどうやっても黒字化は無理とすれば、最初から大規模でできるような耕地整理が進まなければやるにやれない。 

 

当方の地元では結構広大な面積の調整区域がある。ところが市街地が近いこともあり、大手倉庫型量販店が来るとの話もあり、土地が値上がりするだろうとして一向に耕地整理に気が向かない。この地域は相当広大な面積があり、耕地整理をきちんと行えば農業でも採算が取れそうに思われるが、やらない。こういった障害障壁が各地に存在するはずだ。これを変えるのは政治しかできない。自民でできるか。他の政党でできるか。 

 

▲5 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

水田の大規模化は既に限界に達しているというのが,おそらく実情でしょうね。就業者数が劇的に増えるというのであれば,まだ多少集約は可能かもしれませんが・・・・・・・当たり前の話ですが,平地で作業効率が良いところと作業の大変な山間部等では事情は全く違う。今後更に「効率の良い農地しか生き残れない」となれば,必然的に輸入米に頼らざるを得なくなることでしょう。「食料安全保障」の観点から見れば,保障金を出してでも利益を得られにくい中小規模農家を支援するべきでしょう。ただ,そうすると間接的に消費者の負担が増えることになるのでステルス増税になる可能性もあるのかな?とは思います。いずれにしても生計が成り立たなければ農業もできません。他の物は無くても多少耐えられますが,食糧だけはそうはいかないのですからしっかりとみんなで考えなければいけないのではと思いますね。 

 

▲31 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

米農家の収入改善は必要なのかもしれませんが、「時給10円」は流石に無理があります。 

実質労働時間で算出していませんから。 

8時間労働で、125日働いている計算です。 

 

一毛作の米農家なら、秋の収穫で終わってしまうので、それ以降は働いていない事になります。 

なので、雪国の昔の農家は冬は出稼ぎしていました。(現在はわかりません) 

 

雪の降らない地域だと、一年中何かしらの農業が出来るかもしれないので、それなりの収入はあると思います。 

要は、実質働いていない時間をどうみるか?って事だと思います。 

 

農業は、忙しい時期と暇な時期があります。 

サラリーマンに例えると、8時間休みなく働く期間と、3時間くらい働けば終わる期間とがある感じですね。 

農業の性質としてある意味仕方ない事ですが、それを「フルで働いた」とカウントするのは違うでしょう。 

 

本当に米農家は、労働に対して収入が低いのかを検証して欲しい。 

 

▲8 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模と中小の使う機械が大きく変わらない状況が一つの背景かと。収穫量が何倍も違うのにトラクターなどにかかる経費が1.2〜1.5倍しか変わらないということも。小中規模の収入に合う機械がほとんど無く、小中規模の農家も大は小を兼ねるで費用のかかる機械を購入してしまう。 

新潟などを代表とする平地が多く土地も広い集中的な農地はいいが、山間部にある狭い棚田のような耕作地が点々とするところに合わせた機械か作られなかった(普及しなかった)事が衰退の一因だと思う。そうなると減反に従った山間部の米農家の多くか米農家の収穫の多くを占めていたので、今から元通りに戻すことは不可能なので衰退は続くかと。大規模米農家は主食米だけでなく、日本酒用や家畜用も作っていたので、それが減るとなると国産の肉類や日本酒のコストも上がり値段も上がるため、結果誰も得しない状況に。 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

例えば畑作で、家族や友人でまかなう分をつくり、余剰品は売り物にする場合には、家庭菜園と称されることも多いが、そうしたときにはずっと畑にはりついているわけではない 

 

この場合、売り上げは余剰品だけなので、1日につき8時間労働とした場合にはとてつもなく低い時給になる 

 

畑で作業していない時には他の仕事をしているのは当然のことで、だからといって家庭菜園をやめるひともいない、自給できるのだから 

 

大規模化した場合には労働時間や販売費などがきちんと管理されるため、ちゃんとした収益が計上される 

 

自給や収益の計算はちゃんと管理された労働時間、経費、利益でなされないと、きちんとした議論は進まない 

 

▲30 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

確かに法人化は、一部経費の削減にはなります。その上でいわゆる「法人」について説明します。この「法人」の多くは集落営農が法人化した組織が大半だと思います。つまり、その集落で米作りをしている農家がほぼ全員参加し、自分の持っている農機具を法人に貸し付け、ゼロ円で自分が再び借り受ける。これをゼロ円リースと言います。売り上げは法人で売り上げるものの、自分の収穫量に応じて分配を受けます。つまり経理は一元化するものの、実態は個人経営のままです。確かに見た目の大規模化は達成したかに写ります。行政はこれも大規模経営体にカウントしています。参加者が高齢化しその農地が他の構成員に移れば、徐々にではありますが、効率化に向かうと考えられますが、一般の人が想像する株式会社的経営とは別物であることも指摘しておきます。全国でカウントされている大規模農家数は張り子の虎であることも承知の上論じられたい。 

 

▲5 ▼0 

 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模米農家は平地の広大な田んぼで生産します。小規模米農家は大型機械が入って行けない狭い田んぼや道がある地方の中山間部で生産します。つまりは大規模米農家がお米を作れない田畑で生産をしています。小規模米農家がお米の生産をやめると山と民家の間にあった田んぼが荒地になり、熊や猪が住宅地まで容易く下りてきます。そもそも大規模化できるアメリカみたいな広大な農地が日本には一部しかありません。 

