( 294672 )  2025/05/28 07:22:19  
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めざましmedia 

 

「5月23日に入籍しました。出会って10日目で」 

 

めざましmediaの取材に衝撃的な事実を明かしたのは、去年2024年8月に乳がんの診断を受けたことを公表し、現在も治療を続けている梅宮アンナさん。 

 

まさに「電撃結婚」となる、そのお相手は、世界で活躍するアートディレクター世継恭規(よつぎ・やすのり)さん、59歳。 

 

アンナさんが世継さんに出会ったのは、なんと今からたった2週間前の、今月14日! 

そして出会ってからわずか10日目、5月23日の夜に婚姻届を提出したと言います。 

 

お相手の世継さんとは、いったいどんな人なのか? 2人の馴れ初めは?? なぜ出会ってわずか10日目に婚姻届を提出することになったのか??? 

 

新婚ほやほやの5月26日、アンナさん自身が全てを話してくれました。 

  

 

(インタビュアー 大村正樹フジテレビ芸能デスク) 

 

大村正樹:おめでとうございます! 

 

梅宮アンナ:ありがとうございます! 

 

大村:急に… 

 

アンナ:びっくりですよね? 

 

大村:どこから聞けばいいか分からないんですけど(笑) 

 

先週金曜日の午後8時に役所に婚姻届を提出したという2人。 

アートディレクターとして世界で活躍する、お相手の世継恭規さん(59)は、アンナさんの7歳年上で、今年還暦を迎えます。 

 

京都出身で普段は関西弁で話すという世継さんのことを、アンナさんは「よっちゃん」と呼び、 

世継さんはアンナさんのことを「アンナ」や「奥さん」と呼んでいるそう。 

 

2人の出会いのきっかけは、アンナさんの同級生でした。 

 

アンナ:同級生が「アンコ(アンナさんのあだ名)に合うと思う人がいる」って言ってくれて、インスタを見た時点で絶対話が合うと思って、すごく会いたくなっちゃったんです。この人に会いたいって。それで同級生から「梅宮アンナが会いたいって言ってる、ご飯食べたいって言ってる」って伝えてもらいました。 

  

 

世継さんのインスタグラムをチェックしたアンナさんは、写真だけの投稿にもかかわらず、世継さんに強く惹かれたのだそう。 

 

一方、世継さんはアンナさんの近況をよく知らなかったそうで… 

 

アンナ:世継さんは私のことを「2回ぐらいパーティーでお見かけしたことがあるけど、しゃべったことはない」と話していて、私の病気のことすら知らなかったんです。 

 

それで調べたら私の膨大なインタビュー記事が出てきて、私が1年間かけて発信してきた記事を読んでくれたんです。 

 

それを見て感動してくれて「こちらこそ会いたいです」と言ってくれた。すごく嬉しかったですよね…私の体験や経験を読んだ結果「会いたいです」と言ってくれて。 

 

それで5月14日に初めて会って、LINEを交換しました。 

  

 

 

今月14日に初対面を果たした2人ですが、それからわずか2日後。世継さんがアンナさんに愛の告白をして、交際をスタートさせたといいます。 

 

アンナ:出会って2回目の時に、「結婚を前提に付き合ってください」と言ってくれて。 

「ええ!?」と思って。もう嬉しくって…「嬉しい!」って言ったと思います。 

 

男性の方から「結婚しよう」とか言われたことがなかったので、今回が初めて。“交際0日婚”とか「いいなぁ」って思ってたけど、まさか自分が…という感じです。 

  

 

ストレートに愛情表現をしてくれる世継さんの人柄に、出会ってすぐに惹かれたというアンナさん。それから、ほぼ毎日のように会うようになったといいます。 

 

そして、出会って9日目の5月22日。 

 

アンナさんは世継さんから「家に婚姻届を記入して置いておいたから、書いておいてほしい」と頼まれたといいます。 

 

冗談だと思いながら世継さん宅に向うと、そこには世継さんが記入し終えた婚姻届が。 

 

それを目にしたアンナさんは… 

 

アンナ:その時1人だったんですけど、何分か忘れたけど眺めましたよね、書けなくて。緊張しちゃって…。 

 

大村:一緒に書くんじゃなくて、旦那さんがあらかじめ書いていて? 

