( 300128 )  2025/06/18 05:07:26  
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国内で年内に発売される新型「リーフ」(日産提供) 

 

 日産自動車は17日、電気自動車(EV)「リーフ」の第3世代となる新型モデルを発表した。課題だった航続距離や充電速度を改善し、大幅に性能が向上。販売不振が続く北米を皮切りに今秋に販売を始め、国内では年内発売を予定している。  

 

 モーター、インバーター(電力変換器)、減速機を一体化した新型「3─in─1パワートレイン」を採用。従来モデルよりも10%小型化し、静粛性の向上に加えてスムーズな走行性能を実現した。 

 

 フル充電後の走行距離は北米仕様(75キロワット時〈kWh〉バッテリー)で最大303マイル(約480キロメートル)。従来型と比べ、航続距離が4割超伸びた。日本、欧州仕様は600キロメートル以上の走行が可能という。最大150キロワットの急速充電器に接続した場合、10~80%まで最短35分で充電できる。 

 

 北米向け車両は栃木工場(栃木県)で生産。価格などの詳細は販売開始時期に合わせて各市場で発表する。 

 

 日産リーフは2010年、量産EVとして世界で初めて発売。過去15年間で計70万台を売り上げた。     

 

神奈川新聞社 

 

 

 
 

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