 

▲8 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

日本の小規模米農家には天才もいて出した高収入対策が今のブランド米なんです。 

この世界に類のない高品質の米は世界の富裕層が高額で買ってくれる商品でもあります。 

この付加価値の高い商品はさらに感動的な物語で購入価格を上げる事もできるので 

一概に大規模米農家だけが理想的では無いでしょう。 

大規模米農家は貧困層を中心にある程度美味しい米を生産して安く販売すれば良いと思います。 

問題なのは小規模米農家なのに知恵を出す努力を怠った方々で後継者が付かないのは当然でしょう。 

 

▲5 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

当たり前の話ですが、それなりの広さで、普通に米を作り、当たり前に農協に出荷する。 

そんな人と、だだっ広い土地で、人を雇い、付加価値のあるやり方で手間をかけて育て、ブランド米として販路を拡大する人では、所得は違って当たり前。 

サラリーマンだって、何となく仕事してる人と、バリバリ上場企業で働く人では所得が違いますよね。 

 

所得が低い人が努力してないとは言わないが、所得が高い人は努力してると思う 

 

▲165 ▼61 

 

=+=+=+=+= 

 

これはある意味国もいけない。 

長らくおんぶにだっこの関係が続いた農家の関係が、段々農家のビジネスセンスに依存する仕組みへと変化していった。 

国の言いなりの農家と、危機感を察知しビジネスライクに思考変化し、リスクヘッジした農家との差が顕著化したのが昨今かなと推測する。 

生産農家に競争力を結果求めた事で、当然勝組と負け組に二分される。 

事実世の中は二極化の最たるもの。 

これが競争化社会の現実なのかも知れないが、その中で足りるを知る生き方も大事になってきたのかななんて思ったり 

 

▲14 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

山間部な我が近所さんは、兼業で畑や田んぼやってますけど、基本的に自家消費用の作物作ってます。ほぼ定年後のお爺さんとかが、中心になって、時々家族総出で稲刈りやら収穫したりしてます。インフレでコストはかかるけど、これだけコメの値段上がると、親族に配る分も合わせると、かなり生活費削減できてるなと羨ましくなります。 

身体動かすので、高齢でも健康だし、現物持ってる人たちはインフレに強い。 

なので、山間部の兼業農家については、それなりに皆さんやってるなって感じです。 

 

▲23 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

事実上廃業する高齢農家に代わり、作付から収穫まで代行する方式が多い。これは農協や農水省も認めた方式ですね。 

農家数の8割と言われる零細農家はそろそろ平均70代になるとされ、その耕地はいずれ近隣の中規模農家に代行されることになるでしょう 

もっとも中規模農家もコメと代行ではギリギリの収入でサラリーマン並みの収入しかないらしく、換金性の高い野菜なども組み合わせていかないと経営は大変だそうです。 

 

▲8 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

現在の農家の平均的な耕作面積は約1ha。この面積で専業農家としてやってこれたのは60年前の話で、その頃の米価(農家の販売価格)は現在価値で約六万円、当然機械化も進んでおらず生産コストが低かった時代でサラリーマンの給料より少し多い所得でした。今は専業のコメ農家になるには20ha以上の耕作面積を営農する必要があり、これを実現するにはほ場整備などで大型、かつ集積が進んだ農地を作る必要があります。しかし、まだまだ高齢者の小規模農家の方は自分の農地を自分で耕作したいという人が多く、農業を生業としたい若者との間には溝があるのが現状です。 

 

▲7 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

普通の農家の規模では採算が採れないのはよく判ります。 

農作物の生産は手間が掛かるのです。籾を撒けば秋に実ると考えている人が多いようですが、それは大変な見当違いです。 

 

高品質米を生産するのは普通以上に大変な手間と費用が掛かり、個人農家では中々難しくなり育てやすく収量の多い品種でガマンする農家が多いのです。 

 

小規模の農家でも最低耕運機は所持していますが、一日中稼働させることはまずありません、つまり使用頻度が多いほど費用対価が下がるのです。 

 

それ以上の機器となると個人所有は難しくなるのです。 

 

逆に大規模に営農するほど採算性は向上するのは当たり前です。 

高品質米を生産するにはどうしても大規模化して従事人数を増やさないと対応できないのです。 

 

一等米の生産は大規模営農が必要条件となってしまうのです。 

 

▲3 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

先日、法人化や大規模化にしたり、生産方法の改善をコメントしたら、農家が助かるという提案をしましたが、いくつかの反対意見がありました。小規模では、やはり農機具が償却できないので現状のままでは無理と思います。水の管理についても、水を使わない稲の開発をしているとも聞きます。固定観念で物事を考えず、法人化をして、いろいろな知恵を出し合えばきっと解決できると思います。個人の小規模農家は、高齢化が進み、なかなか新しいことは厳しいと思います。ですから、個人の集合体で法人化したりすることを、国に斡旋してもらうなど、税制優遇や規制緩和で支援もらうことが、これからの最善策ではないでしょうか。 

 

▲29 ▼24 

 

=+=+=+=+= 

 

中山間地の米の生産量がどのくらいか示さなければ、それがどれだけ米生産に貢献しているのか説得力がありません。生産量以外の面での必要性があるというなら、具体的に損得(例えば、獣医害の程度)を示さなければ、何も変わりません。生産量を2~3倍に増やす。食料自給率の半分を米でまかなう。そのために何をすれば良いか、を考えましょう。 

