( 302538 )  2025/06/26 07:27:25  
00

巨人の田中将大投手がイースタン・DeNA戦に先発し、五回途中に14安打6失点で降板した。

投球は安定せず、直球の最速は147キロで奪三振は0だった。

試合で連続してピンチを迎え、主導権を握れずに6点を許した。

田中は自己分析し、成長が求められる中、次に向かう準備をしている。

田中は今季1軍で3試合に登板しており、日米通算200勝まであと2勝となっている。

(要約)

( 302540 )  2025/06/26 07:27:25  
00

 イースタン・DeNA戦に先発した田中将 

 

 「イースタン、巨人4-6DeNA」(25日、ジャイアンツタウンスタジアム) 

 

 巨人・田中将大投手が先発し、五回途中14安打6失点で降板となった。直球の最速は147キロ。毎回連打を許し、奪三振は0だった。 

 

 立ち上がりから苦しいマウンドとなった。初回、2番の石上には146キロ直球、梶原にはスプリットをはじき返され、1死二、三塁。2死から井上には右前へ2点適時打を浴びた。さらに柴田にもスプリットを捉えられ左前打。2死一、三塁から高見沢は中直でピンチを断った。 

 

 だが、二回も1死から四球を与え、森と石上の連打で満塁。梶原は一ゴロに仕留めたが、併殺崩れの間に3点目を許した。三回も2死から連打で二、三塁とされ、育成選手の上甲に2点適時打を浴びた。 

 

 四回は内野ゴロ2つで2死。だが、ここでも蝦名、井上に連打を浴び、四イニング連続でピンチ。何とか柴田を左飛に仕留め、初めてスコアボードに0を刻んだ。 

 

 イニングを重ねても修正できず、主導権を握れなかった。五回も先頭の高見沢、勝又、上甲の3連打で6点目を献上。森の送りバントが併殺となり球数が95球となったところで降板となった。 

 

 田中は「うーん。メリハリがなかったかなという感じですね。勝負球というところ、厳しいところをいかないといけないところで厳しくいききれていなかった。相手のバランスを崩す事ができなかったらああいう結果になった」と自己分析。「マウンドで投げている間にズルズルいくのではなく、違いを出したかったし、出すためにいろいろやったがうまくいかず、結果的に同じようになったのは残念だった」と振り返った。 

 

 今季から巨人入りした田中将は1軍で3試合に登板して1勝1敗、防御率9・00。5月1日の広島戦で3回3失点で降板後、2軍再調整となった。2軍ではこの登板前まで2勝1敗、防御率1・85の成績。前回登板は6回無失点と好投。1軍の先発事情も苦しい中、昇格に向けてアピールが求められていた。 

 

 日米通算200勝まであと2勝。試行錯誤が続く中、反省材料を整理して次に向かう状況は変わらない。「例えば真っすぐの走り自体は悪くなかったし。そういうところは監督、コーチにも話をしていただいた。自分としても手応えは悪くないので。コントロールもそうだし、今日はスプリットなんかは特にぼやけるような変化で良くなかったですから。そこを修正しながら。後はどういう風に打者を組み立てていくか整理して、練習していきたい」と前を向いた。 

 

 

 
 

IMAGE