( 304605 ) 2025/07/04 04:46:51 0 00 参院選の公示日に第一声を上げた、れいわ新選組の山本太郎代表=都内のJR新宿駅前
れいわ新選組の山本太郎代表(50)が3日、東京・JR新宿駅前で演説。この日に公示された参院選(20日投開票)の第一声を上げた。
れいわは東京選挙区(改選数6、非改選の欠員補充1)に、元衆院議員の山本ジョージ氏(62)を擁立。山本代表は山本氏と並んで「泥水をすすりながら生きてきた、そして“底辺”と呼ばれる人に寄り添い、2000人以上の人生を立て直してきた山本ジョージにお力を貸していただきたい」と応援演説。その上で、「みなさん、生活苦しいですか」と呼び掛け、「国民の6割が『生活苦しい』と言ってます」と訴えた。
山本代表は「物価高だけではなく、先進国で唯一、30年も不況が続く日本にコロナがやってきた。それでも、何とかしますとしか言わない、政治は無策です。物価高対策で『2万円差し上げます』と言われても生活が立ち直りますか?食料品のみ1年間のみ消費税減税。これっぽっちでどうにかできる状況ではない。国民の6割が溺れているのと一緒」などと指摘した。
続けて「今すぐ消費税を廃止すれば、あなたの使えるお金は平均的な世帯で1年間30万円です。月々に直せば2万5000円、生活を助けることになる」と打開策を提示。「消費税によって一番苦しい思いをしているのは中小・零細企業。あらゆる業種で過去最多の倒産件数をマークしている。こんな狂った政治は終わりにしましょうよ。消費税の廃止は日本をよみがえらせる第一歩です」と呼び掛けた。
さらに「生きているだけで価値のある社会を作りたい。『そんな“お花畑”みたいなことは無理だ』と思うのは、ひどい社会の中で毒されている証拠。今の社会は生産性で語られる。役に立っていないとあなたの存在は意味がないとされる。そんな地獄をこれ以上、広げたくない。あなたこそがこの国のオーナー。総理大臣なんて雇われ店長に過ぎません」などと訴えた。
演説後、マイクを使って聴衆にもメディアとのやりとりを可視化する「公開マスコミ取材」を実施。「新興政党の出現」について見解を求められた山本代表は「私たちがどうにかできる話ではなく、私たちらしくやっていく、それ以上、それ以下でもない」とし、「一番の争点は失われた30年を40年にしないこと」と宣言した。
(よろず~ニュース編集部)
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