 

▲9 ▼1 

 

 

=+=+=+=+= 

 

今まで、このような農家の事業について議論がなされなかった。いわゆる多くを占める兼業農家を中心に農業、農政ばかりが語られた。それがJAやこの小規模農家にとって都合のよい事だったと思うが、それがもう通用しなくなっていると思う。茶わん1杯いくらとか時給10円の話とかは農家自身が作り出したもので、もう止めて事業収益の話をして撤退する農家は田畑を譲渡して本来の改革をしていくべきだと思う。 

 

▲10 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

兼業農家です。宅地と混在した地域で水稲を作付しています。 

廃業できない理由は、平地ではないためほ場整備ができず、大規模農家の借り手がないのに加え、近隣に住む人たちの住環境の悪化を避けるために荒れ地に耕作放棄地にできず、草刈り等もしなければならないためです。 

作付していない土地も耕起して草刈りを続けています。 

年間の農業所得が30万円ほどなのに今年はトラクターが壊れて修理しました。何十万の出費です。 

トラクターがないと即荒れ地になります。 

平地にある農地はいくらでも収益が出せると思います。それ以外の農地は固定資産ではありません。負の資産だと思っています。 

 

▲6 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

レジバイトしている知人の話では、騒動前よりも米の購入量が明らかに増えているそうです。 

特にお年寄りの方に多いそうですが、これまでは月に一回しか買わなかったのに、近所や娘の分とか言って月に何度も買いに来ているとのこと。 

一人暮らしなのに、5キロ米を毎週のように買いに来るおばあさんもいるそうです。  

かなりの量の米をストックしている家庭も、少なくないのでしょうか。 

結果的に、そうした家庭が増えると全国的に品薄になります。 

これから梅雨に近づくと、精米は傷みはじめるので、こうした消費されない米は、来月あたり少しずつ棄てられ、今度は米余りとして社会問題になるのかもしれません。 

 

▲5 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

農家の大規模化でどれくらいの作付面積がカバーできるのか調べても分からなかったけど、何からの試算があるのだろうか?また、大規模化することにより単位面積当たりの収穫量の増加がどれくらいかのうなのだろうか? 

こういった情報がないと農業政策の方向性は決まらないと思う。 

 

また、小規模農家が必要なのであれば、設備の共同利用やIT/IoTの活用で労務の削減はできないのだろうか?もう、いろいろと検討・議論はされているのだろうけど、いろいろな分野の人が入ってもう一度方法を考えてみてはどうだろうか? 

 

▲1 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

中山間地域とは、農業地域類型区分のうち中間農業地域と山間農業地域を合わせた地域を指しています。 

中山間地域は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割、農業産出額の約4割を占めるなど、我が国の農業において重要な役割を担っています。 

また、雨水を一時的に貯留する機能(洪水防止機能)、土砂崩れを防ぐ機能(土砂崩壊防止機能)といった多面的機能が適切に発揮されている中山間地域は、国民の大切な財産です。 

 

▲4 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

まずは、米は日本国民にとっての食の根幹ですが。小麦粉や蕎麦しか食べない人は関係ないでしょうが。自由経済の我が国において、米の値段は高級ブランド米から古古米に至るまで需給バランスの上に成り立っているのであって、税金の投入で安くしろ、というのは、いくら主食といっても、違うでしょう。自分で作れないものは、買うしかありません。そこで提案ですが、米は自分で作ってください。100坪でいいです。土地を借りて、水争いを経験し、機械は高くて買えないので、鍬一丁で耕し、自分で苗を作り、素手で田植えをし、草取り、除虫をし、鎌で稲刈りし、乾燥、脱穀、籾摺りだけはJAに頼みましょう。私は田舎出身の高齢者で子供の頃から、これらの農作業を経験しました。小規模な米づくりは自給のためであり、趣味の領域です。しかしながら、もう真っ平ごめんです。いくら高かろうが、他人が作ってくれた米を購入します。機械が無ければ地獄ですから。 

 

▲4 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

その通りだと思います。 

農業従事者の確定申告のあり方と現状にものすごく問題があると感じています。 

統計上の数字から算出された「時給10円」が真実なのかどうか… 

何故、「時給10円」の仕事を続けているのか…先代からの土地を守らないといけないから仕方なく…とか、管理生産を辞めたら近隣の農業者に迷惑がかかるから…とかよく言われる方がいますが 

時給10円の生業を捨てない人がこれほど多くいるのにはそれなりのメリットや理由があるのではないだろうか。時給10円だって声を上げてる方の確定申告の内容や生活実態はやはり今後の農業政策に役立てるためにも調べてみる必要があるのではないだろうか 

 

