( 296998 )  2025/06/06 06:46:55  
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<オーストラリア・日本>後半、先制点を奪われる日本(撮影・小海途 良幹) 

 

 ◇サッカーW杯アジア最終予選第9戦 日本0ー1オーストラリア(2025年6月5日 パース) 

 

 サッカー日本代表(FIFAランク15位)は5日、26年W杯北中米大会アジア最終予選第9戦でオーストラリア(同26位)と敵地で対戦。終了間際に先制点を奪われ、そのまま0-1で敗れた。今大会予選で初めての黒星となった。国際Aマッチとしては24年2月のアジア杯イラン戦(1-2)以来の敗戦。 

 

 これまでのオーストラリアとの対戦成績は11勝7敗10分け。11年以降は6勝4分けで10試合負けなし、森保政権下では2勝1分けとしていたが、アウェーで黒星を喫した。オーストラリアに敗れるのは09年6月17日のW杯最終予選(1-2)以来、16年ぶり。 

 

 前半はMF俵積田がドリブル、MF平河がミドルシュートと初招集デビュー組が見せ場を作った。しかし、決定機をものにできず、0-0で折り返した。 

 

 後半19分、背番号「10」のMF久保とMF中村が途中出場。久保は直後にグラウンダーのクロスを入れ、中村も相手DFをはがしてクロスを供給するなど、攻撃のスイッチを入れた。 

 

 同35分には、相手のクリアボールを拾った久保が右足でシュートを放ったが、わずかにゴール右に逸れた。日本が攻めあぐねる中、終了間際にスローインから右サイドを突破され、オーストラリアに先制点を奪われた。 

 

 すでにW杯出場権を獲得している日本は、今回の2連戦で国内外から7人を初選出。3月25日の第8戦サウジアラビア戦からMF鎌田以外10人が入れ替わった若手主体のメンバーでチーム力の底上げを図ったが、守備を固めるオーストラリアを崩すことはできなかった。 

 

 

 
 

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