( 296265 ) 2025/06/04 03:00:04 2 00 農協は“悪の組織”なのか?元JA職員「ショッカーではない」「余分に儲ける仕組みがない」農家「絶対に損しない商売」ABEMA TIMES 6/3(火) 7:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/0807c0cd43d0fee5699dd7466af72e2538749aed |
( 296268 ) 2025/06/04 03:00:04 0 00 コメ作り歴50年 染谷茂さん(75)
小泉進次郎農林水産大臣の就任で話題のJA(農協)だが、その実態はよく知られていない。元JA職員で農業経営コンサルタントの高津佐和宏氏は、「悪の組織“ショッカー”みたいに思っているかもしれないが、そんな組織が何十年も生き残れるわけがない。JAはその地域の農家が集まって作ったもので、別に利用したくなければ利用しなければいい」と語る。
実情を探るべく、千葉県で50年にわたりコメ作りをしている染谷茂さん(75)を訪れた。「この(田んぼ)1枚で2.5ヘクタール。コシヒカリだと200俵、他の品種だと250俵が取れる」。総面積は150ヘクタールで、東京ドーム約32個分の広さ。従業員10人でコメ作りを行い、収穫したコメは3割ほどを農協に出荷し、あとは直接販売している。
昨今の「農協批判」について、染谷さんは「農協というのは、農家の組合員の組織だ。それが急になくなったら大変なことにある。コメ農家それぞれが自分で売り先を探すのは大変なこと」と実情を明かした。
例えば、1軒の農家が生産するコメや野菜を出荷する際、どうやって運び、どこで売るのか。もし1軒だけでやろうとすると、運搬も売り先も、価格交渉も、すべて自前でやらなければならない。生産に必要な道具や肥料も、その都度、自前で購入する必要がある。また凶作や自然災害に備えるための資金も、自前でまかなわなければならない。
そこで、農家が集まり互いに助け合い、1軒の負担を軽減しようとした。生産力を高め、収入の安定だけでなく、将来のために資金を積み立てる。そんな農家が集まり、全国規模となり、巨大化したのが農協、現在のJAだ。
高津佐氏は「自分で売るということは、営業活動しないといけない。それ以外にも経費がかかる。その経費分を効率的にできるのかどうかをてんびんにかけて、自分で売るのか、JAに出すのかを決めることが大切だ」と説く。
JAは全国に496存在し、組合員は約1000万人。およそ16万6000人が職員として働いている。“巨大な会社”に見えるが、株式会社ではなく、利益を追求しない「協同組合」となっている。
「一般の事業者のように、1万円で買った物を1万5000円や2万円で売ることは、基本的にはできない。その逆に、1万円で仕入れた物を8000円、7000円など赤字で売ることも、基本的にはできない。農家から預かったコメを1万円で売ったら、そこから規定の手数料をもらう。それ以外に配送料や保管料などの実費は別でもらうが、農協の利益は手数料しかない。高く売る仕組みや、余分に儲ける仕組みがないのが農協だ」(髙津佐氏)
JAの主な役割は「購買」「販売」「指導」で、「共同購入」「共同販売」の事業では、原則として独占禁止法から除外されている。そこには、大企業と争うこと自体が困難な農業者たちの組合という立て付けになっている。
髙津佐氏は「優遇されているのは、独禁法の適用除外があるのも一つだが、同じ組織の中で『共催事業』の保険事業と、『信用事業』の銀行業務をやっていいという特例が、JAの特別なところだ」とも話す。
特例で守られたJAには、「JA共済連」と「農林中央金庫」が存在する。JAの金融サービスを提供する「JAバンク」の預金量は約108兆円(2024年)と潤沢で、個人預貯金の国内シェアの約10%を占め、3大メガバンクに追随するレベルだ。
またJA共済が保有する国債や株式、不動産などの総資産は58兆円と、日本の国家予算の約半分ほど。経済事業の「JA全農」は赤字傾向だが、世界有数の事業規模を持つ金融事業によって、補てんされてきた。
農協は戦後、GHQの指示で「農業協同組合法」が制定されて生まれた。国がコメの流通を管理し、生産者も国への売り渡しが義務化された。コメの買値も売値も、すべて国が決めた価格だったが、その際に国と農家の間に入っていたのが農協だ。米価の価格調整をして、安定化を図ることが、重要な役割だった。
1995年に「コメの自由化」が始まり、流通も価格も自由化が促進され、国の役割は備蓄米の運営などに限定された。農家はJAに加入するか選べるようになり、2023年度米におけるJAのコメ集荷率は全国平均で54%だった。
では、農家と農協の関係は、現在どうなっているのか。染谷さんによると、「農協がコメを買う場合は、概算払いになる」という。概算金とは、農家から買い上げる際に、農協が提示する値段だ。相場や市況を鑑みて決められ、集荷の際に一括で農家に支払われる。
「農家が収穫して、玄米を農協に出荷する。検査を受け、農協の倉庫に入ると、1俵あたりいくらですよと概算金(仮渡金)が農家に来る。その後、全農は売り先を探して売って、その売り上げから経費や儲け(手数料)を引き、余ったら清算する。絶対に損しない商売、それが概算。おかしいと思わなければおかしくないが、おかしいと思えばおかしくなる」(染谷さん)
概算金よりコストが上回ると赤字になる。JAのサポートがあるのに、赤字農家が減らないのはなぜか。髙津佐氏は「生産性高く農業経営できているかどうかだ。農業生産できているかを追い求めている人と、放漫経営をしている人とは、やはり全然違う。経営能力や経営管理の差だろう」と推測する。
また、コメ高騰については「今回のことは、いずれ起こったと思う。戦後の物が足りなかった時代は、すごく上手に機能していた。時代が変わったが、組織が大きくなりすぎて、新しい方向に舵を切りづらい。JAの舵取りは非常に厳しい局面だ」とみている。
染谷さんもまた、ジレンマを感じている。染谷さんの田んぼは借りたり譲られたりしたもので、その相手は350軒にのぼるという。「350軒の農家が米作りをやめてくれたから、うちが成り立っている。国は規模を拡大、農地の集積をどんどんやって機械化しろと言うけれど、その裏にはそれだけやめていく農家がいる。工夫していかなかったら、生き残れない」。
ジャーナリストの青山和弘氏が、JAの現状を説明する。「(JA全農やJA経済連の)経済事業は幅広い。農畜産物の販売や加工もそうだが、ガソリンスタンドもやっている。ここでの儲けは薄く、結局は銀行(JA信連・農林中央金庫といった信用事業)で儲けている。専業農家のみならず、兼業農家のサラリーマンの給与も預金してもらい、運用で稼いでいる」。
しかしながら、「信用事業の銀行や共済事業の保険を存続させるのと、農業発展のためにどうしたらいいかということは、利益が相反することがある。日本の農業の競争力を保つには、集約化しないといけない。そうしないと、コストがかかり、赤字の農家が増え、高い農作物ができるので下げないといけない。しかし銀行業をやるためには、零細農家を守らないといけない。会員数が減れば、預金が減るからだ。『預金を守るため』『日本の農業を持続可能にするため』が利益相反することがある。このような組織自体が古くなってきているのでは」と指摘する。
JAの数は、2011年度の711から、496まで減少した。「コメも54%しか取り扱っておらず、農協に入るのも自由になり、農協を通さない人もいる。ただ、それは自分でネットや道の駅といった販路がある人たち。それができない人は、農協に頼らざるを得ない状況。減ってきているが、まだ力を持っている。こうした農協を変えていけるかが、いま問われている」。
そこで注目されているのが、小泉農水大臣の動きだ。「小泉氏が言っているのは『農家のための組織ではないのか』。もちろん農家のためには、販路を作り、天候が悪かったときなどに助け合う組織が必要だ。それに特化してくれればいいが、金融機関として儲けを優先したり、保険事業の会員を増やしたりとすると、農家のためのようで、そうではなくなっているのではと問題視している。そこで解体や、地域の独立性を高められないかと言っている。農業と言っても、地域によって特性は違うので」と、青山氏は解説した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部
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( 296267 ) 2025/06/04 03:00:04 1 00 このテキスト群では、JA(農業協同組合)に関する様々な立場や意見が述べられています。
1. 従業員や関係者の立場からのコメントでは、農協が農家の販路や経営を支える重要な組織であり、農家にとっての役割や必要性が強調されています。
2. 経済や政治的な視点からは、農協の大規模化や上部組織の運営に疑問を持つコメントもあります。
3. 農業そのものに関わるコメントでは、農家の収入やコメの価格に関する難しさや不安定さが述べられています。
4. 農業経営や市場原理主義に関する意見もあり、農家の自主性や経営の自由を重視する声も挙がっています。
総じて、JAに対する様々な意見や批判があり、農業や農協の将来に向けた改革や変革の必要性が訴えられていることが伝わります。
(まとめ) | ( 296269 ) 2025/06/04 03:00:04 0 00 =+=+=+=+=
私の父親は、高卒から退職するまでJAに務めていました。 春、お茶の収穫が始まり集荷からお茶の加工まで職員が当番制で休日返上で集荷と加工作業。 夏は夏野菜の集荷販売。 秋はお米をカントリーエレベーターの保管や籾から玄米にする加工作業、これもお茶と同様に当番制で休日返上で深夜まで作業してました。 私の小さい頃は春と秋の休日は父親がいない事が当たり前でした。 また、金融で億を超える横領があり、その損失を残った職員が返済するため父は退職するまでの15年間は昇給なしでした。 JAは本当に不要かは私は分かりませんが、JAの職員は仕事してます。 一般企業より甘い部分は確かにあると思いますが、農家のために働いている事は間違いないと思います。 ただ上部組織の全農、経団連、中央会が本当に必要かは大いに疑問です。 JA不要と一言に言ってますが、JAの上部組織の事では無いかと私は思っています。
▲23108 ▼3284
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JAの組織事態が悪いのではなく、利益を増幅する為に行っている金融や保険取扱いに重しを置き、本来やらないと行けない農作物流通や管理をそっちのけになっていることに問題ある。 やはり利益を増幅するなどのない農林水産省等が管理し、価格や収穫量を考え、税金を注ぎ込んでも国民に安全な供給することがベストと思えます
▲65 ▼67
=+=+=+=+=
遠方の田舎の両親の死去に伴い、農機具の処分を相談したところ買い替えはできるが処分はできないと。リサイクル方法を尋ねましたが、何のアドバイスもありませんでした。 後片付けに大変苦労しましたが、農協が役立つのは買う時だけで、廃業する農家には何のアドバイスもノウハウもなく非情な組織だと思いました。 農業の専門組織なら、農業を始める〜廃業するまで必要なことを手助けしたりアドバイスできるシステムを構築するべきでは?
