( 298928 )  2025/06/13 07:35:42  
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 農林水産省は12日、公式サイトで政府が備蓄している米のカビ毒検査を「任意検査」に変更したという一部報道を否定した。SNS上では備蓄米の安全性に対する懸念に注意喚起を行った。 

 

 農林水産省は、備蓄米の品質確認は「メッシュチェック」で実施していると説明。メッシュチェックとは玄米を金属の網に通し、品質の変化や異物の混入がないかを確認する作業。国もしくは備蓄米を買い取った業者がメッシュチェックによって品質を確認しているため、カビが生育する過程で生まれるカビ毒の検査が任意になったという報道は事実ではないと反論した。 

 

小泉進次郎農林水産大臣 

 

 公開している随意契約による備蓄米の売却案内については、「一部わかりにくい表現があった」と釈明。「随意契約による政府備蓄米の売渡しについて」のパンフレットに記載されていた「⑦品質確認を買受者自らが行う場合は、メッシュチェックを行わずに引き渡すことも可能ですので」という文言を「⑦メッシュチェック等の品質確認を買受者自らが行う場合に限り、国にメッシュチェックを行わずに引き渡すことも可能ですので」と修正。すべての買い取り業者に改めて通知するとした。 

 

 この発表にSNSでは「カビ毒検査」がトレンド入り。「カビ毒検査は国がやらなくてもいよい、としたとのことですね。事業者はやる義務がある・・国民は事業者を信用して、コメを買うことになる。なんだか不安」「『どちらか』だとうっかりどちらもやらないミスをしそうだけど、どちらがやったかはどうやってチェックしておるのかしら?」「これに対応して、各業者さんはきちんとコメント出された方がよいのでは」などのコメントがあがっている。 

 

 

 
 

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