( 302193 )  2025/06/25 06:46:25  
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「ロングライフ牛乳」は常温で4か月保存可能な牛乳として開発され、森永乳業が販売を本格化させた。

高温で殺菌することで賞味期限を延ばし、さらに空気や光を遮断する容器も開発されている。

ロングライフ牛乳の需要は人手不足や物流コスト増加の中で商品入れ替えの頻度を低減し、フードロス削減にも役立つため、注目されている。

森永乳業は北海道に新工場を2027年に稼働予定で、海外への輸出も視野に入れている。

(要約)

( 302195 )  2025/06/25 06:46:25  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

常温で4か月間保存できる「ロングライフ牛乳」の販売が本格的に始まりました。開発の背景には、どのような狙いがあるのでしょうか。 

 

森永乳業がきのうから本格販売を始めたこちらの牛乳。一見、普通の牛乳に見えますが。 

 

記者 

「賞味期限は今年の10月。およそ4か月後になっています」 

 

賞味期限が4か月。いわゆる「ロングライフ牛乳」です。通常の牛乳より高温で殺菌することで、賞味期限が長くなっています。 

 

さらに、空気や光を遮断する容器を開発し、賞味期限は従来品の3か月から1か月延ばし、4か月になりました。 

 

「4か月賞味期限があればすごく助かる」 

「災害時、備蓄として出されれば、飲んでみる」 

 

ロングライフ牛乳は昔からありました。では、なぜ今なのか。 

 

その一つは人手不足です。2024年問題などで配送コストが上昇する中、賞味期限の長い商品はスーパーなどでの商品入れ替えの頻度が低くなる効果もあります。物流の負担軽減やフードロス削減にも繋げたい考えです。 

 

森永乳業は2027年に北海道で新工場を稼働させ、海外への輸出も視野に入れているということです。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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