( 300033 ) 2025/06/18 03:21:00 0 00 東横イン(写真:西村尚己/アフロ)
ホテルチェーン大手の東横インが2025年6月16日、提携サイトに提供しているホテル空室枠が一部、海外予約サイトで「転売」され、トラブルが生じているとして公式サイトで注意を呼びかけた。
■「正しい部屋タイプや日程のお部屋」確保されないケースなど
同社は「【注意喚起】一部の海外予約サイト(Agoda等)ご利用時のご注意事項」と題したお知らせを掲出した。「昨今、弊社が提携サイトに提供している空室枠が、一部のエージェントによって、海外予約サイト(Agoda等)で転売されており、以下のようなトラブルが発生しています」とし、下記のように説明している。
・お客さまがご予約した情報がホテルに通知されず、お部屋の確保がされていない。 ・お客さまの予約されたお部屋や日付とは異なった情報がホテルへ通知され、正しい部屋タイプや日程のお部屋が確保されない。 ・お客さまの予約完了からホテルへの予約通知に数日のタイムラグがあるため、ホテルでご予約の確認ができない。 ・ホテルで設定した宿泊料金よりも大幅に高い料金で販売されていることがある。 ・キャンセル不可で販売されることがある。
そのうえで「一部の海外予約サイト(Agoda等)」からの予約については、客自身で予約サイトに問い合わせるよう案内した。ホテルに連絡をしても、手続きの関係上、予約の確認・変更・キャンセル(クレジットカードでの事前決済を含む)が出来ないという。
「お客さまにはご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と伝えている。
発表はXでも拡散され、「東横インも激おこじゃん...『Agoda等』と名指しがジワる」「自分自身も1回予約できてなかったことがあった」「ホテルも転売か。。。」といった声が上がっている。
なお、東横インは公式サイトで、客室料金を頻繁に変動させない「原則ワンプライス」のポリシーを掲げ、「いつでも公式サイト予約が最安値」としている。
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