▲3 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

・徹底的な機械化による人員削減 

・流通ルート上で発生する経費削減 

の2点が年収を上げる事を一番に考えるなら最も重要だと思う。 

燃料・肥料等、自分だけ差別化出来る訳じゃない必要経費は皆苦悩する事なのでやはり最後は人件費削減と直販と既存ルートの取捨選択が必要になる。 

加えて、知り合いの米農家は暑さに強い品種の開発といつ起こるか分からない水不足に備えた陸稲の収穫量も増やしているとの事。 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模化できる地域は日本では限りがある。特に西日本では中山間農地、棚田エリアが多く、コスト削減、大規模化にはおのずと限界がある。棚田だと何が大変って、夏場の草刈り。急なのり面の草刈りは労がかかるが平坦地であればほとんど縁のない世界だ。当然大きな機械を導入といっても限度がある。東日本では平地で大規模な農業が可能な地域が比較的多い。とはいえアメリカ並みの大規模化が可能な地域はほぼないといってもいいだろう。また周囲に住宅地などあれば、航空機から農薬をまくなどといったことはできない。 

 

▲83 ▼22 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模耕作が出来る地域やその環境にある方はそこを邁進すれば良いでしょう、しかしこれだけでが全てではない。 

過去、日本では急峻地に棚田を作り耕作してきた。その棚田は「小さなダム」の役割を持っている。棚田が雨水を受け止め大地にしみ込み平野部に地下水となって流れていく。手間はかかるが、そんな営みがあるから洪水や土砂崩れに有効に作用していた。辺境の離島でも耕作していた、人が住むから島が成り立っていた。そんな島や山間の耕作地は放棄されつつある、その土地は海外資本が買い取りソーラーパネルを作ったりほかの目的に使われている。 

そんな辺境地はどうするんだ? 

 

▲29 ▼11 

 

 

=+=+=+=+= 

 

あくまで私が持っているイメージですが、 

米の栽培って、農繁期以外は時間にゆとりがあるから、兼業が多い印象です。 

そのため、単独で生計が立てられる人が少ないのが当たり前になってしまっている気がします。 

ビジネスとして成立させることは、非常に大切だと思います。 

 

▲188 ▼58 

 

=+=+=+=+= 

 

毎日のように米のニュースを見るけど 

多くの人が米を食べる中で最近 

インバウンドで需要も高まってるしもうしばらくは価格が中々下がらなさそうだな... 

こういう米の話を聞くと日本って国土が大きいほうではないし農家の後継ぎもあまりいないって話もあるみたいだから今後もしかしたら 

米が貴重なものになっていく可能性も無くはないのかなと思う時もある。 

 

▲0 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

山の斜面にある棚田、 

ひとつひとつの田んぼが小さく機械化もできないので非効率なのだが、 

その斜面を上から水が落ちていく過程で保水力が保たれたり、 

水に山の土の養分が溶けたりして、下流域の農業にも生きている。 

 

そういうところを耕作をやめてソーラーパネルにしてしまう。 

自然にいいわけがない。 

 

農業は、一概に効率化を目指すと失うものの方が多い。 

 

 

自然を相手にしていることは、自然のサイクルに人間を合わせる必要がある。 

 

まだ、穀類や野菜は単年度の収穫なので比較的早い方で、 

木に成る果実は、桃栗三年柿八年というように、 

植えてから収穫まで年数がかかる。 

 

さらに、店頭で何千円するような美味しい桃は 

樹齢30年いってるぐらいの老木でしか成らない。 

おじいさんが植えた木で子供はスーパー向けの数百円の安い桃しか作れず、 

孫の代になってようやく稼げる。 

 

桃もやめる農家が増えているそうだ。 

 

▲9 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

いい例えじゃないかもしれませんが、日本の旧来の米作りは現在はルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルみたいなもの。手間暇かけて丁寧に出荷する。 

 

30年前ぐらいはユニクロで買うのは恥ずかしいからのユニクロのタグだけ切られていたみたいなこともあった。現在は、ユニクロ、GUも人気店。 

 

米も同じで、記事にあるように『菅野さんは大学卒業後、26歳で父親から引き継ぎ、米農家となった。化学肥料や農薬を使えば、効率化できるが、「食の安全と環境を大切にしたい」という思いから手間がかかる有機農法に取り組み、堆肥などの肥料も自分でつくっている。』 

 

別に化学肥料や農薬を使っても食の安全保障は保たれているはずなのに、さも、化学肥料を使わない農法の方が優れているというような感じ。 

 

自ら非効率と認めていることが全て。 

 

旧来の農法での米の販売価格を高級ブランドみたいに上げ、一般の人はその高級米から離れればいいだけ。 

 

▲13 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

コロナのときも観光業への支援が話題になったが、資本を持ち、不動産も抱えた一部の観光業者や大手企業が、支援金を吸い上げて終わる構図は何も変わらなかった。 

 

農家も同じだ。 

テレビで「苦しい」と訴える姿が映される一方で、実際は広い土地と資産を持つ層も多い。本当に困っている零細や新規の農家は見過ごされ、既得権を持つ層だけが恩恵を受ける。 

 

要するに、政治の支援策は「困っているふりがうまい者」が勝つ仕組みになっている。本来なら、実際に生活が成り立たない人を救うべきだが、現実は声が大きい業界や団体が得をするだけ。 

 

▲6 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

日本の農業はじり貧顕著。米にかかわらず農業で生計を立てるのは至難の業。理由は殆ど使わない農機具、更に化学肥料。全て高くなっている。更にそ元締め?のJAが中間搾取で農家は江戸時代の百姓の如く生かさず殺さずのギリギリの状態。次世代に繋がる農政は試金石を迎えている。 

 

