名古屋市の広沢一郎市長が30日、定例記者会見中に倒れ、救急搬送されました。

市によると、疲れが原因と考えられ入院しましたが、早期復帰の見込みです。

会見中には、教育現場での盗撮事件に関する質問が多く寄せられた後に倒れましたが、搬送時には意識がありました。

広沢市長は「心配をかけて申し訳なかった」と述べています。

（要約）

名古屋市役所で行われた定例記者会見で、体調不良を訴え倒れ込む広沢一郎市長（中央）＝30日午前11時31分 

　名古屋市の広沢一郎市長（61）が30日、同市中区の市役所で開かれた定例記者会見中に倒れ、救急車で病院に搬送された。市によると、疲れが原因とみられ、経過観察のために入院したが、早期に復帰できる見通しだという。広沢氏は「心配をかけて申し訳なかった」と話している。 

　広沢氏は同日午前10時半から、会見に出席。市立小学校教諭が女子児童を盗撮し、画像などを交流サイト（SNS）で共有したとされる事件への質問などが相次ぎ、約1時間後、テーブルに突っ伏すように、前のめりに倒れた。消防局の職員らが駆けつけ、市内の病院に運ばれた。搬送時、意識はあった。