元財務省官僚の高橋洋一氏が28日、ABCテレビの番組にリモート出演し、東京都議選の結果が国政選挙に影響することを分析しました。

彼は、自民・公明両党が参院選で46～53議席を獲得すると予測し、与党が過半数を維持するためには50議席が必要であると指摘しました。

高橋氏は、通常は50議席の獲得は容易とされるものの、データに基づくとその達成は危ういと警告しました。

（要約）

ABC朝日放送本社 

　元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が28日、ABCテレビの生情報番組「教えて！ニュースライブ　正義のミカタ」（土曜午前9時30分）にリモート出演した。 

　東京都議選で自民党は大敗。高橋氏は過去に都議選の結果が、直近に行われた国政選挙にかなり連動しているとのデータを分析し、参院選（7月3日公示、20日投開票）の自民党の議席を予測した。 

　都議選で自民・公明両党で議席獲得数をベースに高橋氏は参院選の議席獲得数を「計算すると、自民・公明で46～53議席」と予測した。 

　非改選の議席とあわせて与党で過半数の議席を維持するため、自民・公明両党であわせて50議席の獲得が必要になる。 

　「普通は自公で50は、ちょろい数字ですよ。でもね、データから見ると、けっこう危ない」と分析した。