( 296353 )  2025/06/04 04:34:53  
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山尾志桜里元衆院議員(2025年5月14日撮影) 

 

 国民民主党の玉木雄一郎代表は3日の定例会見で、今夏の参院選比例代表に擁立を予定しているものの、これまで一切記者会見を開いていない山尾志桜里元衆院議員について、近く何らかの形で取材対応させる考えを示唆した。 

 

 最近の会見と同様に、この日の会見でも山尾氏が会見していない問題を複数の記者に指摘された。玉木氏は、昨今の世論調査での党勢失速の一因に、山尾氏や、スキャンダルが報じられている所属議員の問題が影響しているのではないか、との指摘に「影響を受けているのは、その通り」と述べた。その上で「それぞれの候補者が本当に当選しようと思うのなら、(会見を求める声に)応えていく責務がある。そうしないと、受からない」と述べた。 

 

 「本人に(会見を求める声は)伝えている。個別では(取材に)応えているのでしょうが、会見をすると思うし、すべきであるとは伝えている」と述べた。 

 

 ただ、玉木氏は前回の会見でも「伝えている」と述べており、記者から「このままするするいけば(選挙で)ダメージが効いてくるのではないか」と指摘される場面もあり、玉木氏は「その懸念も含めて伝えている」と応じた。 

 

 会見の終盤にも、あらためて山尾氏の記者会見を開くよう求められると、玉木氏は「ちゃんと伝えている。もう少し待ってくださいね」と、近くそうした場を設ける可能性を示唆。「ちゃんと説明しないと選挙はできないし、勝てないと思う。信頼と納得感がないと名前を書いていただけない。本人にとっても党にとっても当然、疑問を持たれたら説明することは徹底していきたい」と述べた。 

 

 

 
 

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