( 300223 )  2025/06/18 06:47:49  
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日テレNEWS NNN 

 

小泉農林水産相は17日、埼玉県の大規模農業法人「ヤマザキライス」の代表と面会し、“水をはらないコメ作り”=「節水型乾田直播」について意見交換を行いました。 

 

「節水型乾田直播」は、水をはらない状態の田んぼに種をまき、芽が出た後も水をはらず、最低限の水やりで稲を育てる方法です。小泉農水相と面会したヤマザキライスの山﨑代表取締役によると、長期にわたっての水の管理が必要ないため、従来の水田と比べて大幅に労力を削減できるとしています。 

 

小泉農水相も面会で「こういった新しい米づくりに対しての後押しが(農水省は)弱かったのではないかという指摘もいただいていますので、私はそういったところを変えていきたい」と述べ、生産効率を上げる新しい取り組みに対して後押ししたい考えを示しました。 

 

また山﨑代表取締役は、関東の生産者から見るコメの最適な価格について、生産者が60キロあたり2万4000円で販売し、店頭での税込み価格が「5キロで3500円」となる水準だとの見解を伝えました。 

 

この価格であれば、安定して生産を続けることができ、雇用の促進だけでなく、従業員の福利厚生を考えた経営や異業種の参入も可能だと訴えました。 

 

 

 
 

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