▲10324 ▼1251
=+=+=+=+=
農家は採算ギリギリの価格で出しているのに 、小売店に届くとべらぼうな価格に跳ね上がっている。 5次卸 もあるような構造に問題があるのでは? 備蓄米を30万トンも 放出しているのに、川上の1次 2次 卸で値上がり益を待ってためこんでいたりしているという。この際、 徹底的に調査する必要があるのだと思う。
▲63 ▼14
=+=+=+=+=
農協、全農、存在自体は否定しないし必要だと思います。 しかしその活動の中心となる農林中央金庫が巨額な損失を出したり、また全農をはじめ、中枢と言われる幹部たちが、農家の方たちに見合わない高収入だったり、都心にビルを建てたり、こーゆーことはどうなんでしょうか?末端の農協の職員さんたちには私の親も世話になっています、ありがたいし、ご苦労もわかります。ただ何か思い切った改革が必要だと思います。
▲7451 ▼578
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JA自体農家を守ることを前提として立ち上げた組織。ただし、自由市場が主流となる現在において政府の金庫を掘ることに主眼が置かれ本来の義務である農産物を適正価格で市場に流通させるという目的からかけ離れた実態になっている。 減反政策をやめ市場メカニズムに沿って供給体制を構築する本来の姿に戻るべき。 ただ、農家の経営が行き詰まらないように最低価格を下回ったり物価高騰した場合にはセーフネットを構築する。 そのために政府との連携を取ることは必要だ。
▲191 ▼115
=+=+=+=+=
JAは大きな組織で、農家にとってJAの下部組織は必要でしょう。しかし上部組織と物流組織のコストは掛かりすぎです。五次卸売業者まで使ってようやく小売店に来るようでは、米価格は高くなる訳です。 自動車業界を参考に物流の簡素化を進めてほしいものです。
▲4194 ▼259
=+=+=+=+=
今、農協の在り方が問われていますが、私はJA全農と地域の市町村レベルの農協とは違う存在と思ってます。以下に具体的に。 ◆ 地域の農協(単位JA)について 地域の単位農協では、組合員である農業者が比較的密接に運営に関わっています。たとえば:組合員総会や代議員会を通じて意思決定がなされる。理事や監事に地元の農家が就任していることが多く、地域の声が反映されやすい。地域密着型で、「販売」「購買」「信用(JAバンク)」「共済」などの事業を通して、農家の経営や生活を直接支援。 つまり、地域のJAは「農家が主役」であることが比較的維持されやすい構造です。 ◆ JA全農や中央会など全国組織は官僚的・大企業的な体質が強くなり、「効率性」や「事業規模の拡大」が重視され、個別農家のニーズとずれが生じやすい。 結果、中央会(JAグループの統括機関)の意向が強くなり、地域JAの自主性が弱まる。
▲3101 ▼198
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スーパーやドンキと米の集荷から卸、米穀店というネットワークは生い立ちの目的からして違う。米は郵便と同じで、生命線である米を国民誰一人の例外もない様に末端まで届く様に構築された販売ネットワーク。効率よく大量に安くするから「買いに来い」というスーパーとは異なる。言ってみれば末端まで売る届ける米穀店の美味しい部分をスーパーが取り込んだ形。コンビニなら代替できるとも思えるが、同じ品物のスーパーとコンビニの量と価格の違いを見れば、結局コンビニは高い買い物になっている。
▲38 ▼60
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なぜ2倍以上高騰したのか、説明がない 半年前5kg2000円が今は4000以上は異常です、米流通の闇を感じる、ガラス張りにできなければ 外米を使い輸入して、値の適正価格と米不足解消調整用に使うべき、カリフォルニア米は十分食べられる、通常米と区別付かない 農家守るは先ずは物価値上げに合わる事含め適正価格決めるべきですね
▲2571 ▼590
=+=+=+=+=
和歌山で農家が直で利益を得られるシステムを作った人がいるという特集TVを見たことがある。各農家がタブレットを使って自分で価格を設定し、出荷先や量も自由に決めることができ、中間業者が価格や出荷先を決定する流通の仕組みを変えたいと、自ら営業代行のベンチャー企業を立ち上げた元農家が、都会のスーパーと交渉して、農家が直接商品を置くことができる直売所を増やした。これにより数億円プレーヤー農家も誕生したそうだ。農業の後継者不足を解消するためにも、農家こそ稼げる魅力ある職業であって欲しい。
▲774 ▼64
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農協と言うのは元々農家一人一人が集まり助け合いの精神でできた組合です。例えば一袋千円の肥料が農家百軒まとまれば9百円や8百円になるその上の組織が経済連や中央会、全農と言った口利きだけで利益をとる仲介組織だ不要な組織だと思う、農政だって政治家や官僚が楽だから補助金を出して終わりもっと強い農家を育てる必要があった今になってやろうとしても高齢化により廃業する農家がゴッソリで荒れた田畑が沢山だ集約農業にも限度があると思います
▲1226 ▼215
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現役農家。 農業協同組合の説明として概ね正しい。
やり玉に上がりやすい金融・共済事業も、過去には農業者が利用できるものが無かったり、高金利などとても不利な条件でしか対応されなかったものを改善するため、先達が力を合わせて協同組合の事業として獲得してきたもの。「規制緩和」「既得権益」などの観点から批判されることも多いが、経済界や外資が自分たちのところにカネの流れる道筋を作りたがっているだけに聞こえる。
生協含め協同組合とは一人ひとりの小さな力を合わせて、相互扶助の精神のもと組合員の事業や生活を向上させていくことが目的。他のコメントにもある通り、地方ではスーパーやガススタなど生活インフラも赤字かトントンの中でなんとか繋いでいて、その恩恵は組合員だけが享受しているものではない。
田舎が生活圏として成り立つには必要不可欠な組織。都会は都会だけで生活が成立しているのか一考してほしい。
▲1589 ▼387
=+=+=+=+=
確かに小規模農家には農協は必要な組織ですね。 そして大規模農家も最初は小規模農家で農協に頼っていた時期は必ずあります。なので農家にとって農協はなくてはならない存在なのは理解できます。 しかしながら農家の人が農協が儲けすぎてることに問題を感じないことが不思議でならない。 農林中金が一兆円を越える損失を出しても破綻しない所を見ると農協という組織の巨大さが分かってしまう。 それだけ儲けてるのだったらもう少し農家に還元してもいいとは思うけどな。
▲1318 ▼321
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私は農家さんから直接お米を買っています。農耕機なども中古を購入して自分で直して使ったり、冬の間も田んぼの水をそのままにして、冬の渡り鳥の居場所となり、鳥は虫を食べたり、糞をしたり、田んぼの栄養に活かしているようです。自分で考える米農家さんです。お米は宅急便で送っていただいています。無料配送ではありません。でもおいしいお米をいただいているので納得しています。JAが悪いかどうか分かりませんが、お米を作っているだけではなく、ご自分のビジネスとして考えることが求められているのではと思います。
元農水大臣の「ルールを守ってもらわないと」と言う馬鹿げた発言に呆れます。JAのルールを守る事が米作りを守るのか、日本の食を守るのか、それともJAと農水省と政治家を守るのか、どういうルールなんでしょうね。
何もかもJAや農水族の議員に任せっぱなしで、今こんなことになっているのではないでしょうか。
▲404 ▼60
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農業に限らず、共同「組合」の機能や役割が整理されず置き去りに議論されてる。
小魚が、群れを作ってあたかも一匹の巨大な魚のように振る舞い捕食を免れる様ーーそれが組合の真理だ。1ヘクタールに満たない農地しか持たないしがない百姓は、経済市場から相手にされない。でもそうした零細農家が百軒集まれば、一軒の大規模農家のように振る舞える。単体なら見向きもしなかった肥料・農薬の販売店が、農機販売店が、卸売市場が向こうから商売をしようと寄ってくる。