 

アンナ:それで連絡して「緊張して書けないよ」って。そしたら、「大丈夫、大丈夫、間違えても、もう1枚あるから」って感じで。 

 

婚姻届って離婚した年を書くところがあって、昔のこと(平成15年)すぎて覚えていないから自分でウィキペディア調べちゃいました(笑) 

 

そして出会ってちょうど10日目の5月23日の夜、2人は役所に婚姻届を提出しました。 

  

 

アンナさんは去年2024年8月に乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表。抗がん剤治療を受けながら、11月には右胸の全摘手術を受けました。さらに今年3月からは放射線治療も行い、現在も闘病生活を続けています。 

 

世継さんと会う前は、乳がん闘病中であることから「引かれると思って…会ってもらえないんじゃないかと思った」と不安があったそう。 

 

しかし、世継さんとは、意外な共通点があったのです。 

 

アンナ:(世継さんが)脳梗塞をやっていて、後遺症で手がしびれている。私もしびれているんですよ右手が、治療の後遺症で。なので、なんか「しびれ仲間」だと(笑)。「話が合うかも」って、さらに会いたくなった。どっちかが健康だったら結婚は無かったと思います。 

  

 

ともに大病を経験していることから、「共感ができて楽」だと話すアンナさん。 

また、有名人であるアンナさんの悩みに対して、世継さんが魅せる“懐の深さ”にも、心を動かされたと語ります。 

 

アンナ:婚姻届を出すときに「よっちゃん1人で行ってきて」って言ったんですけど、「なんで?一緒に行こうよ」って言われて。 

 

私は誰かと付き合ったりすると写真を撮られて記事になるから、「マスコミ来るかもしれないけど大丈夫ですか?」って聞いたら「全然大丈夫。俺もインタビュー答えたい」って言ってくれて、2人で一緒に役所に出しに行きました。 

 

 

アンナ:アートディレクターという仕事をやっているだけに、いい意味で“普通じゃない”ので、そういうところも楽しいんだと思います。はっきりものを言ってくれるし。 

 

私が望む人っていうのは、自分もそうなんですけど、はっきりちゃんと言葉にする人。「好き」とか「愛してる」とか。そういうことを普通に思ったまま言ってくれるから分かりやすかった。 

 

大村:5月14日に出会って、「愛してる」とか「好きだ」って最初に言われたんですか? 

 

アンナ:あはは 自然に、自然に、それも普通に言う(笑) 

  

 

さらに2人が初めて会った日、アンナさんが世継さんに、会う前に見ていた短髪の写真のイメージから「髪の毛を切った方が1000倍良いと思いますよ」と言うと、世継さんは「切ったら付き合ってくれますか?」と返答。 

するとその後すぐに、世継さんは本当に髪を切ってきたといいます。 

 

一方で世継さんは、アンナさんのマネージャーに“アンナさんのトリセツ(取り扱い説明)”を聞いてくるマメな一面も。 

 

右手にしびれが残るアンナさんを気遣い、「自分はアンナさんの右側にいる方がいいですか?」といった細やかな配慮をしてくれるなど、心の優しい人だといいます。 

 

自らの思いをストレートに伝えてくれる一方で、アンナさんの思いに応じようと配慮をしてくれる世継さんの人柄に、短期間で一気に惹かれていったというアンナさん。 

現在は結婚式にむけて、世継さんと準備をしているといいます。 

 

アンナ:結婚式の準備、ウェディングドレスを選んだりとか、世継さんが全部やってくれていたんですけど、その過程で「もう相手の名前を世間に言った方が楽だな」って思って。 

 

それで『ゼクシィ』買ったの!(笑)今の若い人はどんなのを見るんだろう?どんなウエディングなのか?どんな指輪なのかな?と思って、買おうと思って昨日コンビニに行ったけど売ってなくて、Amazonで買った(笑) きょう届いてるはずです。 

 

アンナ:結婚することを伝えたときのお友達のリアクションがまぁ面白い。 

最低でも「えええ」、多い人で6つくらい「ええええええ」。 

 

そして必ず「いつからいたの?」「そんな人がいたんだねぇ〜」って。 

「いやいや、出会って10日です」って言うと、またドヒャ〜!ってなる。 

 

友達からは、「この歳になってまさか自分の息子や娘じゃなくて友達の結婚式に行くとは思わなかった」って言われています(笑) 

