( 295471 )  2025/05/31 06:30:46  
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小泉進次郎農水相が30日、神奈川県内の民間倉庫で保管されている備蓄米を視察し、その管理水準の高さを評価した。

中小スーパーなどにも応札対象を広げる一方、条件に合わない小売店については柔軟な対応を考えると説明。

倉庫内の保管状況も確認し、日本の細やかな管理の質を称賛。

前日に食べ比べた古古古米の味についてはあまり違いがわからなかったが、高水準の管理に感謝の気持ちを述べた。

(要約)

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備蓄米を保管する民間倉庫を視察する小泉進次郎農林水産相=30日、神奈川県内(山沢義徳撮影) 

 

農林水産省が随意契約で放出する備蓄米の応札対象を中小スーパーなどへ広げた30日、小泉進次郎農水相は令和3年産の備蓄米を保管している神奈川県内の民間倉庫を視察し、「世界一と言っていい管理水準だ」と評価。良好な保管状態を知ってもらうことで「国民の安心感につながるのでは」と話した。 

 

一方、条件に合わず入札できない小売店もあることについては「スピード重視で大手小売りから始めた」と説明した上で、今後は「進めながら、随意契約の形も動きをみて柔軟に考えていければ」と述べた。 

 

倉庫内では、玄米が1トン入りフレコンバッグや30キログラム入り紙袋で積み上げられた保管状況を視察。常に室温15度以下、湿度60%以下に保ち、状態を目視で毎日確認しているといった説明を担当者から受け、「日本のきめ細やかさの神髄だ」と称賛した。 

 

また、前日に3年産の古古古米など4年分のコメを食べ比べた際は「あまり味の違いがわからなかった」と話し、「これだけの(高い水準の)管理のたまものだと実感した。現場への感謝の気持ちで一杯だ」と感想を述べた。 

 

 

 
 

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