このシステムがなければ日本の高度成長はなかっただろう。ただ、あらゆる組織ーーそれこそ王朝国家まで含めて、必ず腐敗する。これは歴史が証明してる。農協はあまりにも大きくなり過ぎ、力を持ちすぎた。
もう一点、組織ではなく組合員の中からズルーーつまりシステムにただ乗りする人間が一定数必ず存在することも要因となる。
農協という単体を叩くだけでは問題は見えてこない。
▲433 ▼55
=+=+=+=+=
元々は農家の共同組合で、販路や飼料などを効率よくやっていくための組織であった事はわかります。 しかし、であればなぜ今回備蓄米の落札を引き受けたのか。農家には何のメリットもないと思いますが、市場価格を下げたくない、価格をコントロールしたいといった思惑であれば、やはり悪の組織だと思われても仕方ないです。 他のコメントにもありますが、全農や中央会など上部組織が力を持ち、しかも政治的な集票活動などの要になっている事が不健全な組織になっている。 原点に戻り、農家による農家のため、利益を求めない共同組合の役割に戻るべきです。
▲205 ▼28
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JAは郵便局と同じで、地域には必要な組織だと私は思っています。しかし農家が高齢化して農業をやめ、農家の数が激減して来ようとしている今も、JAにはその危機感が全く感じられないのが不思議でならないのです。購買も金融も保険も農協の収入源は農家が有ってこそ成り立つものばかりです。農家と農協が持続し日本の食糧の安全保障が成り立つ日本の農業の再構築がこれから必要になります。その先頭に立つのは、地域の事をよく知っている各農協で、その農協が先頭に立ってやって行かなければ日本の食糧安全保障は成り立たないと考えます。
▲291 ▼75
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農家さんの長男は後を継いで、頭のいい次男は学校の先生、奔放に育った三男の受け皿がJAという印象があります。 これもあれもと始めて、組織が大きくなり過ぎたんじゃないでしょうか。 果樹園などを中心に始まったJA離れ、肥料に出荷の段ボール、手数料を取り過ぎたのでは? 12月頃のJA主催の台湾旅行も派手にしてましたよね。
▲609 ▼157
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家族経営の小規模農家には小売業者との交渉や大型保冷庫、農家具レンタルなど農家に寄り添う営業形態でJAは必要とされていましたが農家の形も次第に変わり若い就農者が集まり独自に販売網を拡げたり企業参入が拡がればJAが占めていた領域が狭まります。農産物の安値安定の価格決定や農薬等独占販売など含めてJAも転換期が来ているのだと思います。
▲78 ▼17
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JAが金融やってて儲けてけしからんと安易に批判する方もいられるが、 農業という大きな投資額にもかかわらず、天候という不安定要素に収穫量が大きく左右され、不安定な見通しになる事業に融資をしてくれる金融機関がソコしかないということを見落としがちだと思う。 金融業としては(特に最近顕著である)不安定な要素を抱える事業に大きく融資はできないのは当然だし、保険業も同じことがいえる。 だから、農家の共同体が資金を融通する仕組みになったのを考慮すべきだとは思うが、どうにも どこかがJAの預金を欲しがっているようにも感じる。
▲138 ▼26
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農協は小規模兼業農家ばっかりの社会なら良い組織なのでしょう。そこを国と一緒に保護してきたので大規模化が進まなくなった一因でもあるのでは。協同組合なので、組合の生存が最優先になっては存在意義を問われる事態になるでしょう。保守的な地方の環境がもたらす若年層の人口流出と過疎化が先祖代々の土地を守るという考え方を維持できなくなっている今こそ農業の大規模化、事業としての自立を進めるチャンスなのではと思います。
▲22 ▼12
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いや普通に聞くと解体が必要だけど、そのまま郵政民営化だよね。 郵政も海外が保険と銀行の金目的で民営化させた訳で、本来赤字になる郵便の部分を補填していたのに独自でやらせるって先は見えてる。 農協も株式化にでもしたら欲しいところだけ 食い尽くされる。 農協に改革は必要だが、それは決して民営化ではない。 知らない子供のまま郵政民営化を見過ごしたけど、次は食料だからその深刻差は比じゃない。
▲504 ▼130
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積極的に専業農家から畑をリースし、その農家に委託する事業は面白いのではと思う。その地域の農家を取りまとめて法人化し、農家は社員として雇用し安定した給与を保証する。 その農家が高齢化で働けなくなったら、別な社員が引き継ぎ農地を管理する。 もちろん独自に農家をしたい人は加わらなくていいし、その農業法人相手に商売をしてもいい。
協同組合ではなく、リスクはあるが柔軟性とアイデアが反映しやすい農業法人として生まれ変わることを期待したい。
▲4 ▼8
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零細農家にとって農協は必要です。そもそもド田舎に地銀や信金、保険会社の支店なんてなくて、郵便局と農協に頼るしかないんです。笑
もともと農家が出資してできた農協を、市町村ごとに1組合となるよう合併を繰り返し、県単位でまとまって国単位の大組織になった経緯があって、農協の方針や職員のやる気や社風のようなものは、本当に市町村ごとに違います。 農家を纏めて営業に努め、販路を拡大し輸出まで手がけて農家の収入を増やす凄い組合もある一方で、その真逆を進むやる気のない組合もきっとあるのでしょう。
▲63 ▼15
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単協の多くも連合会も運営は良くない
でも
農協や連合会の機能は日本農業に確実に必要なもの 肥料農薬飼料生産資材燃料を農村にくまなく供給して、 そこで収穫された農産物を全国に流通させる くまなく、隅々まで、これが出来る機能を持っているのはJAグループだけだし、JAグループはそれをやらなきゃいけない使命を持っている
▲168 ▼38
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書かれていないJAの仕事として、大量の苗の供給がある。昔は各農家が庭に温室を建て、苗を作っていました。一家総出の仕事だった。今は難しいです。 お米は収穫してから乾燥して一定水分量にします。これにより、劣化を防ぎ、身割れとかしにくくする。この乾燥はJAのライスセンターでしています。うちにも乾燥機はあるけど、規模が違う。家のは自家米が精一杯だけど、余剰米はJAで乾燥させてもらってます。 昔は、田んぼに木枠を組んで、稲藁を干していました。今でもされているところはあるらしいです。 そしてJAで品質の検定を受けます。そこで一等米、二等米、三等米、規格外の認定を受けます。 うちの米は、全てコシヒカリ特別栽培米の一等米でした。これにより値段も変わります。 特別栽培米と言うのも、決まっている範囲で農薬量、肥料量や種類があり、認定を受けます。 もしJAが無くなったら、苗が供給されないから、米は半減するわ。
▲427 ▼109
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JAができること。 米の価格がどのような状況で設定されているのか明らかにすれば良いことだろう。 生産の段階でどれだけの資本、労働力が必要なのか示すことだろう。流通の中で経費が計上されて小売店での価格となる。中学校社会(公民)で学習しますが、国民は生産の仕組みについてわかっていないことが多いと理解します。トラクター、田植え機、コンバイン、 肥料、害虫対策用農薬、農業用水の維持管理費、種籾などかなりの費用がかかるもの。機械は泥の中で使われるので、速いサイクルで故障、修理が必要となると聞きます。 さて、適正な価格はいくらになるのでしょう。 農業機械1台は少なくとも高級ワゴン1台以上の価格ですね。
▲123 ▼30