▲15 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

米騒動の前は5kgで3,000円台だった。そこに戻してほしいという農家の要望は正当だと思う。消費者としての我々もそれでいいと思う。ただ、現在は高騰のため不買傾向にもあるようで、それじゃ本末転倒なんで応急的にも先ずは備蓄米を放出した意義を示すためにも価格を下げることが必要だと思う。 

 

▲2 ▼14 

 

=+=+=+=+= 

 

農業を国が経済的に補助することはありうると思う。しかし、その補助は零細農家に傾斜させてはならない。非効率的営農を率先して推進していたら、将来は真っ暗だ。 

 

山間部の条件の悪い田圃で、経営の大規模化が進まないのは何故か。大型機械類の導入ができないからだという。結局、機械も人が操作する必要があるので、大型でないと効率が悪く、1人の労働力で管理できる土地の広さが減ってしまう。 

 

つまり、山間部の米農家の規模拡大のためには、大型機械類に頼らない形での農業の効率化が求められる。人間が直接操作しない自動運転する機械であれば、機械自体は小型でも良いことになる。しかし、小規模農家にとっては導入コストが高すぎて自動化が進まない。 

 

将来予測されるこの種のジレンマに、今のうちに手を打っておきたい。 

 

▲0 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模農家を増やすしか生きる道は有りません。 

一部の大規模農家になれない山間部の農地が有るからと言って大規模化を遅らせてはいけない。 

 

出来る所を伸ばす。 

そして余った米を輸出する。海外に高く売れるのならば山間部の米を政府が責任をもって輸出する。もしくは別の利益率の高い農作物に変更する。 

 

小規模農家へは必要な機器をレンタルする。等別の路線を考える。 

 

とにかく大規模農家を増やす。 

ただ問題なのは輸出の方が儲かる場合に法人は国内に卸さず輸出を優先する可能性が有る。そこのコントロールは国が責任をもって安く安定的に国民へ提供出来るようにコントロールしなければならない。 

 

▲8 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

農家の大規模化こそ日本の未来の食糧事情を支える上で、重要な課題となってくる事は間違いないと思います 

しかしながらその農業の大規模化を阻止しているのは、数多くの農業組織の力学問題がある気がします 

彼らは今後とも小規模農家を減らさず維持したいと考えているし、JAの幹部連中の発言にある通り会見では米高騰もやむなしとの発言が問題になっています 

 

それは何故なのか?と考えてみると、小規模農家を減少させ大規模農家を増やし効率的な営農を行うのと引き換えに、農業組合員数が激減する事は大問題であると捉えているからだと思います 

1haを耕作する組合員100名と、10haを耕作する組合員10名なら組織としてはどちらの方がありがたいのでしょうか 

 

組合員が減少するという事はJAや農林中央金庫、果ては農林族議員にとっても自身の政治的影響力が弱まり、数は力なりを標榜する組織が弱まる事だけは避けたいと思っているのです 

 

▲215 ▼76 

 

 

=+=+=+=+= 

 

東北の実家がまさに小規模な米農家。かつては兼業だったが年老いた両親が今は専業でやっている。 

それでも大体純利益100万弱くらいは出ているようなので完全に趣味でというわけではないようだが、農家やっていると恐らく必ず直面するのが腰から下の下半身の故障。 

無論、農家をやらずとも年を取るほどにこのあたりの損耗は避けられないのだが、農家はそれを早めやすいのは間違いなく、特に母は年々腰を悪化させている。 

体こそ金額に替えられるものではなく大事。果たして割に合っているのかとよく思うところ。 

 

▲8 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

そもそも専業農家の方で年収5000万円以上行っている方は、それなりにいますよ。 

もちろんそこから経費は引くことになりますから、利益として考えれば本来の収入は半分ぐらいでしょう。 

労働時間で割っても10円ということはない。 

但しかなり少ない、日本の農業者の兼業農家は76%という調査結果もありますから、兼業農家であれば、場合によっては10円ということもあるかもですが、そんな農業なら完全に後継ぎはいなくなりますので、今の方の代で終わりです、ならその結果として遊休地が増えているのが日本の農業でしょう。 

そこを日本の大事な食糧問題ですから、何とかしないとダメなだけ。 

とにかく遊休地はすべて国で買い上げ、また出来れば農地改革を進めて、なるべく大規模化、段々畑のような水田では、なかなか難しいところもありますが、まだ続けている兼業農家も含め出来れば国で買い取る政策ぐらいしないと、日本の農業は終わりです。 

 

▲2 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

最新技術を導入して高い機械の購入を少なくしたり手間をかける時間を少なくする方法を考えないといけない。 

同じ農地で米だけではなく季節によって作物を絶え間なく栽培する方法も考えた方がいい。 

それと高齢で農作業が出来なくなった農家とこれから農業をしたいと思っている若者の交換を円滑に行わないといけない。 

減反なんてもってのほか。 

農地を増やして余った米は海外に売れば良い。 

 

▲1 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

有機米で味が良ければ高値で、大規模低コストでそれなりの味ならそれなりの価格で売ればいいだけ。生産者・卸・消費者の間で最適解を求めれば、それなりの価格に落ち着くはず。有機米で生産量が少なければ、玄米で消費者直販をすればそれなりの利益は取れるし、大規模農家は、価格競争力が強いから販売は卸に任せて捌けばいい。 

 

