( 301928 )  2025/06/24 06:46:28  
00

大阪・関西万博の運営費が赤字にならないためには、1日平均で約13万人の来場が必要であり、現在の平均は10.9万人であることが明らかにされた。

万博協会は収支ラインを超えるため、少なくとも13万人の来場者数を目指す考えを示し、来場者には早い時期に訪れるよう呼びかけた。

また、入場券販売枚数が好調である一方で、真夏の時期の暑さで来場者数がどう推移するかが課題となる。

(要約)

( 301930 )  2025/06/24 06:46:28  
00

ABCテレビ 

 

 万博協会は23日、運営費が赤字にならない収支ラインに乗るためには、今後少なくとも1日平均で約13万人の来場が必要であるとの見通しを明らかにしました。 

 

 万博協会は大阪・関西万博の運営費(人件費や警備費など)が赤字にならない収支ラインの総来場者数を2200万人と設定していて、これを達成するためには開催期間を通して1日平均で12万人が来場する必要があります。 

 

 協会によりますと、開幕日以降、今月21日までの一般入場者数は計762万人で、平均して1日あたり10.9万人でした。 

 

 収支ラインに達する1日平均12万人に及ばなかったことから、今後は「少なくとも平均13万人の来場者数を目指す」との見解を明らかにしました。 

 

 協会の十倉会長は「この1カ月をみると、13万人を超えていた日が多かった。このペースを続けられれば、収支ラインを超える」とした上で、来場者に対しては会期後半はより混雑が予想されるとして、早い時期に訪れるよう呼びかけました。 

 

 20日までの入場券販売枚数は約1470万枚で、2005年に開催された「愛・地球博」と比較しても好調に推移しているといい、今後、暑さが本格化する真夏の時期に、来場者数を維持できるかどうかが当面の課題となります。 

 

ABCテレビ 

 

 

 
 

IMAGE