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うちの夫はJAですが給料がほんとに安くて結婚当初は驚きました。JAは公務員くらいもらえていると思ってましたよ。夫の実家は専業農家ですが家族経営で農協を使っていません。こちらはメロンの産地なので、その時期の夫の仕事を見ていると本当にたくさんのメロンを集めて、それを注文ごとに振り分けて、毎日大型トラックに積んで運び出されるのを見送って帰りはいつも0時くらい。全国から大量に注文が入るメロンを個人で売買するのは買う側も大変なのでJAがまとめるのは必要だと思います。本当に量がすごいんです。管理職で残業代もなくこき使われてますので、ここまで来たら定年までしっかり働いて、退職金をきちんともらわないと割に合わないと思っています。JAの支店、特に営農系は本当にブラック企業ですよ。一般企業に勤める私から見たら考えられないルールで仕事してます。でも解体はしないで欲しいですね。
▲45 ▼6
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戦後の農協の設立の経緯から農家の経営サポートとしての機能などがわかりやすく説明されている記事でした
肥大化して時代に合わなくなった部分があるならそのあたりをどうするのかは考えてもよさそうですね。農業への参入も、実家が農業でなければ不可能というイメージが完全に定着しています。そりゃあ就農者が減り続けるわけです。農協組織だけではなく農地法も含めた農政全般の見直しが必要だと思います
▲3 ▼1
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JA供出の野菜は特に相場に左右されますからね。 安くても売らないと農家の収入にならないし、手数料も入らないから、とにかく出荷先の言い値になる。 JAが農家の代わりに出荷等の作業を担うので、仕方がない面もありますけどね。
コメにしてもうちのJAは学校給食がメインだから、テレビで出てくるような価格ではなく非常に安いです。 無論、JA総会でも学校給食等の安い出荷先は出荷は止めるべきという話も出ていますよ。
農家にしても営農だから、個別契約やJA出荷をうまく使えばいいだけだと思います。
▲167 ▼33
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日本の農業や農協について言いたいことなど、地方で多少なりともかかわりのあるひとなら山ほどあるはず。農協は悪の組織でもないが、農業や農家、農業従事者にとって役立つ組織になっているのかということを問われている。 集荷業務や流通業務は個人経営の農家であればどこかに頼らなければ成り立たない。だが金融や共済は農協でやる必要があるのかといえばそうでもない。むしろ専門家に任せた方がいいということもある。資材などの購買も効果的かというと悩ましいところが多い。農協専用の資材ならそこから買うしかないが、一般的なものであれば地方のホームセンターなどの方が品揃えも価格もよかったりする。 営農事業者の大規模化が問題解決に必須との識者のコメントも多いが、日本の農業は水利の確保に多大な人手と地域単位の広がりが必要で、これまでも兼業農家などがその担い手であった。大企業1社で全てまかなえるわけではない。
▲12 ▼4
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元農家なので理論的にはそうですよ!併せて山林も所有しており、県と地元自治体との三者分収造林もしてるのでわかります。 理論的にはそうですが現実はいろいろあります。 現実的には、JA全農は米転がしの様な事をしたり、出し渋りで高価格化を図っておりませんか?疑われる様な行為を含み。 零細兼業農家の単独での米作りは、機械化も併せて採算的には非常に困難でしょう。無理はしない事です。消費者もそんなことは求めていませんよ!
片手間の米作りですから!困難を押して作る必要は無いんです。採算度外視の農業は趣味みたいなもんでしょ!一人前の機械化なんて初めから無理ですね!
▲19 ▼4
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農家に対しての改善は必須であり急務ですが、農協が農協としての働きを正しく保っていればこんな事は言われないのです。 それが出来てないからいらない組織と言われるのは当然の事。 かと言って、一生産者の個々の農家に農協のやる役割を、はいそうですかと出来る訳ないから無くなるでも改善する訳でもない。 農協とけんかして、じゃあ自分でやる!と言って出来るのは、増えたとは云えまだ極々小数。
農協を抜けて自分でやれば、と簡単に言うのが多いけど、一時、漁協とけんかして、自分で販路見つけたりと話題になった女社長が話題になったけど、それ系の話って、他には生まれずそれっきりだよね。 それ程に、個々での販路開拓は難しいと言う事に尽きる。
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JAから金融事業を切り離すと農業部門で赤字を出し続けて弱小JAは消滅するくらい、農業では利益が出ていない 言い換えると、農業部門や農家の存続ために金融事業を行っているということ(本来の意義を忘れているJAもあるが) 本文にも触れられているが、農家は生産者であって販売者にはなかなかなれない 生産の傍らで営業活動をしなければならず、小ロットでトラックを手配することになり、JAへの手数料以上に経費が掛かる ちなみに地域JAへの手数料って、出荷部材と併せて販売額の5%程度しかなくて、JA全農に同じ程度、市場には10%ほど そんな手数料で過剰な儲けなど出しようがないっていうのが現実 それでは米生産を支えている兼業農家は全部廃業する他ない ただ、地域JAと都道府県全農、JA中央会の多重構造は整理すべき
▲120 ▼12
=+=+=+=+=
悪か善かは別として、いらない組織です。 関係者なので細かいことは書きませんが、 農業で生計を立てたいと考える人は 農協との付き合いを希薄にしなくてはいけません。 現在、経営が安定している農家ほど農協を利用していません。 農協を経由すると売りも買いも、一律約15%の余分な手数料が生じます。 農協の行う農業指導も農薬や肥料を大量に売るためのものです。 農家にも消費者のためにもなっていません。
確かに農協に任せきりにして何も考えずに経営ができることは 楽かもしれませんが、農協の呪縛から早く脱出しないと 農家はいいように搾取されてしまいます。
▲9 ▼13
=+=+=+=+=
「別に利用したくなければ利用しなければいい」というが、これがそうもいかなかったりもする。もちろんエリアによると思うが、めちゃくちゃ陰湿な対応をされることもある。それこそ以前、農協から抜ける選択をした農家に、必要な農業資材を販売しないとか、その農家から買わないように問屋に迫ったりとかもあった。
専業農家の知人は、数年前に農協への出荷は完全にやめ、今は地域の直売所やレストランに直接納品するようになった。レストラン向けに珍しい野菜やハーブを作って販売するのは、手間はかかるが単価がめちゃくちゃ高いのでありがたいと言っていた。販売力があって、頭を使って仕事をしていきたいって人は、今後バンバン農協から手を引いていくはず。
▲172 ▼60
=+=+=+=+=
農家で一番困る事は買い取り値の変動が大き過ぎることかな。野菜等は凶作なら高くなり豊作だと安くなるそれは需要と供給なので仕方ないし1週間や1か月でそれはサイクルが変わり5年の平均トータルで収支は見るようかな。 コメの場合はそれが1年サイクルになるんだが、6年産の価格はまずまずだったが3年?4年?の引き取り価格は半分以下だった。これをどうにかしてもらいたい。
▲16 ▼2
=+=+=+=+=
善悪という観点では、善意を持った方々が多い組織だと思います。 但し、現在のデジタル化が進んだ世の中において、 果たすべき役割に対して必要な仕組みが整っておらず、管理ができていないように感じます。 このため、悪意を持った外部の方々の影響をコントロールできていないのかもしれないと心配になります。
▲150 ▼53
=+=+=+=+=
この問題は難しいと思う。 農協を排除したらコメは安くなるかといえば、むしろ逆に高くなる可能性もある。 農協が介入することで、コメのクオリティーや品質が保証され、コメの価格が一定に保たれたり、安易に安い外国産米が参入しないように牽制する役割にもなっているのも事実。
もし農協が関与しなくなれば、市場原理主義が働き、農家や販売元がカルテルのように意図的に価格を吊り上げるリスクもある。
▲28 ▼5
=+=+=+=+=