▲3 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

農家は1から新しく始めようと思うとハードルが高く感じるのではないか。 

まず土地から探さないといけないし、近隣の農家やJAとの繋がりも必要。 

求人雑誌に応募する感覚ではとてもではないが就業できそうもない。 

 

それでいて後継者不足だとか長男の嫁の来手がないとか、マイナス面ばかりではどうしようもない。 

工事現場やコンビニ店員くらい頻繁に募集がかかればアルバイトから本業として独立の足がかりが出来て、少しは未来が開けるのではなかろうか。 

まあ外国人の労働力を安価に利用しようとする限りはもう駄目かもしれないが。 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

小規模農家を無くさない限り日本の農業の将来はありえない。ただ、70歳以上の農家は10年たったら消滅するはずだから一番大切なのはこういう農家には一切の補償をせずに離農を促進して、税制を改正してその土地が営農者の所有に渡るようにすること。水源涵養機能ならもっと別のカテゴリでとらえるべきで水田が一番メリットがあるのか再検討すべきだ。農家の個別保障は改革の障害にしかならないから絶対やってはいけない。やるなら10ha以上の農家にだけ適用するべきだ。 

 

▲1 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

そりゃあ面積違えば所得違うでしょう。2〜3人の家族が1haにも満たない面積で水田つくるのと、20haで作るのとでは1000万くらい所得差が出るのは当然あり得る。団塊の世代農家も高齢者になり、農業をどんどん辞めていっている。現実問題それは仕方ない。だからこそ、農業法人化、農地集約化・REIT化(クラファンみたいな制度)などを積極的に取り入れ、少人数でも生産性を維持できるような機械を導入したりして、今の時代に合った農業のビジネスモデルを模索していかないといけない。 

農地に思い入れがあっても、それを維持出来ない年齢や状況になったのなら、潔く他の人に使ってもらうほうが健全です。 

現状を行進して訴える時間があるなら、今後どうすれば農家は維持できるのか、アイデアを考えるべきだと思います。 

 

▲4 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

コメで食っていくなら相応の規模は必要でしょう。 

農業者の数が減るから問題。という論調もあるが、むしろ集約化に生かしてほしいですね。農地の引き受け手がいれば生産は減らない。 

集約化に適さない農地は別途支援など考えていく必要はあるかもしれないですが、基本は担い手農家が集約化の恩恵を受けコストを低減していくことだと思う。 

 

コメが不足してるかどうかはパニックが沈静化しないと調べようがないと思いますね。これまではいつでも安価で買えたので余分な在庫は必要なかったが、パニックで買いだめとか売り惜しみが発生している。一度パニックを鎮めないと判断すら困難。 

まずはできることをスピード重視でやってもらって、何か問題あれば修正加えていくしかないですね。 

 

▲52 ▼10 

 

=+=+=+=+= 

 

31歳女性です! 

興味本位で5年前に農業に入りました! 

本当に大変な事だらけですが 

とても楽しいです! 

 

こちらの地域の今年の田植えは終わりました! 

お米だけではなく夏野菜、小規模な冬野菜もやってますが段々と土地も空いてきているので日本人の方々に日本産のお米やお野菜を 

沢山とどけられるように 

農地を広げたいと思っています*ˊᵕˋ 

 

厳しい面もかなりありますが 

新人農家、もっと頑張ります、踏ん張ります!! 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

私は、JAに勤め、主人の家が兼業農家のため 

水稲、畑作、お茶もあります。 

割に合わないよな〜とボヤキたくなることもしばしば。農機の値上がりで、次の更新では辞めざるを得ないです。が、草刈りどうする問題です。 

休耕田にしたらしたで、管理をどうするか? 

この草刈り、クロ刈りが、非常に過重労働です。 

私もやりますが。 

農協職員としては、やはり農家の高齢化で、身体に負担のかからない米作りの指導をしています。 

そうしないと、次の世代に継ぐことも難しくなるからです。なかなか、昭和世代を納得させるのは、簡単では、ありませんが。 

米離れなんて、気にせず、農家さんが潤う、概算金を提示して、出荷して頂けるように、努めていきたいです。 

 

▲93 ▼44 

 

 

=+=+=+=+= 

 

作付け面積の少ない農家は当然年収が低いでしょう。でも作付け面積の大きな農家でも機械化や自動化、AIなどを取り入れておらず、人手に頼ると経費がかさみ、期待した所得は得られないかも知れません。 

ただ、農家には税制上優遇されているかと思いますので、収入が多い方が、人を雇っても所得は高いのではなかと邪推します。 

機械化や自動化、AI導入も農協や政府が支援し、小規模農家を集約して法人化できるのが良いのではないかと思いますが、そうなると地主と小作の関係が出てきて、小作農家を苦しめることになると思うと、私には分かりません。 

 

▲0 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

米農家です。小規模農家は効率がわるいため廃業して、農業法人等に任せればいいですが、集約して大規模化で効率よくできる田んぼは限られています。山間地の田んぼは、利益度外視で作る小規模農家がいなくなると、米不足は加速すると思っています。 

 

▲10 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

農家と言えども個人事業主や会社経営者なのですから、時給と言う概念は無いと思います。会社経営者で赤字企業になって給料を取れず、逆に会社にお金を貸している経営者の方もいます。その代わり旨味がある時はあるし、やり方一つで経営は変わると言っていました。 

 

