( 304790 ) 2025/07/05 03:29:42 0 00 日テレNEWS NNN
NNNは参議院選挙の序盤の情勢を分析しました。その結果、自民党と公明党の与党が非改選議席を合わせて参議院全体の過半数を維持するのは微妙な情勢であることがわかりました。また、 国民民主党や参政党が大幅に議席を増やす勢いです。
NNNは読売新聞と今月3日と4日に参議院選挙の情勢調査を行い、独自の情勢取材も加えて分析しました。その結果、自民党は選挙区と比例代表合わせて40議席台の前半にとどまる見通しで、改選の52議席を大きく下回る情勢です。
また、公明党は改選14議席を下回り、10議席を獲得できるかギリギリの戦いを強いられています。
石破総理が目標に掲げる自民党と公明党の与党で非改選議席を合わせた過半数確保には50議席が必要ですが、今回の分析では確保できるかは微妙な情勢です。
一方、野党の立憲民主党は、選挙区と比例代表合わせて改選の22議席を上回り、20議席台後半をうかがう勢いです。
また、国民民主党は選挙区で複数の議席を獲得し、比例代表でも議席を大きく伸ばす情勢で、合わせて10議席台後半を獲得する勢いです。
日本維新の会は、大阪などの選挙区で議席を獲得する勢いの一方、比例代表では、3年前は野党最多の8議席を獲得しましたが、現時点でそこまでの勢いはありません。
共産党は選挙区、比例代表あわせて改選7議席を割り込む情勢です。
れいわは改選2議席から議席を上積みする可能性があります。
また、東京都議選で躍進した参政党は選挙区で複数議席を獲得する可能性があるほか、比例代表でも大幅に議席を増やす勢いで、合わせて2ケタ議席をうかがう勢いです。
保守党、社民党は比例代表で議席を獲得する可能性があります。
再生の道は議席獲得は見通せていませんが、比例代表で1議席を獲得する可能性は残っています。
ただ、今回の調査では一定の回答者が投票先を明らかにしておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性もあります。
NNN・読売新聞 参院選情勢調査(7月3日・4日に全国で実施) 電話調査 52,856人が回答 ネット調査 87,681人が回答 合計 140,537人が回答
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