( 302405 )  2025/06/26 05:06:56  
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会見に臨む斎藤元彦知事=25日午後、神戸市中央区(高田和彦撮影) 

 

兵庫県の斎藤元彦知事は25日の定例会見で、昨秋の知事選を巡って公選法違反容疑で書類送検されたことについて、「私としては公選法などに抵触していない認識に変わりはない」と述べ、違法性はないとの見解を改めて示した。 

 

7月3日公示の参院選に関しては、「基本的には公務優先で考えている」とし、特定政党や候補者の応援はしない考えを説明。最大の争点としては「物価高対策」を挙げ、「将来の日本の姿をどのようにしていくか、各党が論戦を交わされる。有権者がどういう候補者に投票されるかということだ」と述べた。 

 

昨年11月の知事選を巡っては、兵庫県警が今月20日、公選法違反容疑で斎藤氏とPR会社の女性代表を書類送検した。斎藤氏は定例会見で「書類が送付されたということで刑事訴訟法に基づく対応がされた」とし、「公選法などに抵触することなく適法に対応してきた認識。捜査にしっかり協力していくことが大事だ」と繰り返した。 

 

 

 
 

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