▲12 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

兼業農家を辞めた身から一言、やっとちゃんと説明する記事が出ましたね。先祖の為、田んぼをダメにしない為、色々理由はありましたが。 

山間部などの段々畑を思い描いて下さい。 

いくら法人でも効率は上がらないのです。 

広大な土地があって平地だから効率化でき法人化によって作付け面積を増やせて収入を確保できるのです。TVの取材などでは米所の広大な農地でやってる人にしか話を聞かないが、そういう手間がかかる農地でやってる人にもちゃんと話を聞く様に。 

 

段々畑の50ヘクタールと平地だけの50ヘクタール、同じ面積でも効率は全然違う。 

100倍位違うのではないかと。 

だからといって効率の悪い田を減らすと今度は平地だけの田では足りなくなります。 

住宅に変わったりした土地を戻すにももう出来ない。 

そりゃ儲けないなら本来誰もやりたくないですよね?ボランティアになる。 

 

▲6 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

始まったばかりのIT頼みの初期費用が高額、ドローン委託費も高額、設備償却維持費含めた純利益はまだ確定せずが現実。海外のような緩い規制や安価な初期費用なら良いけどね。そして大規模圃場化も狭い国土じゃ思うように行かないから、むしろ小分け圃場で効率高い方法を開発すべし。 

 

▲1 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

今回のコメ価格高騰と直接関係は無い、別に議論するべき問題では?  

 

今回のコメ価格高騰は供給量が下がったことで起きた問題になる。  

 

備蓄米という供給を普通に流通させればコメ価格が下がる、また今年度以降の新米も平年レベルの供給量があればコメ価格は下がることになる。  

 

農業以外の別産業では、経営努力をしない場合は低賃金になる、最悪は倒産して職を失うのが当然の社会になる。  

 

今回のコメ価格高騰の原因は供給量にも関わらず、いつの間にか農家の所得にすり替えられていることに違和感を持つ人が多いはず。 

 

▲6 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

簡単に言うと機械代や肥料代が高くなり生産量に見合わなくなったから。 

そこでJAで会員になり出資しローンなどで調達をするのだが、それにはすべて経費や利益が含み非常に高くなる。 

小規模農家は全く採算が合わない訳だ。 

国民も良く考えて頂きたい。 

毎日使う携帯代の1万円は仕方ないと払うが米の4000円は高いという。 

生活の中にももっと安くて当たり前なんじゃないかと思うものはたくさんあるでしょ。 

 

▲19 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

50haほど作付けしています。 

売上は数千万ありますが、借金も数千万あります(笑) 

トラクターやコンバインの減価償却は7年ですので、農作業機の借金は7年で返済しなくてはなりません。 

ようやく返済し終えても、その頃には機械の更新時期となり、再び借入をして購入します。 

お米の値段が上がってくれれば更新にかけられる費用も増えるため、こう言った事が少し楽になります。 

 

最近の報道を見ているとどうも米が下に見られている気がして、あまりいい気分ではありません。 

農家も消費者もどちらも納得出来る価格になれば嬉しいですが、それがなかなか難しいですね。 

 

▲6 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

農家には様々な規模があります。 

一反しかない兼業農家もあれば、10町の専業農家もあります。 

 

『令和の百姓一揆実行委員会』は「すべての農民に所得補償を」をスローガンに掲げてられますが、どの規模の農家を対象にしているかが分かりません。 

実行委員会代表の菅野氏の場合は 

『5町の田んぼと、1000羽のニワトリを飼う農家』とのことですが、単純計算で 

『米だけで25t(約416俵)の生産高』となり、R6のJAの米の買取り価格では 

『約680万円』になります。ここに『鶏の収入』と『年金』が加算されます。 

 

ちなみに日本人の平均所得は国税庁によると約460万円となっています。 

もちろん、農家さんの苦労に見合う収入かどうかは私には分かりませんが、少なくとも菅野氏の収入は、私よりは遥かに多いですし、貧困層が拡大している日本国においては、菅野氏は富裕層に該当すると考えます。 

 

『富裕層の一揆』はいささか…。 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

農家のことは全く分かりませんが、一般企業では経営方法によって利益が変わったりします。 

潰れそうな企業の社長が変わるだけで復活することは結構あります。 

ただこれが農業に適するものかどうかはわかりません。 

 

何より食べ物を作ってくれている方々が苦しんでしまったら食べる側が苦しくなる日が近いってことになるから何とかしてあげて欲しい。 

高すぎるのは困りますが、安くなりすぎるとその先が困ることになります。 

 

▲9 ▼2 

 

 

=+=+=+=+= 

 

日本で水田を考える際に「減災機能」を忘れてはいけない。 

水田は食糧を得る為のインフラであると同時に災害対策のインフラの面も合わせ持つのです。 

これを考えずに農業の形を変えると取り返しがつかない事になりかねません。 

全ての水田がそうであるとは言えませんが、山間部や大きな河川の周辺に広がる水田の多くはそうなのです。 

 

単純に米価格だけで考えると、却って大きなコスト負担を強いられるのですよ。 

 

▲8 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

ある先端を行く稲作農家は小売り価格5キロ2000円でも採算取れるそうだ。 

休耕地を集め規模を大きくしIT技術、AI、ドローン、新しい機械、新しい耕作方法を屈指して高採算化をしている。 

生産性の高い農家、技術革新に追従出来る農家、小規模だがブランドを生みより高い質生産が出来る農家と様々な就農のあり方に国は支援すべきだと思う。 

それ以外の農家には転作するか補助金無しで細々と続けてもらうしか無い。 

市場原理が働かないとその産業は廃れる事は避けられない。 

 