実家が梅農家です。基本は仲買人に梅干しを卸しますが、畑で採れた余分な野菜、春先に採れた山菜など、ちょっとした作物は農協に出しています。昔はミカンも作っていたので、その時はかなりお世話になっていたと思います。お金を借りたり保険関係など、今でも何かと農協を頼りにしています。 友人は農協に10年以上勤めていましたが、営業ノルマが厳しく、私が学資ローンを依頼した時もすごく喜んでくれていました。季節のジュースやゼリーなどの購入も必須らしく、農協系列のスーパー以外で買い物したり、ガソリンを入れたりしているところを見られないように神経をすり減らしていました。給与も仕事量に見合わず、育児との両立が難しく結局辞めてしまいました。しかしながら、職員の方々が必死で業務を遂行している様子は間近に感じています。この農協が解体されたり大改革されたりするようなことがあれば、かなりの農家が困る気がします。
▲117 ▼30
=+=+=+=+=
悪の組織ではないけど正義の組織でもないような。田植え機やトラクター等々を買うときは農協からお金借りて買います。農薬もそう。低金利で貸してもらえるからね。機械はものすごく高いですよ。ただ農協に出荷しないとお金は貸してもらえず、仕方なく農協にお米出しているんですよ。稲刈りの時期になると業者が現金もってトラックでくるのだけど農協に出す分が決まってるので余った分しか出せない。すぐ現金入るし農協より高い値段で買ってくれる。農協に米を出して60キロあたり13000円もらって、高く売れたときはまた少しもらえるんだけど、今回みたいに倍以上になっても倍はもらえない。その農協は正義でもないでしょ。
▲7 ▼5
=+=+=+=+=
農協と関連の強い「農林中金」は、巨額の損失を出したはず・・・ 日本の農業の将来のために農協と関連団体、農林水産省の関連団体(天下り先)の改善策があれば抜本的に見直して、現在にあった体制に見直して欲しい。 日本の自動車産業の未来が未知数になってきた現在、日本の農業の未来に期待したい。
▲27 ▼19
=+=+=+=+=
JAから小売店までの間に 何があるのかが気になります。 木徳神糧のように利益が出て 株式分割までして株価は2倍 と言うところもあります。
JAからダイレクトに小売店へ 納品した場合 どのくらいの差額になるのでしょうね。 精米 配送 袋詰め これらの経費を 小売が支払ったとしても 今までよりかなり安くなるなら JAの小売店への直接出荷価格を 多少高くして農家へ還元すればと 思ってしまいます
最近のJAは葬儀もしてるそうですね
▲3 ▼2
=+=+=+=+=
生産性の低い農家は退出して、生産性の高い農家へ集約化・大規模化することが必要です。この記事はそのことを明確に述べています。
農業の生産性が上がり生産コストが下がれば、農家も儲けが出せるし、消費者も安いものが買えます。
生産性の低い零細農家を延命させることばかりの農業政策では、日本の農業に未来はありません。
政府の仕事は、①生産性の低い農家から生産性の高い農家への事業の集約化・大規模化を促進すること、②生産性の低い農家の退出に際しセーフティーネットを準備することの2つではないか。
▲9 ▼7
=+=+=+=+=
概ね記事の内容に同意です。
米に限らず牛乳もJA肥大化の影響を大きく受けています。むしろ生鮮食品で直接販売相手を探すことが難しい分、影響は大きいかもしれません。
本来なら農家の方だけ見ておけば良かった事が、慢性的な赤字経営と共済・信金という打出の小槌により大きく歪んでしまったというのが原因かと思います。
郵政民営化の様に共済・信金事業を分社化するか、国鉄民営化の様に地区で分けるか。
何れにせよ零細農家・兼業農家の方はかなり厳しくなるので、国の補助が必要になると思いますが。
▲1 ▼1
=+=+=+=+=
農業協同組合法によって組織した組合が農協だ。農家が集まって協同で農業を行う、これが主旨だ。が今は、組合員が1000万人だが、農家さんは400万人を下回り、農家さんでない人たち、准組合員が600万人を上回っている。農家さんでない人たちは、JA共済やJAバンクを利用している。JAの金融事業の総資産額は100兆を超えメガバンクに迫る。その金を使い資金運用していた農林中金が、数兆円の多額の損失を出したのはついこの前だ。農家さんが共済や金融を利用するのはまだ良いが、農家さんでない人たちがこの事業を利用するために准組合員になるという仕組みは残しておかなければならないのか。
▲261 ▼77
=+=+=+=+=
零細農家が離農しないと農地の集約化・大規模化は出来ないわけで、零細農家の後継者はいない方が生産性が高まると、理屈はそうだ。しかし、今までの事を言えば、零細農家が儲けの薄いコメを細々と作りながら、野菜や果物を栽培して日本の食を支えてきた。コメも野菜も大規模化でうまくいくのかどうかは未知数だ。農業会社が大規模化するとアメリカの穀物メジャーのようにグローバル展開し、スーパーに安価な商品を大量に供給できるようになるかもしれない。ところが作物や畜産がビジネスライクになると、アメリカがまさにそうだが様々な闇が浮き彫りになっていく
▲12 ▼7
=+=+=+=+=
JAは農家のために必要か否か、単純な判断はできないと思う。必要な部分は多々あるのだろうが、私の地元周辺のJAでは職員の身内が経営する業者へ様々な仕事を委託して、余計に高い金を払っている。例えば、運送会社なんかはJAのOBが天下りのように役員になり、一般的な運賃よりも高い金額で、その会社にほぼ全量を任せているのを目にする。他にも、ストーブ・洗車機・保険・燃料など様々な物品をJA系列で買わざるをえない圧力がある事も聞く。特にJAが強い地域などでは家を新築するのも好きなハウスメーカーで建て難いケースもある。それら全て、一般の価格より少しづつ高いのだ。今回の米騒動でもJA自体はそれほど儲けていないのかもしれないが、JAの卸し先は前年よりもきっと利幅を多く取っているだろう。それらの卸し先にJAの天下りやJA職員の親族が勤めていないか、調べてみると面白いと思う。
▲2 ▼3
=+=+=+=+=
日本一早い、早場米の地域のコメ農家です。
昨年、お盆過ぎの出荷時期8月中旬、ずっとJAと付き合いがある元コメ農家(田んぼの小作料は現金のためコメを買い戻す必要がある)が、JAが米を売ってくれないと、私の元に出荷前の米を買いに来ました。初めてのことでした。
今回の米の値上がり騒動は、JAがジワジワと出し渋り出した訳ではなく、市場を操作するために周到に準備していた戦略なのだと認識しています。 JAの買値は通常通りでした。
確かに農協は農家の安定をはかるために組織されたものですが、今回の騒動は違和感があります。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
JAは実際、農家が農業に集中するためには必要な組織だと思う。一方でJA全中(農協の政治組織)の会長は主食である米の減産を先頭に立って推進したという記事を見かけた。またいかにも利権とか天下りの臭いがプンプンする農林トライアングルというものもあり、この記事も踏まえるとJAの上層部に問題があるように思える。もはやJAは手広く大きくなり過ぎて理解するのに複雑な構造。ゆえに、なかなかニュースウケはしないかもしれないが、積極的にメディアは取り扱って欲しい。農業衰退が目に見えて価格に現れて注目されている今が良い機会だと思う。
▲1 ▼2
=+=+=+=+=
零細農家ですが、農協が仮になくなったら、米作りは破綻します。 米作りは植えるまでの方が手間が掛かります。苗代と言って籾から育てるのは時間的体力的に兼業農家にはつらいのです。 農協から植えるだけの苗を買うと本当に助かります。というか今更籾から育てるなんて考えられません。 農業の大規模化なんて簡単に言う人がいますが、農協を介すことで我々零細農家の集約化ができてます。個々でできないことを農協がやる。根本が見えてないから農協批判なんて出てしまう。ただ農協ももっと広報したほうがいいかもとは思う。
▲75 ▼19
=+=+=+=+=
農協にも存在価値はあるとは思うが、体質の大幅改善は必要だと思う。小規模の兼業農家など、肥料や薬剤等を買う際現金では無く採れた作物から天引きで支払いをしているケースがある。しかも、農協に売るので自分で売り先を探す事もない。農協におんぶに抱っこの農家には必要だと思うが、肥料や薬剤はホームセンターなどでもパレット買い出来るし、ホームページやSNS等で販路も自分で作れる様に環境は良くなっているので、少しでも商売として農業を続けていく欲があるのならば、農協任せてにしていた部分を自分の責任で積極的に努力した方が上手くいくのではないだろうか。農家も自営業の一つなので、企業努力や情報収集 宣伝能力もしっかりと考えていければ改善出来る余地はあると思う。小規模農業は設備投資と売上の帳尻が合わないので、大きい農家や農業法人等に任せた方が効率的ではある。