  

 

アンナさんからは新婚の日々を楽しんでいる感じがとても伝わってきますが、世継さんに出会うまでは有名タレントである上に大病をしたことで「私のことを好きになってくれる人なんてもう絶対いないだろう」と思っていたといいます。 

 

そんなアンナさんに、母クラウディアさんは励ましの言葉をかけ続けていました。 

 

 

アンナ:うちの母は昔から「早く再婚しなさい」ってずっと言い続けていて。 

 

病気になってからは私が「ママ、私がこういう病気で今後どうなるか分からないのに、もうそんなこと言ってくれる人いないよ、それが現実だと思うよ」というふうに言っていたんですよね。 

 

でも母は「そんなことない、どこかにいる」ってずっと言っていて。 

  

 

大村:それがこんなにも早く見つかった! 

 

アンナ:あはは(笑) 

 

まぁ本当に年齢も決して若くないから、やっぱり50歳過ぎると、どこか必ずガタがくることが多いじゃないですか。うちの父も糖尿病だったり がんだったり、ずっと病気の人を見てきたのもあるので。 

 

今の私にしてみたら健康体の人と出会って結婚したとしても、いつどうなるか分からない。心の準備がないのも嫌だなと。 

 

同じように明日どうなるか分からない人と一緒にいることの方が、私には合っていたんじゃないかなと思います。 

 

相手がすごく健康だとプレッシャーを感じるというか、変な言い方なんですけど。 

 

世継さんとは、飲んでいる薬のことや、病院へ行く日程なども話すそうです。 

  

 

2019年12月に慢性腎不全のため81歳で他界した父・梅宮辰夫さんは、生前、アンナさんに「俺が生きているうちに結婚しろよ」と何度も言っていたといいます。 

 

もし父・辰夫さんに世継さんを紹介したとしたら、どんな声をかけてくれると思うか、聞いてみました。 

 

アンナ:今、父が生きてたらどうだったかな?なんて言うかな?って思ったんですけど… 

 

「いや、世継くんアンナはやめとけ」って言うような気がするんです、うちのパパは(笑) 

 

「世継くん、ありがとう」じゃなくて「やめとけ」って言いそうな気がするんですよね(笑) 

  

 

アンナさんは「近々お墓参りに行こうと思っています」と話しました。 

 

去年8月に乳がん(ステージ3a)を公表して以来、自身のSNSやメディアを通じて、闘病の過程や心境を包み隠さずに発信してきたアンナさん。 

 

アンナ:今回の結婚は、自分の病気のことを公表して発信してきたことが、よっちゃん(世継さん)みたいな人の目に留まり、記事に感動して「梅宮アンナに会いたい」って言ってくれたことでつながった。真面目に発信してきて良かったなって。 

 

「私たち残り何年生きるんだろうね?」っていう現実的な話もして、再発して長くないかもしれないし、あと3年かもしれないし、10年かもしれないけど、私は一緒にいたいなと思ったので。 

 

自分が病気になったときに出会って付き合う人って“本当”なんだなって。 

人間、元気な時とか仕事が調子いいときは、人はすごく寄ってくる。 

でも、元気じゃなくなっちゃったとき、人って結構いなくなっちゃう。 

 

私も同じ経験をしたけど、でもこの状態で「良い」って言ってくれた人が、ずっと付き合う人なんだなって。 

 

彼は「毎日が楽しい。今までと大違い」って言ってくれている。病気がある中でそういうことがあったのがうれしかった。 

 

闘病中でもこういうことが起きるんだ、ということで、世の中の人たちにも少しでも明るい気持ちになってもらえたらと思います。 

 

また苗字が「梅宮」から「世継」に変わったことにも、アンナさんは喜びを感じているといいます。 

  

 

大村:「世継アンナ」ですね。 

 

アンナ:プライベートでも「梅宮アンナ」という名前なので、芸名という感覚がないまま30年この仕事をやってきんですけど、なんか初めて…芸名と実際の名前が別ということは、嬉しいんですね、これね!姓が変わるということは、改めて新鮮な気持ちになります。 

 

私、明日病院なんですけど、まだ結婚のこと言ってなくて。明日行って、「名前が変わっちゃった」って言います(笑) 

 

めざましmedia編集部 

 

 

 
 

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