自民党の前首相である岸田文雄氏は、与党が参議院で過半数を維持することの重要性を強調しました。参議院選挙で与党が過半数を割れば政治が混乱する可能性があり、政権交代も起こり得ると述べました。また、現在衆議院では少数与党の状況であることに触れ、野党との連携や連立について考え直す必要があると語りました。(要約)
岸田文雄氏
自民党の岸田文雄前首相は25日夜、与党が参院で過半数を維持する重要性を強調した。さいたま市で講演し、7月3日公示の参院選について「与党が過半数を割れば、ますます物事を決められない政治になる。政権交代も起こり得るかもしれない」と述べた。
参院選後に関し、衆院で少数与党になっている現状に触れ「野党とどう連携するか。連立も考え直さなければならない」とも語った。