▲1 ▼4
=+=+=+=+=
マッチングシステムが必要だと思う。 農家から販売に至るまで流通に係る企業等を登録し、マッチングを行うことは今の技術でなら出来ると思います。 籾で欲しいところ、玄米で欲しいところ、精米で欲しいところ、銘柄が欲しいところ、色々条件が異なるので、各企業は取扱う商材を登録し、そことマッチングをして取引を行う、これならば、零細農家であっても需給がマッチすることができると思う。 もちろん、扱い方も出来るだけ簡単に、連絡の取り方も簡単にできるようなシステムを作ると良いと思います。
▲21 ▼49
=+=+=+=+=
農協の「商社」としての役割であまり語られないのが「資金的な防壁」としての役割
農家の大半は一般的な企業としては零細企業で資本力が弱い 農協という巨大資本が農家の直下にいる事で、大手小売店や外食チェーンの倒産による連鎖倒産の波から生産者を守るという側面もある
農業に限らず生産者が直接、小売店に卸した場合の資金的なリスクは大きくて、自動車とかは「代理店」で対応している
コメは次の収穫になれば古米になって価格は落ちるが、余らなければ足りなくなるし天候不順で収穫量が大きく変動する場合もある だから余裕は大きく欲しいが余分に買いすぎると古米になった時の負担が重い(新米で買って保管費用とか掛かるのに原価割れでしか売れない) そういう部分を「備蓄米」として国が運用していたりしているけど商社的には利益が大きい訳でもない
販売価格に転嫁し難い食糧で資金的な余裕は難しいから他で利益作るしかないのよ
▲28 ▼2
=+=+=+=+=
確かなのは安易に不要だからなくせとは言い難いこと。 そして現代に合わせて再構築が必要なこと。 何にしても失われた30年は(様々な領域で)惰性で動いている気がする。
改革じゃなくて良い。最適化する努力が必要なのだと思う。。
外部に対してわかりやすく説明し,外部の人間も人ごとでなく興味を持っていく。そうしたサイクルが重要なんだろう。
▲18 ▼2
=+=+=+=+=
米、農政の健全化で将来のために構造を変えないと地方はもう人がいなくなり産業がなくなっています。熊と鹿だけにならないうちに、もういい加減に市場経済原理に自由化するべきではないでしょうか?
1. 減反停止/交付金のカット 2. 生産販売自由化-市場規制/統制の禁止 3.カリフォルニア米輸入規制の自由化
もちろん、自由化の中にも国産米で生産者利益と消費者食糧を守る法律が不可欠です。
▲1 ▼2
=+=+=+=+=
私の所属した職場には、農家に婿入りした同僚がいました。基本米作兼業農家であり、義父もサラリーマンだったとのことでした。農業の継承を求められることはなかったようですが、趣味的に米作を学び結果的にそれを継いでいるとのことでした。農機具も基本的なものは一通り所有していて、かつ、車いじりが趣味の一つのため、簡易的な溶接、工作機器を所有使用して農機具の維持管理を大規模なもの以外は可能とのことでした。JAからは米作の委託耕作の勧誘を執拗にされ続けているとのことでしたが、それを受けると、確かに農機具の維持管理や農作業からは解放されますが、結局、自家米(自食分+)程度が得られるだけであり、受け取る米もどこの誰の物か分からないことから、出来るところまで米作を続けるとのことでした。勿論自家米以上の収穫ですので、近隣の道の駅に出荷しているとのことでした。時給「ー0円」ですが完売すると「幸福」とのことでした。
▲3 ▼0
=+=+=+=+=
都市部のJAは、不動産という畑を持っている組合員がほとんどです。不動産収入が預金となり、共済加入により、利益を生んでいます。ただ、これもJAが強制しているものではない。JAの運営に参加するのも、しないのも自由。JA共済は、一般の方も、組合に加入して准組合員になれば、利用できますが、今はこれが増加しすぎているのが、色々なところで問題視されています。ではなんで、増加するのか?これは、JAは潰れないという安心感だと思います。外資に蝕まられた金融機関への不信感が、JAバンクの成長に繋がっています。
▲98 ▼20
=+=+=+=+=
JAは不要だというのは、一部の役割についてうまくいってない部分のみにスポットを当てて、さもJA全てが不要だと言っていると思います。 農家にとって本当に不要なのか。 確かに金融事業は黒字で見た目には悪いのかもしれない。蓄えが大きいのももしかしたら良くないのかもしれない。一部の族議員や、JA側の一部の既得権益者が世間から見て気持ちの良くないことをしているのかもしれない。 一方で、補助金なくして農業が難しい状況にある農家は少なくない。その大半の補助金は手続きが煩雑でJAなくして手続きは不可能であることはあまり知られていない。
▲198 ▼56
=+=+=+=+=
私の意見は、お世話になっている地域のJAは必要です。 収穫期に土日関係なく出勤して、農業機械が壊れた際に直ぐ直してくれたり、土壌の検査、作物の病気の対策の相談など、大変助かっています。
私の周りで、JAって必要ある??と言っているのは、農業をしていない人です。 (私も親が農業しているときはどちらかと言えば、必要ある??って派でした) JAは農家をサポートするのであって、農家でない人から見たら、金融や保険などしていて、何をしているか分からないことも多いのだと思います。
▲24 ▼6
=+=+=+=+=
JAは昔の庄屋さん的立場であり、農家を小作として使っているイメージ。 苗の品種を指定、田植えの日程も指定、稲刈りの日も指定、そしてJAが購入してお金をもらう。 だから、日程が決まっているから機械の貸し借りも難しかったり、でも農家の人もプライドが高いからそれなら俺は買うとばかりに高い機械を買ってみたり。 ただ、農家の高齢化は誰でも知るところ、JAのサポートあってのこその高齢者農業が成り立っているのも事実。 若くやる気のある農家は、ハウスで花や野菜を作ったりJAから離れたりできるが、高齢者にとって最後のかなめがJAなのだ。
▲13 ▼5
=+=+=+=+=
JAは令和の今必要か不必要かと言えば無くなっても大丈夫だが…農家より消費者は困ると思うよ。苗や種や肥料含めホームセンターでも買えるし専門で販売している業者もいるし、販路はネットや近隣スーパー(卸先によりボランティア同然ほぼ儲けないらしい)など手間は大きく変わらないから自分でやれば利益は上がるし、大規模農家はそうやって成功している所もある。 但し…JAがあるからこそ JAに収める農家はJAの決めた値段で取り引きし農家の収入が少ない反面農作物の価格安定の容易にはなっている。
仮にJAが無くなり民間企業など日本全国に多数JAの役割を多数やると農作物の価格は上がり農家さんも規格が更に厳しくなったり安くたたかれたりする可能性もある。
自由競争なれば弊害が消費者に大きく影響する る前提なのは間違いないのは頭の入れなくてはいけない。勿論農家さんが今より儲かるシステムも必要だと思う。
▲72 ▼31
=+=+=+=+=
自分でとても頭を使い努力して良い品質の米を作っている農家の人の中には、そうでもない農家の作った米と結局混ぜられ一緒にされるのは嫌と思う人もいる。牛乳もそう。頑張る人をしっかり評価しそれに報いる組織になってほしい。
▲3 ▼1
=+=+=+=+=
JAは非営利団体であり、その使命は農家の営農と生活を守ることにあるが、その経営・運営には課題が多い。 組織を守るための事業(利益が上がる事業)にウエイトが置かれ、真の農家支援に至らない事業展開がある。特に農産物の販売力が弱く、卸、小売店の圧力に屈している。また、グループで全国一律の方向性をもつが、その経営内容は大きな差があり、都市部のJAは農業関連負担が少なく金融JAに特化して利益が大きいが、地方の農業が盛んなJAは農業関連負担が大きく経営が厳しい。JAの収益構造が脆弱であるため、都道府県単位のJAへと規模拡大して、農家の営農支援をしっかりしていくことが、社会の公益性つながる。 農水省が監督官庁であるが、自らの失策をJAに押し付けることがある。
▲2 ▼1
=+=+=+=+=
JAは働いていますが、欠陥も沢山ありますよね。 色々な農家さんから集荷するのは良いのですが、特定の一次米問屋に放出して、そこから更に二次、三次、酷い場合には五次問屋まであるそうです。 これでは、いくら農家さんが安く作っても価格が上がるのはしょうがないと思います。 何故、最初から色々な問屋さんに平行販売しないのでしょうか。 集荷でやっているんですから出来るはずです。 長い付き合いの問屋さんに優先的に販売とかしていませんか。 本当に農家や消費者の事を考えているのなら、長年のお付き合いみたいな馴れ合いを辞めてください。 最近の風潮では、馴れ合い🟰不正と見られがちである事を理解して欲しいです。