▲19 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

宮城が世界に誇る宮城米の田んぼの中心で育った自分は事情をよく知っているが、米農家で「時給10円」は絶対に有り得ない。田んぼが全く無い東京都心の人、特にオールドメディアの人達は全く知らないだろうけど、現代の稲作は高度に機械化されている上に、農道、用水路等、非常に良く整備されており、農業の中でも稲作は非常に楽である。トラクターやコンバインは買うから高いのであって、リースすれば良いだけの話だ。つまり、「利権」が無ければ農業をやりたい人に非常にオススメなのが稲作である。「利権」が無ければ。 

 

宮城県南部の山元町はイチゴの一大産地である。山元町は東日本大震災で文字通り壊滅したが、この町出身の仙台一高OBが立ち上げて成功したのが「ミガキイチゴ」である。この人の「手法」をそのまま米に応用すれば良いのだ。詳しくは、「99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る」という本を読めばよく分かる。 

 

▲2 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

農業法人では効率化を優先して、それなりに大きい区画の田んぼしか引き受けない傾向がある。それなりに大きい機械を使っているから、田んぼが小さければそもそも機械が入らない。 

確かに、そういった田んぼにも入れられる機械を準備すればいいのだろうが、小さい田んぼでは収量も少ないわけでメリットが少ない。 

結果、後継者がいなくなれば、耕作放棄地となって農地が減る結果になる。 

30年ぐらい前までは山間部の小さな田んぼでも稲作が行われていたけど、後継者のいなくなったところから離農していき、だんだんと放棄され荒れていく田んぼが増えた。 

確かに大規模に作って効率化することは収益を上げるためには必要だし、生き残っていくためには仕方のないことだと思うが、一方で、日本の古来からある文化としての稲作をどう継承していくかという観点からも検討の余地はあると思う。(おそらく補助金で賄う以外にないのだろうが) 

 

▲9 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

大規模農家は当然ながら、小規模農家でも儲かる仕組みを作る必要があると思う。 

大規模農家だけでは国内需要賄えないし、品種が絞られたら不作の際のダメージが大きい。 

色々な地方で多様な品種を大量に作ることで不作にも備えられる。 

小規模農家は国の補助金で成り立つくらいの保証をしてもいい。 

 

▲4 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

果樹を主力として生計を立てていて、代々受け継いできた田んぼと知り合いから頼まれた田んぼで少量だけ米を作っている30代の農家です。 

私が問題だと思うのは、ウクライナの戦争が始まった後からじわりじわりと肥料、農薬、農業資材の値上がりが始まりました。父は、コンバインや乾燥機が壊れたら赤字の米作りは辞めて近所の農家さんから米を買った方が安くつくと口癖で言ってました。肥料代や経費は上がるのに、自分が所属しているJA以外の農業組合は、2等米で1俵9.600円で買い取りました。今販売されている米は10kgで9000円くらいですよね。60kgでこの価格なら厳しいです。肥料代などが高騰しているのに農業組合は安い金額で買い叩きました。この時にきちんと対応するはずだったのです。国の補助金で1年だけ肥料の高騰の支援がありました。国は農業に予算を割いてもっと農業を大切に思うべきです。販売場所を直販に変えて頑張ります 

 

▲5 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

山間部の米農家は採算合わないと聞きます。田んぼが小さくて効率化できないのがネックだとか。JAのやり方が時代に合ってないから米農家の収入が増えないとか。米農家から米生産企業へと規模拡大していく時代に入ったと思う。 

 

▲2 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

米農家のご苦労、大変痛み入ります。我が家も兼業で自営業の傍ら稲作をしています。 

時給10円との訴え。でも事業主ならそれは自身の責任だと思います。地域によっては農家ならではの縛りもあるのかも知れませんが。 

我が家は不自由のない暮らしをさせてもらっています。自営の仕事も稲作もそれは休みなくやっています。おかげさまでうまくいっています。時給に換算したら10円にもとどきません。 

人のせいにしているうちはいつまでも変わらないと思います。米問題を招いたのは国の責任ですが、一方で農家の責任も大きいと思います。 

 

▲42 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

どっちにしても小規模農家は高齢化で減るんだからそこを維持しようとするのは意味がまったくない。 

大規模化を推進していく政策が必要になる。 

ただそうなると小規模農家をまとめるために存在していたJAの存在が必要なくなっていく。 

なら今後はJAが直接小規模農家の農地をとりまとめ効率的に大規模化して人を雇って農業をする形をとればいい。 

大規模化した法人農業とJA主導の大規模農業。 

 

▲15 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

地方行くと耕作放棄地が結構ある。 

零細の農家の方が力尽き、断腸の思いで放棄したのだろうと勝手に想像する。 

確かに時給10円を訴える農家の生産量は全体から見たら僅かだし非効率なのだろう。 

だからと言って切り捨てたら、あの耕作放棄地が増えるんだろうな。 

 

安定的に安く旨い米食えればいいってのが多数派だし、私も背に腹は代えられないからきれいごとは言えないが、取捨選択ってそういうことだよな。 

 

▲30 ▼9 

 

 

 
 

IMAGE