( 297266 ) 2025/06/07 07:16:05 1 00 小泉進次郎農水相は、政府備蓄米の店頭販売が始まったファミリーマートを視察し、「コンビニのスピード感で備蓄米の普及につながる」と期待を述べた。 |
( 297268 ) 2025/06/07 07:16:05 0 00 コンビニで販売される備蓄米に関して、ファミリーマートを視察する小泉進次郎農水相(左)。右は同社の細見研介社長 =5日午前、東京都港区(代表撮影)
小泉進次郎農水相は5日朝、政府備蓄米の店頭販売を同日から始めた東京都内のファミリーマート店舗を視察した。小泉氏は「コンビニのスピード感で備蓄米の面的な展開につながる。背中を押される気持ちだ」と期待を述べた。
同社が取り扱うのは令和3年産米で1000㌧調達する計画。高齢者や単身者の購入を意識し、小分けして1キロ388円(税込)で販売する。東京、大阪の各10店舗から始め、約2週間で全国の約1万6000店舗に拡大する見込み。
5日は午前6時から順次販売を開始。小泉氏が視察した都内の店舗では、同8時から発売し、通勤客らが安い備蓄米を買い求めていた。
同社の細見研介社長は、同日朝に自身も茶碗2杯分の備蓄米を食べたことを明かし、「味はそん色なかった。1キロから試すことができ、(おいしくないという)不安感の解消にもつながる」と話した。
大手コンビニ各社は5月26日に受付を開始した大手流通事業者向けの随意契約で、年1万トン以上のコメの取り扱い実績という条件を満たせず落選。中小のスーパーや米穀店向けの随意契約に切り替えた。(高木克聡)
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