▲1 ▼1
=+=+=+=+=
組合員の50%以上の小規模農家で全体の数%しか米が生産されていない。しかも高齢化で後継者や耕作放棄が増えている現状を改善することJAには期待します。集約化や合理化を進めれば組合員もお客である消費者も喜べると思う。天下りした官僚は自分がいる数年、政治家は票田として次回当選するまでぬるま湯のような現状をキープできたらよいとしか思っていないので役人や政治家には期待していません。次世代をになうJA職員と組合員に期待します。
▲4 ▼7
=+=+=+=+=
農協の悪いところは、経営体質で2足のわらじをした事である。これは財務省が悪いのか知らないが金融組織を持った事が最大のミスであろう。 一版企業でも、中々手を出しにくい組織である。 本来の組織のあり方を、損失の為補填する事で米が対象になったのであろう。 やはり、地方自治体で農協に変わる共済組合を進めるべきだろう、これにより人員削減と現行ある輸送設備の共用、倉庫の見直しで更に効率的な活用が見出されて来るだろう、また、一般企業の経営体質をもちいれ改善を常に進めれば良いと考える。
▲6 ▼18
=+=+=+=+=
農協に限らず色んな組織や団体は、なくてはならない所が殆どだと思う しかし、バブルの時期を過ごして来た組織は、甘い緩い体質の組織も多い 日本は人手不足なのだから、余計な人件費や仕組みは削って軽くする必要は有ると思います 必要無くなった人は、人手が足りない所に移れば、もっと改善されるのではと思う 一番ダメなのは、必要が無くなって来ているのに、無理に法や組織を作り人を留めようとする事 世の中は変化しているのだから、組織も人も変化させるべきだとはいつも思いますね
▲2 ▼5
=+=+=+=+=
現場や関係者のコメントが多く、珍しく真っ当な意見が多くて素晴らしい。 金融は都市部は良いけど営農は大産地でもかつかつか赤字よ。私も農関係に携わるまでは、JAは生産者からマージンとってるだけの悪徳組織イメージが強かったのですが、実際は農産業と生産者フォローに尽力されてる方が大半と知りました。営農で言うと大産地ではむしろ国から地方自治までの役所が不要なレベルで、小さな産地は逆に役所がJAを補うイメージです。 問題なのは、業界外なら学がある人でも、JAは何もしてないのに手数料だけとってる巨大組織、というイメージをもたざるを得ない世論に誘導しているマスコミ系&今みたいな知ったか ぶりファンキー大臣…
▲22 ▼2
=+=+=+=+=
農業と金融で利益相反が生じているという、JAの本質的な性質に言及しており、良い記事と思いました。これだけを聞くとJA(とそれを支持する加盟農家)は不適切な組織・共同体と批判してしまいますが、利益を生みづらい中小規模の農業を金融(農業外で得た資金)で補填するという、非効率ながらもそれだけである程度完結する共同体を一定の規模で運営できているという点は、もっと評価されてもよいように思います。とはいえ、JA(とそれを支持する加盟農家)が政治力を行使し、JA外の利益を毀損してまでJAの利益を極大化されると困ります。次は、JAに対する保護的な制度や法律を網羅的に挙げ、それがない場合にどういった代案があるのか、その代案が日本全体に対しどの程度の改善をもたらすのかを記事にしてほしいです。なんにせよ、扇情的にではなく、数字に基づく理性的な記事が増えてほしいと思います。
▲0 ▼4
=+=+=+=+=
別に農協が無くても良いと言うならそれも良いでしょうね。 でもね、代わりにお米を流通させる仕事をする組織又は会社が必要になるが、仮に一般の株式会社がその役目を担う様になって、不作が起きたら今年の高騰レベルでは済まない価格になるでしょうね。 それで困るのは国民です。 生産者の全てが自分たちで販売出来る訳では無いから誰かが流通を担わなければならない。 利益を上げる事が目的になっている株式会社に任せて良い分野なのでしょうか? 本来は食糧、エネルギー、水は国がコントロールすべきではないですかね。
▲15 ▼2
=+=+=+=+=
JAってやっぱり無いと困るんでしょうし、そこで働く職員さんはちゃんと 働いてくれているんでしょうけど、農機具とかの購入の際の補助金等は、何故かJAを通さないともらえないとか?難しいとか?って聞きました。 直接、当然、JAを入れると高くなるけど、助成金等なければ購入も難しとなれば、JAを通すしかないとか・・・その辺の仕組みを少しずつ変えていく必要はあると思います。
▲22 ▼29
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農家はJAのサラリーマンになるか個人事業主になるかの選択に迫られる。 一昔前は「JAは補償が手厚いから安心」という理由だったり、JAに加入しないと村八分にされる空気感も相まって皆JA加入が当たり前だった。未だ同調圧力はあるけれど、最近は世代交代が進み軟化、情報化社会により独自ルートを持つ農家が増えてきている。 業者と直接やりとりすることで収入は桁違いに増えたと聞くし、JAに卸す方法以外を知らない昔ながらの農家が少なくなるにつれて、JAのダウンサイジングは必至。今後はかなり厳しくなると思う。
▲12 ▼12
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どのような団体でもその存在が良いか悪いかを判断する前に、まず詳しく知らなければいけないと思っています。 団体というものは、ある人には必要でもある人には不必要であることも多いものだと思います。 私たちは、いつだって自分の不利になるのかならないのかで物事を判断しがちですが、例え自分にとって不利にはなっても、誰かの得になり結果全体的に上手く回ることで自分にも帰ってくるのならば納得できる方も多いのだと思います。
ど素人のイメージですが、農協に加入すれば経費は引かれる代わりに販売まですべてやってくれるイメージです。ネットはそれがない分安いですよね。 しかし昨今はとても食べられない状態の米もネットで販売されているので、農協でキチンと契約した農家さんのお米が安心して食べられることはかなりの強みだとは思います。
▲8 ▼0
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「自分でネットや道の駅といった販路がある人たち。それができない人は、農協に頼らざるを得ない状況」これはちょっと違う。専業でやると道の駅やネット販売程度ではさばききれないほど1日当たり出荷量になる。ネットで小売り対応している暇はないし、複数ある道の駅に持っていく時間・手間もない。それならば専任の販売員のいるJAに出荷すれば、確実に販売してくれる。直接契約してしまうと、出荷物が足りなくなったりする場合がある。出荷物が多い場合も契約以上の出荷物は受け取ってもらえない。JAに出荷すれば、ロットがおおきくなり、販売員が仲買会社に掛け合って販売量の調整をしてくれる。JAがないとこういったことをやらないといけない。農作業やっている暇がない。
▲32 ▼4
=+=+=+=+=
我が国の食糧供給に於いても必要な組織。今、この騒動でJAが無くなれば、食の安心が脅かされる。出荷した野菜など農産物は抜き打ち検査で残留農薬等がチェックされ安全が保たれている。カドミウム米などは飼料にも使えないので即座に焼却処分になるそうだ。 最近は産地にJA直売所が増えて来て、朝採りのスーパーよりも新鮮な農作物が畑直送の形態で手に入るようになった。こうした時代だからこそJAの存在価値は高い。
▲15 ▼0
=+=+=+=+=
私の勤めていた会社の社長が農家の息子でしたから農協との付き合いは密接でした。 不動産業のため分譲住宅の土地購入資金は農協で借りていました。 利益を目的としないといいますが、金利は都市銀行の金利よりも高かったです。 ただし、審査は銀行よりも緩かったです。 融通も効きましたし、バブルの時に貸し剥がしなども無かったので有り難かったです。 その付き合いが有ったので、私自身は組合員では有りませんが、個人年金、学資保険、火災保険、自動車保険等々、26歳から74歳まで取引していました。 都市銀行や大手損保会社などより金利面や満期時の利点など有利でした。 母が亡くなった際も、直ぐに飛んできて葬式の段取り等々親身になってやってくれました。 事務的な都銀や損保会社と違って親身になって相談にも乗ってくれましたし、良い印象しか持っていません。 大局的に見れば分かりませんが、個人的には良い組織だと思っています。
