( 303783 )  2025/07/01 05:13:08  
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タレントのラサール石井(69)が、参院選の比例代表に社民党から出馬することを記者会見で発表した。

石井氏は「政治について発言することを1つの仕事としてやっていこう」と決意を述べ、SNSでの政治的発信が自身の芸能活動に制限をもたらしたことも懸念を表明した。

社民党の福島瑞穂党首は、石井氏の参加を歓迎し、党の目標達成に向けて全力を尽くす意向を示した。

(要約)

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参院選比例代表での出馬を表明し記者会見に臨むラサール石井氏。右は社民党の福島瑞穂党首(撮影・小沢裕) 

 

 タレントのラサール石井(69)が30日、国会内で会見し、参院選(7月3日公示、20日投開票)比例代表に社民党から立候補することを正式に発表した。「政治について発言することを1つの仕事として、これからやっていこうと決めた」と述べた。 

 

 27日まで、東京・新橋演舞場で「熱海五郎一座」の舞台を務めていたため、千秋楽公演を待って、公示直前の発表となったと明かした。 

 

 これまでSNSで政治的な発信をしてきたが、テレビ番組やCMに出られないなど、自身の発信を理由に芸能活動の一部が制限されたこともあったとして「ただ政治的発言をしているだけで、どうしてそうなるのか。でも、(政権を)擁護している人はテレビに出ている。政権を批判する人は、口を閉じていろというサインだと思った」と主張。「おとなしくしていようと思ったこともあったが、あきらめるのは、黙って見ているのは、もうやめようと思った」と、決意を口にした。 

 

 社民党は参院選で3人以上の当選か、全国で得票率2%を達成できなければ公選法上の政党要件を失うため、知名度が高い候補を探していた。 

 

 福島瑞穂党首も会見に同席し「政治を変えたいという思いのラサールさんが決意してくれ、本当にうれしく思っている。必勝に向け全力で頑張る。ラサールさんと一緒に、社民党は変わります」と述べた。 

 

 

 
 

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