( 302910 ) 2025/06/28 03:56:23 0 00 演説する蓮舫氏=東京・自由が丘駅前
立憲民主党が参院選(7月3日公示、20日投開票)全国比例で擁立を決めた前参院議員の蓮舫氏(57)が27日、東京・自由が丘駅前で街頭演説を行った。
「わたしの思いをお話しするのは1年ぶりです。お久しぶりです。蓮舫です」と第一声。集まった100人ほどの支援者からは拍手で迎えられた。
同党の野田佳彦代表(68)は27日の定例会見で、蓮舫氏について「やはり“ニュー蓮舫”。生まれ変わった姿で党勢拡大のために力を尽くして欲しいと願っています」と語っていた。蓮舫氏の演説は野田氏の会見の後。「ニュー蓮舫」という呼び名について、演説では「どうやったら新しくなるのか分かりません」と苦笑いだった。
蓮舫氏は昨年7月の東京都知事選で落選。落選後にSNSで「国政選挙はもう考えていない」「120万を超える人が『蓮舫』と書いてくれた。これで国政に戻ったら渡り鳥みたいだ」などと国政からは身を引くような思いをつづっていた。しかし演説では、この1年で「寄り添う気持ち」を学んだとし、「もっと強く優しくなれるとあらためて思っています」と前向き。「渡り鳥になってもいいから、もう1回国会で蓮舫を使っていただきたいと、あらためて思っています」と語った。
演説後には報道陣のぶら下がり取材にも応じた。参院選への出馬が都知事選後の「渡り鳥」コメントなどと矛盾するのではないかという意見があることについては「謙虚に受け止めるしかないと思います。発信に思いが欠けていたなぁというのはすごく思っています」と反省した。
都知事選直後には、自身のX(旧ツイッター)で「私にとっては神聖な戦闘服?白いジャケット、たくさんリサイクルに出しちゃった」と書き込んでいた。演説でも白の上着を着用していたが、ジャケットではなくカーディガン。ジャケットについて尋ねられると「もったいない精神を持ってて、断捨離するのに勇気がなくて、半分残してたんです」と照れ笑い。選挙戦が始まれば定番の白ジャケ姿で登場することもありそうだ。
(よろず~ニュース編集部)
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