▲90 ▼34
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末端や組合員は頑張ってると思います。その上の方です。政治家や農林水産省なんか分からない役職の方々。本当にご都合主義だなと。 今回の対策継続しつつ農業が衰退しない対策を早急に継続的に行うというのであれば拍手ですが今までウケ狙いで続いた試しがないのでそういうのを含めて皆さんに突っ込まれていると思います。元農家的にも思うところでした。
▲2 ▼0
=+=+=+=+=
大きい農業法人と言われるような所は、JAに頼らなくてもしいかも知れないが、一般の農家は苗から肥料、農機具に至るまで農協に頼らなくてはならず、コメの買い上げも、個人では販路は探せなく、JAに頼らなくてはならない。他に農協は銀行業務もしていて、金の貸し付け、保険まで、農協JAの力は偉大で、JAに従いながら農家は生きている。本来、農協は農家の集まりで、農家の為でないといけないが、組織化されると、組織の為の組織であり、個々の農家の力は、もう何も無い。米価もJAが決め、当然儲けもJAがはじき出す。米価高騰の責任は、やはりJAにもあるのではは?。
▲0 ▼3
=+=+=+=+=
JAは地域に密着した相互扶助の精神で農家の為の非営利団体です。営農指導を初めたくさんの相談業務。全て無料でしてくれます。農作物の状況を見てほしいと言えば田畑へ来て見て対処法を提案してくれる。肥料や農薬を配送料無料で配達してくれる。ホームセンターでも肥料や農薬は買えるけどそこまではしてくれませんよね。金融、共済、経済、生活の全てがJAで利用できる総合事業です。農業の為に軽トラを買う。買うためにローンを借りる。車を乗るために保険を掛ける。組合員としてなくてはならない組織です。悪いイメージを聞きますが少なくても職員に対しては良いイメージしかありません。中央会や全農の上層部は悪いのがおるかもしれませんが。
▲1 ▼0
=+=+=+=+=
いまやJAを必要としないような大規模農家様もいれば,それこそニッチ的に儲けている中規模農家様もいらっしゃる。兼業の方々はほぼJA頼みの方が多いのでは? とにかく300万人の農家様も人により事情が違うようですからね。さらに高値で買ってくれるならということで規模に関わらずJAを通さない方もいらっしゃる。いまやJAの集荷量は全体の1/3程度らしい。 このような状況では値段の安定などほぼ不可能。いうまでもなく農機具から肥料までコストは上がっている。 という訳でJAを昔々のような超巨大組織と考えるには(少なくとも実業としては)無理がある。そのうち平均年齢70歳前後の農民の皆様がリタイヤすれば 嫌でも日本の農業は変わる。脅すわけではないですが,都市部の方々は不作の年はどうしたらいいか,お考えになった方がいいのかもしれない。(除く富裕層)
▲8 ▼3
=+=+=+=+=
うちの実家、20年前に象牙の印鑑売られて、農協だから安心だと言ってました。結構高かったですね。 保険も、何か営業マンの熱心な営業に押されて契約。 割高な土地も農協だから安心だと契約してローンくみましたね。 農協だと安心という魔法を使い、利益を得ていることは昔から定石ですよね。今もこれからも。
▲3 ▼2
=+=+=+=+=
政府は農家に補助金を出したり、米の作付けに口出したりしているから米の値段が上がったと政府が糾弾される。農協も組合なのに政府に管理され、農家の業務の補完や問屋もしているから米価格で同様に糾弾される。政府や農協が良かれと思っても国民に糾弾されるのなら一層のこと小さな政府にして最低限のことだけで、米の生産も値段も流通も市場原理に任せたら。米も輸入も自由化した良いのに。農協も民営化して、利益を当たり前のように追求する企業になればよい。
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昔々私の実家は田舎で稲作農家。 農協にはお世話になっていた。 私は都会に出て農協とは縁が切れた。 しかし、40数年前、車を買い保険をどうしょうかと思い悩んだ時、オヤジが農協の保険を利用していたと思い出して、近くのJAに駆け込んだ。 事情を説明するもケンもホロロ! お前なんかに売るものはないと追い出された。 悔しかった。腹が立った。 ところが最近、下の息子が車を買った。 保険は普通の会社に入ったが、駐車場が必要だ。 近くの貸駐車場を探すと1件だけ空いてるのだが、 窓口がJA。 けったくそ悪いが、けられたくそは悪くないだろと腹をくくってJAへ。 話はトントン進み、最後は支払い。 支払いはJAバンクの口座引き落としだと。 思わず、40年前は蹴られたけど、と嫌味を言うと、 今は会員数が減ってどなたでも利用できます。 だとさ! やっぱりJAは嫌いだ。
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私の実家は農家でした。作物を作ったり子牛を肥育したり、朝から晩まで懸命に家族のために両親は働いてくれました。でもお金にはなりませんでした。肥料代やトラクター購入費などで稲作の代金も手元に残りませんでした。金額もすべてホームセンターより高く農協に買わされていました。米を納めても農協からお金はもらえなかったのです。農協は農家にたかっているだけなのです。だから、実家は今誰も住んでいません。農協を無くしてください。本当にお願いします。
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日本で一番大きな生協のコメは全てJAを通しています。 昔、小さい生協の役員をしていた時、組合員は援農というボランティア活動をしていた。 今は生協を通してブランドや地域を限定した農家と年間契約しているが、ネットスーパーと同じである。 ただ年間契約をしていたおかげで欠品することはないが、半年間でキロあたり300円位は値上がりした。 生協は本来ならば、JAの代わりに独自で協力農家と契約できるはずだが、一括して数量をまとめたり精米したりの手間を省く為にJAを利用しているのだろう。 これからは大量のコメを販売できるところが一定数の農家をまとめることができたら、JAは衰退していくかも知れない。 農協も生協も協同組合だが、生産者と消費者の利益に相反するのであれば、存在意義はない。 利益を追求する目的ではなく、組合員の生活や事業の改善を目指す為にあるべきだ。
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農協が悪いというか、普通に「経営」という視点が薄いから非効率で高コストな組織になっているだけと思う。 それが悪いと言えば悪いが、でも、農協がなければ米の流通はもっと大変で、農協じゃなかったとしても、誰かがとりまとめをしないと、卸も、小売も、あまたある米農家といちいち取引なんてしてらんない。 備蓄米の流通が遅いのも、単に遅いだけで、なにも囲い込みをしているわけではないのだと思っている。
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問題設定の仕方が適切ではない。JAが悪者かどうかという視点では無く、農政及び農産物流通においてJAに果たしている役割が農家と消費者のためになっているかという点だ。農業人口が縮小、国際競争が激しくなる中で日本の農業を育てていく役割を果たしているのか、ともすれば公金による補助を得る楽な道に進んでいないか、組織防衛の力学のみが肥大化してきていないか、政治家もそれに加担していないか、農業を足手まとい産業でなく外貨を稼ぐ産業にするという発想で切り込んでほしい。
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JAが悪の組織ということはないです。従来から農家を支えてきているのですからね。でも、消費者側からみると必ずしも正義の見方にも見えないのです。これはある程度仕方ないことだとは思いますが、それにしても時代に合わせて衣を変える努力も必要だと思います。コメに関して言えば、問屋が5層にもなっているのだそうですが、一寸昔ながらという感じもしますし、農家を脇において、商社みたいな組織が乱立することで、どうしても高値になってしまうと思うのです。全国にくまなく米を公平に届けるには問屋が必要なのはわかりますが、少し層を整理した方がよいのではと思います。それはJAにはどうにもならないのかもしれませんが、問屋の層が厚すぎると思います。
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