( 298531 )  2025/06/12 05:30:18  
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損害保険ジャパンの業務管理システムがサイバー攻撃を受け、約1750万件の個人情報が流出した可能性がある。

侵入者は顧客の住所や氏名、電話番号、生年月日、保険証券番号などを取得したが、情報の不正利用は確認されていない。

844万件は特定できない情報だが、残りの情報には保険証券番号や事故番号が含まれる。

損害保険ジャパンは被害者に個別に連絡し、セキュリティー対策の強化と再発防止に取り組むとしている。

(要約)

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SOMPOホールディングスと損害保険ジャパンの本社ビル=東京都新宿区で 

 

 損害保険ジャパンは11日、同社の業務管理システムがサイバー攻撃を受け、保険料を支払う顧客の銀行口座情報などを含む最大約1750万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。現時点で情報が不正に利用されたケースは確認されていないという。 

 

 サイバー攻撃は4月17~21日に受けた。その間、システムに侵入した第三者が顧客の住所や氏名、電話番号、生年月日、保険証券番号などを取得できる状態にあった。情報が流出したかどうかは確認できていない。 

 

 1750万件のうち、約844万件は保険証券番号や保険金請求時に必要な事故番号といった同社のデータベースと照合しなければ個人を特定できない情報だという。 

 

 同社は専用の問い合わせ窓口を設置するほか、情報漏えいした可能性のある顧客に対して今後個別に連絡する。同社は「本件を重く受け止め、セキュリティー対策の徹底を図り、再発防止に全力を尽くす」としている。【山口智】 

 

 

 
 

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